13話『悠依梨子VS美玖!?(前半)』
前回の『女子サバ』☆
〈激しい戦闘を目の当たりにした悠依と梨子。対戦を勝ち抜いた成り金を倒すべく梨子はショットガンで後頭部を射撃するも全損には至らず。だが成り金の善意によって梨子はFPSでの初勝利を収めた…〉とさ
あと1人で今日のノルマだね!なんて会話をしていた悠依と梨子。
悠依「待って。いるよ。ほら、あそこ…」
前方にはハンドガン装備の軽装プレイヤーがいた名前は【ミク】
梨子「…アレ美玖よね?」
悠依「一層の事後ろから奇襲しようよ!」
梨子「ちょ、、、それ共食いするようなもんよ?」
悠依「別に、5人キルが今日の目標だもん!誰でも良いじゃん!」
実際そうだ。そして、今ここで2人のどちらかが美玖を討つのも充分アリなのだ。誰であろうと結果としては誰か1人でも報酬を貰えればそれだけで梨子を大幅に強化できるからだ。
梨子「せめて、2人で行く?」
悠依「最期は2人で御見送り。的な?」
梨子「まぁ、そんな感じね。あの人にはお世話になったけど、次は別の意味でお世話になるわね。」
悠依「そだね」
唐突に梨子は走り出した美玖目掛けて2発発砲した。だが2発とも虚しく美玖の横の風を切るだけで終わった。プレイヤーが振り向く。うん。やっぱり美玖だ。美玖だったわ。はい。
悠依「このバカ美玖ー!」
さらっと本音を晒しつつ(もちろんこの後悠依は美玖にぼこぼこにされた)バッテリー残量86%の光学銃で美玖に攻撃した。美玖のHPをざっと半分削った。
美玖「強くなったのね。2人。」
そう言って美玖は何かを放り投げた。そう思った時に視界が真っ白になった。
悠依(閃光手榴弾…)
色々なゲームで目くらましに使われる閃光手榴弾。このゲームにはパーセントダメージのオマケが付いてくる。よって悠依のHPは8%、梨子のHPは2%削られた。そして美玖は目が見えない悠依の頭部にマガジン1本分(8発)を発砲。悠依のHPがガクッと減った。咄嗟に美玖は逃げようとする。
梨子「待ちなさいこの脱糞やろー!」
酷い言い分だ。女子にそんな事を言う女子とは…
美玖「友達を殺ることないでしょー!!」
梨子「悠依に発砲しておいて逃げるなんておかしいよ!」
美玖「り、梨子。。。そもそもあなたが先制を仕掛けようとしたのよ?」
梨子「あ…(上記冒頭部参照)」
美玖「と、とりあえず一旦落ち着こ!」
しばらくし、悠依と梨子はHPを回復し、【とりあえず】美玖に謝った。
美玖「仲間に殺されかけるとかないy」
上で大きい銃声。突然画面に大量の鮮血。美玖が狙撃された。ヘッドショット判定だ。銃声を聞くだけで悠依はどの武器かを察した。
悠依「対戦艦ライフル…かなりの距離でもヘッドショットの判定があるなら大経口。何とかへカートね。あれ?へカートは対物ライフル…」
そうこうしている内にもう1発。次は悠依の胸元に命中。レザーコートは機動性重視のプレイヤーが愛用する全ダメージ5%カットの防具。だが、ライフルの弾丸は悠依の左の胸の膨らみを安易に貫き、悠依(YUI)はその場で力無く倒れた。画面に表示されるGAME OVER。死因【@美紅による発砲】
悠依(そっか…美玖は美紅に殺されて、私も美紅に殺されたんだ…)
画面が消える前に聞こえた最後の声。梨子だ。
梨子「ライフルなら近距離に……」
その後は聞き取れなかったが、そこだけで梨子の推測は悠依でも読めた。【ライフルなら近距離からの攻撃に即時に対応出来ないだろう…】この推測へ間違いでは無いが、対戦艦ライフルであろうと対物ライフルであろうと、課金武器だ。そしてスナイパーは近距離武器の装備を推奨されているため、9割以上が課金勢。果たして梨子は【美紅】を討つことが出来るのだろうか…いや、して欲しい。
話が長くなってしまったため、次回に持ち越しです!しばしのお待ちを…




