ユリス監視をつけられる
他の小説と似てると言われたのですこし中身を変えます
馬車にて
ナスリ伯爵がどうなるのか気になり父上に聞いてみた。
「父上ナスリ伯爵はどうなるのですか?」
「さすがになんのお咎めなしとはいかんだろうな恐らく爵位が引き下げられ領地も一部没収されるだろうな」
「そうですか、、、」
伯爵本人には思う所はないから穏便に済んでくれるといいけど。
そんな話をしているとレーダーの警戒音が鳴り出した
「なんだこの音は」
「父上これはレーダーの警戒音です」
レーダーを見ると敵対生物のがあった
「サクラこれは待ち伏せか?」
「はい待ち伏せだと思います」
「わかった父上この先で待ち伏せがあるようなので騎士団を先に向かわせます」
「なにそんなこともわかるのか、わかったすぐに向かわせてくれ」
「はい父上。アストこの先に賊がいる40を連れて先に行って捕らえてきてくれ」
「かしこまりました」
現場につくと戦闘はすでに終了していた。
「ユリス様ご報告させていただきます。賊は100人で尋問した所。金で王家の馬車を襲うよう依頼されたとのことです。首謀者とは接触しておらず依頼主はわかりませんでした。団員に怪我人はおりません」
「わかった王城に誰か1人先触れにだしてくれ、賊の受け入れ準備をしてもらわなきゃいけないからな」
「かしこまりました」
収容馬車をつくり騎士にぶち込むように指示する
「ユリス様収容作業完了しました」
「わかった。父上馬車動かしてもよろしいですか?」
「ああ」
と父上の許可も取れたので馬車を動かす
さて小腹がすいたしサイウルフの肉をあげてカツサンドでも作るかなと思い、調理場に行くと料理長がいたので作りかたを教え、作ってもらいせっかくなので料理長にもおすそわけして料理長がうまさのあまり感激しているのをおおげさなと思いながら見ていると見慣れた女性が扉の所に立っていた。
リリーどうしたの?
「どうしたのじゃありません紅茶を入れにきてみればそんな美味しそうなものをユリス様と料理長だけで食べてるなんてずるいじゃないですか」
[いやだって僕が取ってきた物だし]
と抵抗していると母上が来てまった母上は話を聞くと残っていた分を強制的に没収し広間に持っていってしまった。広間に戻ると僕を責める目線にさらされた。
「皆どうしたの?」
「どうしたのではないですよお兄様こんな美味しいものを1人占めするなんてひどいです」
皆同意したように僕に非難の目を向けてくる
「ユリスを野放しにしているとまた同じことをやらかしかねないはね」と母上
[なら私とシルクでユリス様を見張ります]
[えなにそれ反対僕に自由な時間を]
[私は賛成よ]
「母上なんで同意するんですか」
「ならアリスも見張ります。お兄様はアリスのお兄様です」
アリスお前だけは反対してくれると思ったのに
「俺も賛成だうまいものを逃さず食えるからな」
そんな父上の発言がダメ押しとなって僕の意思を無視した監視は決定してしまった
監視の名目でシルビアやシルクが腕を回してきてそれを見たアリスがやきもちをやき大変だったがなぜかシルビア達は幸せそうな顔をしていた。
そんなことをしていると城に着いた
「ユリス兄上の部屋で少し話しをしたら広間で謁見する流れになるからな」
そんな謁見なんて聞いてないとわめきながら城に入って行った