王都屋敷改造
明日更新分ではユリスがバカ貴族に評価決闘をしかけますお楽しみに
馬車に乗るとなぜか姉上やエイミー母上もついてきた。しかもなんか目がぎらついていて怖いし理由を聞いてみると、温泉とボディーソープシャンプーが理由だった。女性の美にかける執念は凄まじいな、こんな状態で化粧品までだしたらと考えたらやばい寒気がしてきた。兄上達も面白そうだとか言ってついてきてるし。
「ユリスこの馬車どこの高級ホテルに喧嘩売ってるの?」
「姉上喧嘩売ってるなんてひどいです。そこらへんの高級ホテルごときが、僕の馬車にかなうはずないないじゃないですか。だから喧嘩を売る必要はありません」と言うとなぜか皆あきれた表情をしていた。
「まユリスだからな」
「そうねあなた」
「ひどいです父上母上」と抗議したがなぜか無視された
そんな話をしていたら教会についた。用事があるのは僕だけなので、僕だけ降りて礼拝所で祈のっていると目の前が真っ白になり神様が現れた。
「ユリス君久しぶりじゃの」
「はいお久ぶりです。最高神様今日はどのような御用でしょうか」
「いやたいしたことではないのじゃが折り入って頼みがあっての。そのユリス君の家に礼拝堂を作って、お菓子や料理をおいてわしらも食べれるようにしてほしいのじゃ。皆この前もらったお菓子を気に入ってしまってまた食べたいと騒いでおるんじゃ」
あーあのお菓子か神様達に気に入ってもらえたのは嬉しいけど、神様でもおいしい物には飢えてるのかな?
わかりました。立派な神殿を作ってお供えさせていただきます
「おー本当かユリス君ありがとう。お礼に世界樹の種をあげよう」
「ありがとうございます」
最高神様にまた会おうと言われ、目の前が真っ白になり僕は礼拝所に帰ってきた。
周りに人がいなくて助かった。こんな所みられたらやばいからな、と思いながら馬車に戻ると皆に遅いと怒られた。早く改造して温泉に入りたいらしい
このままゆっくり行けば間違いなく僕は殺される、と思いサクラに協力してもらって屋敷の前まで転移したらいきなりのことで皆放心状態となり、元にもどったら皆に盛大なため息をつかれた。皆のためを思って転移したのに解せぬ。
「父上ここが僕の屋敷ですか?古くありませんか?」
「そうだ王都にある屋敷はほとんどうまっているから古いのしかないんだ。これでも王家が管理してきたから他の物件よりかなりましだぞ」
はぁそうゆうことなら仕方ない。魔法で綺麗にしちゃいますか、クリーン魔法を使うと建物は建築当初の輝きを取り戻しそれをみた皆は唖然としていた。
「ユリス少しは自重しろといっただろう」
「父上僕は無理だとお答えしたはずです」
胸をはりそう答えると皆にあきれた表情をされた
「オホン、では僕は一旦屋敷の改造をしてくるので失礼します」
家の中を全部見て回ると客室10 寝室27執務室2 図書室1トイレ2箇所キッチンサウナ風呂パーティ会場食堂が1つずつの配置だった。
さて寝室を1つ潰してまず神殿を作ろう。部屋に空間拡張の魔道具を設置して、空間を広げて頭の中にあるイメージを魔法で具現化して、材料は古代金属と石材を使って設置したら柱には竜や神の彫刻をほどこして、壁には壁画を配置して、お祈りの場所には神様達の銅像をおいて完成。どこにも負けない神殿ができたな
トイレと温泉は自動改造装置をつかって改造完了。ちゃんと詳細を説明しろって?この前説明したから今回はめんどくさいのでなし笑
次は研究開発室とトレーニングルームを作ろう。まずは研究開発室かな、まずは空間拡張の魔道具で空間を拡張してとうーん何が必要かな?
「サクラ何が必要かな?」
「そうですねまずはご主人様の世界の基本実験道具と、魔道具スキャナーに解析道具とシステム 触媒 属性判定機 魔力感知器 魔力質量計 変換比率検出器 物質検出器 物質変換機があれば問題ないはずです。何か必要であればそのつど足せばいいかと」
それもそうだと同意して今サクラに言われた物を全て出して研究室は完成。どんな研究しようかな考えるだけでわくわくしてくる。
さて次はトレーニングルームだな、ここは地球のジムにあった器具をすべてだして、テニスとロッククライミングができるようにセットしてと完成。
他はキッチンをシステムキッチンにして、魔道コンロと揚げばを設置して風呂場に、入れただけでクリーンがかかる洗濯機をおいて、各部屋の絨毯やソファーベットなどを派手ではない高級品と交換して、冷暖房装置もつけて最後に魔道ソーラ発電システムを屋根につけて電気を使えるようにして、ようやく我が家の改造は終わった。
「おまたせしました。今改造が終わりました父上達は温泉に向かわれますか?」
「いやそうしたいのはやまやまなのだが、お前がどんな改造をしたのか気になるという意見でこの場の皆の意見がまとまってな、すまないが案内してくれないか?」
どうせユリスは自重せずにやりたい放題やっているだろうから今のうちに確認しておかなければな。
「わかりましたではこちらへ」
といって皆をまずは神殿に案内した所予想したとおり皆神殿を見て唖然としていた。
「ハァユリスなぜ神殿が家の中にあるんだ?」
お祈りにいった時のことを話すと皆驚くとともに父上と母上は驚きすぎて気を失って倒れてしまった。しばらく待つと父上と母上が意識を取り戻した。
「大丈夫ですか父上母上」
「大丈夫だユリス本当にお前は規格外だな」
「ええ本当にでも教会の人間には知られてはだめよ。確実に面倒ごとになるから」
「わかりました」
と答え次は研究室に案内したらアルバート兄上の食いつきがものすごかった
「ユリスここにおいてあるのは魔道スキャナーじゃないかい?」
「そうですよ」
「やっぱりここにある道具は皆古代魔法王国時代の文献にあるだけで、実物は失われてしまった物ばかりなんだ。まさかこの目で見られるなんて」と目をきらきらさせていた。
「ユリスこれは実際に使えるんだよね?」
「はい使えますよ。使えなければ置く意味はないですからね」
「よしならユリス何か適当に魔道具をだしてくれ」
と言われたので魔道具をだしてあげると使いたいと言うのでサクラを助手において僕達はトレーニングルームに向かった。
トレーニングルームの説明は皆に好評だった父上とアルフォンス兄上にはトレーニンが、母上達女性人にはテニスが好評だった。なぜもっと早く教えなかったのとその場でお説教され絞られてしまった。父上と兄上はそ知らぬ顔で遠くに避難していた。僕はこれを見たとき絶対仕返ししてやると心に誓った。
「さてユリスもうお昼だけど準備はできてるのかしら?」
「はい、料理長に伝えてあるのでもう作ってくれているはずです」
と答え食堂に案内する、料理は、から揚げやビーフシチュウなど地球の料理だ。新しいレシピと食材を渡し調理場も改造してあると伝えると料理長は一目散に飛んでいって料理を作っていた。
皆最初は見たこともない料理におっかなびっくりだったが、一口食べるとよほどおいしかったのか次々に手を伸ばしかて完食していった
「決めたはユリス私ここに住むから部屋頂戴」といきなり姉上が言ってきた
[ずるいです姉上なら僕も住みます」とアルバート兄上
なら俺も私もとアルフォンス兄上とアリスもいいだし収集がつかなくなってしまった。
「なら皆で住めばいいのよ私もここ気に入ったし」
「あらいい案ね私も賛成だわ」とエイミー母上まで賛成してしまって父上を見るとあきらめろと表情でいわれ皆の圧力に屈指住むことを認めるしかなくなってしまった。