30話 2日目は名所巡りです
修学旅行編!
さて2日目ですね。1日目は何もなかったです。はい。あれは何でもありません。
まずは清水寺にやってきた。朝はやいので比較的混んでなかった。かと言って朝はやく出る理由にはならない。うん。だね。
「龍輝君、はい! 」
葵が水を飲んで次はあなたの番よと圧をかけてきたんじゃないか? 間接キスになるだろぉ! ちゃんと気をつけろぉ!
「いや俺はいいよ。色々諸事情あるからさ」
「うん? まぁわからないけどわかった……」
まぁ分からなくていいよ。と言いつつやっぱり飲んでおけばよかったかも……いや! ない!
その後は金閣寺。森脇がふと話しかけてきた。
「葵さんって金閣ぐらい輝いているよね」
「おい、森脇。お前だんだんキャラ崩壊していくなよ? 頼むぞ? 」
「でも思わない? 」
「まあ確かにあいつは美少女だけどさ」
「負けないよ? 」
「俺は勝負してないんだが」
その後バス移動で奈良へ。東大寺でふと森脇が話しかけてきた。
「葵さんの心ってさ、この大仏のようにが広いよね」
「いや、そこは海とか銀河とかにしとけ」
あと奈良と言えば鹿だ。
「鹿せんべいに皆寄ってくる……まるで葵さんのようだ」
「おい森脇! お前何となく気付いてたけど葵のこと好きすぎるだろ! 」
「まあまあ落ち着いてもちついて」
「おっす」
そう言って剛が現れた。手には木刀。
「剛さ、その木刀邪魔になるくね? 一番修学旅行で買ったらダメなやつよそれ」
「知らない。俺もいつのまにかこれを買ってんだ! 」
いや宗教勧誘かよ。
その後色々まわり、バスでホテルに戻る時間になった。バスでふと森脇が話しかけてきた。
「僕、明日告白しようと思うんだ」
「だからさ。なんだこの展開は!? あと森脇さんよ。キャラ崩壊しすぎだ。お前はヤムチャか」
修学旅行は災難続き……
是非感想お待ちしています!




