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女子でもサバゲーやるんです!  作者: 追い鰹☆
6/33

4話『戦闘テクの差』

前回の『女子サバ』☆

〈悠依と梨子は遂にクエストの対象の討伐を行い始めた。梨子はブラックテイルを構え、発砲したものの、当たらずに敵に気付かれるも咄嗟の判断の近距離射撃により事なきを得た…〉とさ

ポンコツ悠依とツンデレ梨子は無事に戦闘を終え、激戦区の深部を目指して進んでいた。


悠依「ねぇ、梨子…前。」

梨子「えぇ、悠依、来るわよ。」

MAPの遠い所で8つの反応。だが湧いてきた敵をみて悠依と梨子は驚愕した。


《敵ステータス》


突撃兵×5

HP 900 攻撃力 560 防御力 670

攻撃モーション

切りつけ→薙ぎ払い


スナイパー

HP900 攻撃力 600 防御力 340

攻撃モーション

射撃→射撃→弱体攻撃


悠依「梨子、無闇に前に出ないで!後ろのスナイパーから私が撃つから、突撃兵の近い奴が梨子のナイフの届く範囲に来たらどんどん…よろしくね!」

梨子「数十mあるわよ。当たるの?それに向こうはライフル。スコープの範囲から外れないと頭すっ飛ぶよ。」

悠依「うん。だからさ…たまには前に行かせて?」

梨子「ちょ…悠依!!待ちなさい!」


だが悠依は梨子の話を聞かずにスナイパーの元へ一気に距離を詰めた。

梨子(悠依…ごめんなさい!)

だがその瞬間、【ありえない事】が起きたのだ。悠依がスナイパーのライフルを奪い取り、激しい銃撃戦を始めたのだ。梨子は驚き、ただ立ってる事しか出来なかった。瞬く間に敵はどんどん減っていき、残りは梨子にターゲットを絞っていた突撃兵2人だけだった。梨子は咄嗟にナイフを構え、悠依に負けじと驚きの行動を起こした。梨子はナイフを敵の首元目掛けて投げつけたのだ。怯んだ隙に距離を詰め、敵からナイフを抜き、次は首元を2回切りつけた。突撃兵の1人は頭を切り飛ばされ、もう1人は悠依によって頭を撃ち抜かれていた。だか梨子はまだ知らなかった…ずっと見てたはずなのに、あんな事になっているなんて。


梨子「悠依…来て!」

だが返事は無い。

梨子「悠依…?悠依ーーー!!!」

梨子は悠依の元へ駆けつけた。そしてようやく悠依が返事をしない理由が分かった。よく見れば悠依の胸元には大きな切り口があった。悠依は斬られたのだ。唯一、梨子が戦闘を始めようとしていた時に。


悠依「…い。」

梨子「何?」

悠依「iたい…」

梨子「待ってて。今応急手当するから!」

梨子は悠依の胸元の服を剥ぎ、包帯を巻いた。

梨子「…ごめん!悠依!!」

悠依「え?」

梨子「私があなたに…無理にFPSをさせようとしてあなたが…あなたが無理をしてた!」

悠依「…ねぇ、私ね、興味はあったんだよ。FPSに。でもこのゲームでも慣れるのに凄い時間がかかってね…だから、謝るのは私の方!!私が梨子に何も言わずに、防具も無しで突っ込んだから…」

梨子「行きましょう!そんな話もう後!後よ!悠依。今集中する事は?」

悠依「もちろん…」

「「イベクエだよね!」」

こうして激戦区の最深部に向かうのであった。

遂にイベクエもラストに!そして悠依はようやくある決心をする!!

次回!5話『悠依の決心』お楽しみを!!!

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