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ダンジョンの秘密

次の日の朝


朝食を取るとシルビア達を連れて祭殿に転移しシルビアとシルクと別れた僕とエルは倉庫に転移した。

エルとの話し合いでそろそろ下の階を目指すことになり、手分けしてまだ収納してない物品を通路の中央に集めボックスにしまっていった。


「さてそろそろいいかな。サクラ漏れはないかな?」


先行者特権で全て持って行くつもりだ。


「はい。すべて収納済みです」


「わかった。ありがとう」


確認作業が終わったのでさっそくテトを召喚した。


「テトこれから下の階に向かう。しっかり頼むぞ」


「おうよ。任せてくれ。最近出番無かったからな」


盾を振り回してる表情が楽しそうだ。もうちょっと出番を考えるかなと思う僕だった。サクラからデータをもらい下の階層に降りると目の前には巨大な扉があった。扉には古代時代の絵が彫られており1つの芸術作品となっていた。


「ご主人様何かきます。」


とサクラが言った瞬間扉がすごい音を出して開き出した。


扉に見とれていた僕とエルは驚き慌てて迎撃体制を整え様子をみていると、銀髪で目は薄緑のメイド服姿の少女がこちらに歩いてきた。


「貴方達にお話があります。ついてきてください。」


と言うと少女は反転しどんどん先に進んでいる


「どうする?」


僕はエルに聞いてみた。


「罠かもしれないけどそん時はその時でどうにかすればいいんんじゃない?」


「そうです。ご主人様このままでは何も始まりません」


サクラも賛成意見か


「俺はご主人に任せるぜ」


テトは棄権と


「わかった。あの少女を追おう」


僕達は方針を決めだいぶ先まで歩いている少女を追いかけた。僕らが追いつくと目の前には前世で言うエレベターがありそれに乗り下に降りるとそこはなんとそこは飛行船の駐機場だった。


「ユリス僕は夢を見ているのだろうか?古代の飛行船がこんなに」


エルは驚いていたが目を輝かせ飛行船を隅々まで見ていた


そんな中少女が話し始めた。


「私の名はアクア今では滅亡してしまった魔法王国の技術者に作られたアンドロイド貴方の名前は?」


魔法王国時代に作られたって!!!驚きのあまり固まってしまいすぐに返事ができなかった。


「どうしたのですか?」


「あ、ごめんなさい。驚きが大きすぎて固まってしまいました。」


そう説明するとクスクスと笑われてしまった。


恥ずかしい。


「僕の名前はユリス、右隣にいるのがエル、妖精がサクラ、最後に盾を持ってるのがテトだよ。」


僕は恥ずかしさまあって少し早口になってしまった。


「ではユリス貴方達を適合者と認め隠しダンジョンの秘密を話したいと思います。」


「ちょっと待って適合者て何?」


僕は慌てて口を挟んだ。


「適合者とはこのダンジョンを見つけここまで来れたもののことを言います。」


「なるほど」


「説明に戻ってもよろしいですか?」


「はい。お願いします。」


僕たちはわくわくしながら説明を待った。




「邪神戦争と疫病によって魔法王国は滅びようとしていました。そこで問題視されたのが王国の遺産です。馬鹿なものにこの遺産をを渡せば世界は滅びると言う結論になり、各地に隠しダンジョンを作り遺産を隠しちゃんとした順番で隠しダンジョンを周り、契約神獣を呼び出して神獣がだす課題に答えを出せたら、封印した魔法王国の扉を開ける鍵の1つを与えるようにしました。。以上になりますが質問はありますか?」




「ここは貴重なモンスターもいますがなぜですか?」


「はい。エルさんそれはダンジョンが貴重なモンスターの保護区にもなっているからです。」


なるほどとエルは納得していた。


「ここにくるまでに得た魔道具や鉱石はどうすれば?」


「それはユリスさん達のものですのでお持ちいただいて大丈夫ですよ」


返せなんて言われなくてよかった。ま、言われてもコピーするだけだけど。



「それで僕たちの順序は合ってるの?」


「はい。ユリスさん合ってますよ。最初は私の説明を聞いてもらうことになってますから」


「あといくつぐらい隠しダンジョンはあるの?」


「はいエルさん。それは秘密です。」


エルはがっかりしていた。そんなに落ち込むなよエル


「じゃあここにも神獣がいるの?」


「いえ。ユリスさんここにはいません代わりに私がその役割を負っています。では課題を出します。私地上に連れてって自由にして下さい。」


「「「え〜!!!そんなことでいいの?」」」


どんな課題が来るのか身構えていたが拍子抜けだな


「はい。ここにいるのも飽きました。お願いします。」


ま、魔法王国が滅びたのはだいぶ前だからな。そりゃあ飽きるのも無理ないわ。


「わかった。外に連れてくよ。でも外に出た後はどうするの?」


「はい。ユリスさんもしよろしければ働き先を紹介していただけませんか?」


「わかった。ならとりあえず僕の屋敷に行こう」


「はい。その前にこれを渡しておきます。」


渡されたのはピンク色の水晶玉だった。


「もしかしてこれが?」


「はい先ほど話した鍵の1つです」


「わかった。皆んな僕がBoxで管理していいかな?」


「「「お願いします。」」」


「じゃあ帰りますか」


「「「賛成」」」


皆んなの賛成も得れたのでアクアも連れて自宅に転移した。












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