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ダンジョンで

次の日  


朝起きると丁度エルも起きた所でお互いに挨拶する。


「おはようエル」


「うん。おはよう」


コンコンガチャ「ユリス様おはようございます。」


いつもとおり、リリが入ってきたけど眠そうにしているから訳を聞いてみた。


「リリ眠そうにしてどうしたの?」


「昨日遅くまで奥様達とお酒を飲んでいたので」


詳しく聞いてみると母上達がお風呂から上がると、父上達がバーテンダーにいろんなお酒を作らせている所にでくわし自分たちも未知のお酒を飲みたいと言う意見で固まった母上達が乱入して男性人を追い出してるとこにでくわし混ぜてもらったそうだ。


ハァ~まったくしょうがないな。


そんなしょうもないリリの後について部屋をでて食堂に入るとおちびちゃんずが駆け寄ってきた。


「お兄様アリスまたグリフォンに乗りたい」


アリスは笑顔でお願いをしてきた。


「突然どうしたんだ?アリス?」


「今日起きた時にグリフォンに乗ったこと話したらシアちゃん達も乗りたいって」


「「お願いします。お兄ちゃん」」


2人とも可愛い笑顔でお願いしてきた。


ハァ~これはもう断れないでしょ。


「しょうがない。いいよ。ただし、僕たちは行けないからアストに頼むけどしっかり言うこと聞くんだよ。」


「「「はぁい。やった」」」


とても嬉しそうにしている。


「ユリス」


いきなりギルさんに呼ばれた。


「俺も行ってもいいか?俺も乗りたいんだ」


と言うと母上と伯母上もついていくと言い出した。


シルクたちも行きたそうにしていたが学校があるのであきらめたようだ。


「ユリス後で僕も乗せてくれないか?」


エルがえんりょうぎみに聞いてきた。


「うん。構わないよ」


返事をしたとたんシルビアたちと姉上リシアさんに私達もと言われ承諾した。


そんな騒動にひと段落つくと朝食が始まり、うちの朝食が初めての組は食べたこともない料理の味に驚き、叔父上達は料理人をここに修行に出そうかと真剣に相談していた。


おちびちゃんずには食後のデザートに能力でプリンを出してあげた。


「お兄様プリンおかわり」


「「あ、ずるい私も」」


こんな様子でとても美味しかったらしくかなり喜んでいた。


ちなみに大人と僕たちは、僕の気分でチョコレートケーキを出した。


食べ終わった後はアストを召喚して訳を話し入り口を開いて後を任せ僕達は学校の祭殿まで転移した。


「「じゃあね。ユリス君、エル君」」


シルビア達は自分の部活に向かった。


今日はまた倉庫を探索するつもりなのでテトは召喚せず一気に倉庫まで飛んだ。


倉庫に着くとエルと一緒に魔道具のコーナーを歩きながら鑑定を発動して見極めていた。


「ユリスいろんな魔道具があるね。売ったら一生遊んで暮らせる額のもあるんじゃない?」


エルは目を輝かせて聞いてきた。


「うん。あるよ。そこの棚の一番下の研究機材なんかそうだよ。」


エルは驚いた顔をしている


「へぇ~これがね」


話しながら見ているととんでもない物を見つけてしまった。


「エルこの魔道具やばいかも。」


手が震えていた


「どうしたの?ユリス?」


エルは初めて見る僕の様子に困惑ぎみだ。


「この魔道具でジョブにつくことによって今よりさらに上の実力に手が届くんだ。」


「えーなんだって!!!」


エルは物凄く驚いていた。


「エル発見者特権で僕達が最初にやらないか?」


「そうだね。やろう」


エルはとても興奮していた。


「サクラこれはここに手を載せて魔力を流せばいいのか?」


鑑定で知っているが一応確認する。


「はい。それで合ってます」


魔力を流す。


「わぁびっくりした。いきなりウインドウが出て来たぞ」


「え?僕からは何も見えないけど?」


なるほど。他の人には見えないのか。


「エルこれ見えるの自分だけ見たい」


「なるほどね」


さっそくジョブを見ると表示欄が亜神一択になっていた。


「亜神てハァ、、、」


「ユリス本当にジョブ亜神だったの?」


つぶやきが聞こえていたらしくエルが聞いてきた。


「うん。亜神一択だった」


そう答えるとエルは唖然としていた。


「エル大丈夫?」


「うん、、、何とか。さすがユリスとしか言いようがないね。」


言い返すことができない


「じゃ次は僕の番だね。」


エルが手を置くとすぐ何かをいじる動作をしていた。


「よし決定」


どうやら決まったようだ


「エルどうだった?」


「うん。商人と剣士が出て剣士にしたよ。」


さすがエルブレないな


「ご主人様カードをご覧ください。」


いきなり桜にカードを見るように言われ見て見るとジョブがカードに記載されていた。


「エルカードを見たか?」


「うん見たよ。職業まで書き込まれるなんて驚きだ。」


全くだ


「アリス達も達も気になるし今日は帰るか。」


「そうだね。」


エルの様子からして妹のことがかなり気になっている感じだった。


入り口を妹達の近くにつないで出て見るとちょうどグリ達から降りている所だった。


最初に僕等に気付いたのはアストだった。


「ユリス様お迎えに来られたのですか?」


「ああ、そんなところだ。」


アストと話しているとシアちゃんがお兄ちゃんと言いながら走ってきた。


「お兄ちゃんハァハァ、シアねお願いがあるの」


目線をシアちゃんに合わせるぐらいに腰を落とした。


「何かな?」


「あのね騎士のお姉さんをシア専属にして欲しいの。遊んでもらって楽しかったの」


しょうがないな


「アストその騎士を連れて来てくれないか?」


「かしこまりました。」


連れて来てくれたら隊員は髪は銀髪のショートで目は薄い青色だった。


「君はシアちゃんが専属になってほしいそうだが君の意見は?」


「お許しいただけるなら是非」


これで本人の意思は問題ないと。後は隊長のアストだな


「アストはどう思う?」


「は、彼女なら問題ないかと。剣の腕は副団長の次にたちますし」


なら問題ないかな


「なら許可しよう」


「やった」


許可を出した瞬間2人で喜びあっていた。


「ユリス君」


叔母上が話しかけて来た。


「専属じゃなくていいから女性だけで編成した騎士団を王城へ派遣してもらえないかしら?」


「理由を聞いても?」


「女性の騎士が少なくて行動に支障が出てるのよ。アストさんに聞いたらユリス君の許可があれば全く問題ないって。お願い」


叔母上目がギラついてるよ。もし拒否ったらどんな目にあうか、、、


「わかりました。編成を許可します。アスト編成を頼む」


「かしこまりました」


アストには迷惑かけっぱなしだな。今度お酒でも持って行くかな


「ね、ユリスお兄ちゃん。あれて、なあに?」


リアちゃんが丘の上の屋敷を指差して聞いて来た。


「あれはお兄ちゃんのお屋敷だよ。」


「何があるの?」


「温泉がいっぱいあるよ」


「温泉!!」


と伯母上が反応し、しまった!!と思うも時すでに遅し叔母上に捕まり案内させられる羽目になった。

















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