ユリス貴族になる
次は明日投稿します
謁見の間
「皆今日はよく集まってくれた辺境伯領にて起きた反乱を鎮圧した若き英雄を紹介する。ユリス フォン ガリウスだ」
おーお
幼いなどいろんな、どよめき声が聞かれる
「彼がいなければ内乱は続き帝国が介入して来ただろう。実際後少し遅ければ介入を許す事態となっていた。そこで最年少授与年齢ではあるが、子爵の位と屋敷と白金貨10枚授与することにした」
最年少とゆうこともあって会場がざわめき立つ、[しずまれユリス殿宣誓の言葉を] との宰相の言葉に従い宣誓の言葉を述べる。
「この身の全身全霊を持って、国王陛下に忠義を尽くし、国の発展のため全力を尽くします」
「では、これにて授与式を終わる、国王陛下ご退出をお願いします」
不満そうにしている貴族もいたが、僕が陛下の甥にあたるのと、陛下が決めたことに今更口を出すのも憚られたようだ。不満そうにしてる貴族は、要注意だなこうして授与式は終わった。
帰り道 馬車の中
「ユリス、わかっているとは思うが、最後ユリスのことを不満げに見ていた連中には、気をつけろよこの先何か仕掛けてくるかもしれん」
「わかっていますよ、父上」
「ならいい、話は変わるが屋敷に帰る前に、姉のアレシアをギルドで拾って行くからな」
「はい、でも僕達が会うのは初めてですよね?」
「そうだな、お前達が生まれてから、忙しくて帰ってきてないからな。ユリスが生まれた時は獣王国まで護衛の依頼を受けていて帰ってこれなくてかなり悔しい思いをした、と手紙がきてたな」
この話を聞く限りだと、悪い人ではなさそうだな、冒険者みたいだけどランクはいくつなんだろう聞いてみるか
「姉上は、今ランクはどれなんですか」
「確かSランクになって、自分のギルドを作ってギルド長をしているはずだぞ」
すごいな姉上、Sランクなんていつか手合わせしてもらいたいな、なんて考えていると馬車はギルドに着いた。
父上が呼んでくると、馬車を降りギルドに向かい、少したつと銀髪の巨乳美人が乗り込んできた
「アンジェラお母様、おひさしぶりです」
「ええ、ひさしびりねアレシア、元気そうでうれしいわ」
「はい、ありがとうございます。ここにいる二人がそうですか?」
「ええそおよ」
「はじめまして、貴方がユリスで奥にいる女の子がアリスね、私はアリシアあなた達の腹違いの姉よ、よろしくね」
「はいよろしくお願いします」
と返事をしたら、姉上が僕とアリスを抱きしめてきた
胸が押し付けられて苦しい、でも男としては役得だ
「アリシア、それくらいにしておきなさい、二人が苦しそうにしているよ」
「ごめんなさいお父様、かわいかったもんだからつい」
といい僕達を解放してくてた僕は解放されてうれしような、悲しいような複雑な感情だった
家につくと長男のアルフォンス兄上と、次男のアルバート兄上、第一夫人のエイミー母上が出迎えてくれた
「おひさしぶりです、兄上母上」
二年前に会ったきりなので、かなりひさしぶりな気がする、軽く挨拶をすませ皆でリビングに行く。
「皆聞いてくれなんと今日ユリスが子爵位を拝命した、後これはまだ内密な話だが、王女と婚約したあと大公の許可が下り次第シルクも婚約者に加わる予定だ」
「父上なぜユリスが、婚約することになったんですか」
「うむ、ユリスの規格外さに惚れたらしい」
「ユリスはそこまで規格外なんですか?」
「ああ、それは明日朝食の時に説明する、それとユリス貴族になったのだから、兄達が通っている王立学園に通ってもらうから、そのつもりでな」
「はい父上」
では皆今日はもう遅いから、各自部屋に戻って寝てくれ」
と言われたのでメイドさんに案内されて自室に帰って寝た。