20話 選挙編スタート!
今回から選挙編
文化祭も終わりいよいよ選挙が始まる。始まると言っても広報活動期間が2週間あるのでまだ選挙当日まで時間はある。お前無理だろと思う方! その通り!
「よろしくお願いします」
俺は立候補するための資料を出した。大事なやつ。
察してくれ。大事なやつよ。
「資料出した? 」
教室に戻ると葵が話しかけてきた。
「出した出した」
「頑張ろうね! 」
「暗い俺には難しいかもしれないけどなぁ」
「大丈夫よ。龍輝君は結構有名になってるしね」
「え? 」
昔はただ平凡に過ごそうと思っていたが、葵達と話していたりして、結構有名になっていたそうだ。わぉっ! 怖い〜!!
次の日。俺は候補者リストをみる。
「なるほどねぇ……これはすごいことになったね」
生徒会メンバー選挙
1年生 3人から1人選ばれる。
2年生 6人から3人選ばれる。
ちなみに奈々は立候補しなくても本人がやりたいと言えば大丈夫。そのまま2年後期から3年までまた生徒会に所属できる。そこは便利だよね。たぶん政治家に聞いたらめっちゃええやん! とか言いそう。
1年生で目にとまったのは朱音だ。あいつも立候補してたのか。それより問題は2年生。
・鈴木葵
・伊達理香
・伊藤龍輝
・森脇優
・帝王理香様の側近。ドドリアさん。
・モブそうな本田君
と書いていた。復活の伊達理香だね。しれっと森脇も立候補していた。そんな中帝王が歩いてきた。
「関わらないって言ってたよな? 」
「それは1学期まで。リベンジさせてもらうわ」
「屁理屈やな……まあでも」
「でも? 」
「なんでもない」
「気持ちわる……」
ちなみに俺が言いかけた言葉知りたい?
「お前がいるなら俺は当選できそうだわ」だよ!
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