辺境伯領へ
次は月曜日に投稿します
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辺境伯の居城にて
反乱がおき混乱をきたしたが公爵の指揮で居城へと撤退し、今まさにこれからどうするか決められようとしていた。
「では軍儀を始めるまずは被害報告を」
「は 内部からのいきなりの反乱だったため混乱が大きくまだ被害の全貌は把握できておりません公爵閣下」
「そうか」
これはかなりまずいな。内部からの反乱で兵士達がが疑心暗鬼になり士気が落ちかねんと考えていたらハット伯爵が辺境伯につかみ掛かった。
「辺境伯、どうゆうことですか??内部からのいきなりの反乱しかも反乱を起こしたのは皆辺境伯の手勢ではないですか。説明していただきたい。」
「落ち着きたまえハット伯爵」
「しかしアベル公爵」
「伯爵、今は辺境伯を責めている場合ではない。このタイミングでの反乱となれば必ず裏に帝国がいるだろう。だから仲間割れしている暇はない。辺境伯への処分は全てが終わってからでも遅くはない」
「確かに申し訳ありません」
申し訳なさそうな表情で誤ってきた
「うむ。それでこれからのことなんだが」
コンコン 「失礼します。公爵様の三男ユリス様を名乗るものが来ておりますがいかがいたしましょう?しかも王家の紋章をもっております。」
「なにユリスがか、ここに連れてきてくれ」
「かしこまりました」
「失礼します」
「ユリスどうしたんだ」
「はい父上今僕は王家の先触れとしてきています。準備が整い次第王都から僕のスキルで騎士団を連れてくる手はずになっています。」
「ユリスお前が先触れとはどうゆうことだ?まさか!!ユリス兄上にスキルを見せたのか」
「はいほんのごく一部ですが」
「ハァ、、、これは兄上と話し合いが必要だな」
「公爵スキルとはどのような物なのですか?」
「ハドラー男爵すまん公爵家の機密事項により教えるわけにはいかん」
「わかりました」
「すまんな」
「では父上僕は一旦領地に戻ります」
「ああ」
「失礼します」
周りの目があるから離れた所で転移したほうがいいな、よしここなら大丈夫だろう。転移、屋敷え転移した
「サクラ変わったこはなかったか」
「はい特になにもないです」
「そうかよかった。」
「母上王都への根回しはすみました。僕はいつでも行けますが領民の準備はどうですか?」
「持って行く物を最低限にさせたから準備は大丈夫よ」
さすが母上だ物事をわかっている。
「わかりました。ではゲートを展開します」
「ええお願いするわ」
ゲート多重展開、ゲートを多重展開して領民を王都に避難させる。僕のいない間の広報がうまくいったみたいで、予定より早く住民を王都に避難させることができた。終わったらすぐ王都に飛び騎士団をゲートで辺境伯領へと送り届けた
辺境伯領についてすぐに軍儀となり、僕も公爵家の一員として出席した。その結果もたもたしていると帝国が介入してくる可能性が高いと言うことからすぐに出撃して鎮圧することになった。
僕も出たいと言ったが子どもの出る幕ではないと一蹴されてしまった。だがここで大人しく引き下がる僕じゃない。騎士団がやる前にやればいいのだから
さっそく僕は城を抜け出し空き地へと向かい繰りフォン達を召喚した。
グリフォン一族召喚
「主どうかしたか」
「これから僕の大切な物を傷つけた馬鹿どもに報復に行く力を貸してくれないか?」
「主の敵は我の敵、力を貸すのは全く問題ない」
さすが僕の仲間だ
「そうかありがと。」
では作戦を説明する、グリ以外は丘の上にいる敵に合図をしたら上空から火炎放射をぶちかましてくれ、グリは僕を背中に乗せて飛んでくれ指示は逐一出す。いくぞ
グリに乗り上空高く飛び上がった
「グリもっと高く飛んでくれ敵の大将を見たい」
いた陣地でお茶なんか飲んでやがるあいつのせいでりりーは命を危うく失うとこだった。領民や騎士は傷つき倒れ死んだものもいた絶対許せない
「グリ急降下してあいつをつかんだら急上昇してここを離れてくれ」
「わかった主」
グリは言った通り敵を捕まえると急上昇してその場を離れてくれた。敵がわぁきゃぁうるさいが無視しておく
他のグリフォン達に指示を出す
「今だ一斉に火炎放射を敵にぶちかませ。」
僕の指示でグリフォン達は一斉に火を吐き、敵はすぐに火の海に飲み込まれていった。物凄い悲鳴が聞こえて来たが爆炎キャノンと叫び敵を1人も容赦なく炎の地獄へと落としていった。地面にはクレーターが残っていた。首謀者であるこいつは殺すなどぬるい。一旦陸地に下りてどう処分するべきか思案していると、騎士団と父上達がかけて来た。
「これをやったのはユリスお前か?」
父上は目の前のクレータを見ながら僕に問いかけた。
「そのとうりです父上、今回の主犯はここにいる豚です」
「スウラなぜお前がそこに?」
辺境伯は驚いたと言った表情だった。
「なぜ?先も言った通りこいつが主犯だからですよ。まあ他の連中は燃やしつくしましたから証人は家を襲った連中しかいませんがね」
「なに家が襲われたのか家族は無事か?」
父上は心配そうな表情で聞いてきた。
「はい無事です使用人や領民、騎士には被害がでましたが」
僕は両手を握り締め悔しさをあらわにして言った
「そうか」
「僕の大切な姉代わりのりりーも襲われました一命は取り止めましたが」
「そうかお前それでそこまで怒っているのだな」
「はいリリーだけではなく大切な領民も殺されました。絶対にゆるせません」
「辺境伯貴方もです。貴方がしっかりしていればこんなことにならなかった違いますか」
「全くもってそのとうりだ陛下の沙汰あるまで爵位は息子に渡し謹慎していようと思う」
「ユリス、スウラはこちらに渡してくれ。いくらお前でもこれ以上勝手をやったら厳罰に処す必要がでてきてしまう。頼むユリスこちらに渡してくれ」
「わかりました。」
父上の説得にしぶしぶながら応じ豚を騎士団に引き渡した。
こうして僕の初めての戦争は終わった