アクア紹介
とりあえずアクアには僕の部屋の部屋でくつろいでもらって、夕食の時に紹介と仕事先の相談をすることにした。テトは異空間に帰りしばらくすると夕食となり、リリが迎えに来てアクアのことを誰なのか不思議がっていたが、夕食の後に話すと説明してとりあえず食堂に向かった。皆が席につき食事が始まった。もちろんアクアも食べている。
「ユリスそろそろ紹介してくれてもいいんじゃないか?」
父上も気になるようでせかしてきた。
「父上もせっかちですね。わかりました。僕の隣にいるのは魔法王国時代に作られたアンドロイドです」
僕がアクアのことを伝えると父上と姉上は口に含んでいたスープを吹き出しそうになったのを我慢したせいでむせていた。
ゴホゴホ 「ユリス貴方またとんでもないものを連れ帰ってきたわね。」
「まったくだ」
うむ。父上もそう言うか。これは魔法王国の遺産のことは言わないほうがいいかな。
「お兄様何か隠してるでしょう?」
げ、アリスが感ずいたか。
「な、なんのことかな???アリス、、、」
慌てて声が裏返ってしまった。
「これは有罪だな。」
「そうですね。お父様私もそう思います」
ち、父上と姉上にも気づかれた。
父上達の目が必ず聞くと語っていたことからこれ以上の抵抗はあきらめ今までの戦利品を見せ今日のことを話した。父上と姉上はまたかと言う顔をして頭を抱えてしまっていた。例外は母上とアリスと兄上達だ
アルフォンス兄上はジョブにつくと今より強くなれるというこに食いつき、アルバート兄上は持ってきた魔道具を見せろと迫り、アリスと母上はアクアに興味津々でいろいろと話しかけていた。そんな中アリスが話しかけて来た。
「お兄様お願いがあります。アクアさんをアリスの専属メイドにしてください。」
「う~ん、、、理由を聞いても?」
「はい。お話しててとても楽しかったからです」
アリスはとても楽しそうな顔をしていた。
「僕は構わないけど、、、アクア君はどうなんだ?」
「仕事先を探していたので丁度いいかと。アリスちゃん可愛いですし。」
ふむ結局家で雇うことになったか。あれ??お給料は誰が払うんだ?
「父上アクアをアリスの専属メイドとして雇いたいのですが、大丈夫ですか?」
父上は顔を上げてこちらを見る。
「構わないがメイドとしての能力はどれくらいだ?」
父上は少し不安そうに言った。
「私の能力は魔法王国王家のメイド長と同じぐらいです。後、護衛もできるように作られているのでそちらでも期待していただいて結構です。」
「わかった。なら雇おう給金は仕事ぶりを見て決めることにしよう」
[はい。わかりました。よろしくお願いします」
こうしてアクアは我が家に入った。
アリスはアクアが自分専属になったのが余程嬉しかったのかその場で飛び跳ねていた。