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零也の日常。  作者: 忍者
2/8

第一話 再会



point of view  【???】



「ん〜〜」



朝。

目を覚まし、近くに置いてあるケータイの時計を見る


「遅刻か?」


なぜか、ラブコメは主人公の遅刻から始まることが多い。だからこんかいもそんなパターンかと思う。


「って何考えてんだよ。てか、ラブコメってなんだ?」


と、自分で考えたことに、自分でツッコミをいれる。

そして、ケータイの時計に視線を移す



 AM 4:30



「早く起きすぎたな」


微妙な時間に起きてしまった。嬉しいような、悲しいような。

二度寝しようか、もう起きようか、自己紹介しようか。



自己紹介にしよう



俺の名前は神崎かんざき)零也れいや)

高校二年生。

髪は前髪が目がすこし隠れるぐらいにのびている。

目が悪く、コンタクト使用。

メガネは邪魔だから、使わない。



と、少し自己紹介したトコロで七時になった 。


「はやっ!?自己紹介を一回しただけで二時間半も経過すんのかよ!」


あと、特技はツッコミだ。


「ってやばっ!!遅刻するっ!!」



◆◇◆◇◆◇



point of view 【神崎 零也】



「うぉぉおー!!マッハ8ぃぃぃー!!」



がんばって自転車こいでます。本当は徒歩で行ける距離なんだけど。登校初日で遅刻はやだからな。俺の自転車、(名前は、チャーリー君)で登校してるわけだ。



◇◆◇◆◇◆



point of view 【神崎 零也】



「やっと、着いたぜ。さすが、俺。 っていうか職員室ってどこだ?」


はじめて来た学校。どこになにがあるかわからねぇ。

どうしようか?


「聞くに決まってるよな。」


人に聞く作戦をするため、人を探す。

といっても人はたくさんいるので探すほどじゃない。


「あの〜。」


一番近くにいた女子に話しかける。


「なにかな?」


その子はポニーテールで目はパッチリしている。運動が得意そうだ。背は俺より少し小さいくらい。

って何観察してんだよ。俺は変態か?


「職員室ってどこ?この学校に来るのはじめてで。」

「あっちだよ」


ゆびをさして教えてくれた。


「ありがとう」


お礼を言って職員室に向かおうすると


「ちょっと待って!」


さっきの子に呼び止められる。


「あなた二年生だよね?」

名札に各学年に違う色の線が入っていて、その名札を見れば何年生かすぐわかる。


「あぁ。だけど、それがどうかした?」


普通に疑問に思ったので普通に聞く。


「昔、一緒に遊んだ子に似てるから。で、その子が高二で帰ってくるって。」


俺も昔そんなような事があった。懐かしいなと思い、約束をした子の名前を呟いてしまう。


「綾香・・・か。」



「え、今何て言った?」


俺の独り言に反応する。

それも、期待するような目で。


「悪いな。クセで独り言が多いんだよ。」


「違う!!さっき『綾香』って言ったよね!! 私の名前も綾香なの!!! あなたの名前、零也でしょ!!」


自己紹介もしてないのに、名前をよばれる。そんなことにびっくりする俺。



「お前、もしかして・・・月代つきしろ 綾香あやかか?」



「うんっ、そうだよ!久しぶり、零ちゃん。」


急に口調がかわる綾香。

まぁ、昔は凄く仲良かったからな。おかしいことじゃない。


「あぁ、久しぶり。ってか、この年で零ちゃんはないだろ。」


「零ちゃんは、いつまでたっても零ちゃんなの。」


意味わかんねぇよ・・・。と思いつつも本来の目的をおもいだし、話しを中断する。


「そろそろ職員室に行かんといかんから、後でな。」


「うん、じゃあね!!」



◆◇◆◇◆◇



point of view 【月代 綾香】



零ちゃんが職員室に行くを確認した後、私は昔の事を思い出す。


「エヘヘ〜。」


思わず、変な声を出し喜んでしまう。


昔から好きだった零ちゃんに会えて嬉しくないわけがない。


小学五年生の時、転校してしまった時からずっと忘れれなかった。


私は誓う。


零ちゃんとラブラブになるって。



「覚悟しといてよ。零ちゃん。

ウフフフフッ」


と、独り言をいい教室に向かう私。



◇◆◇◆◇◆


point of view 【神崎 零也】



「ブェックション!!!」


廊下を歩いていると盛大にクシャミをする俺。


「ロシアの殺し屋が俺を狙ってるな。」



神崎 零也はあほだった。


チャンチャン♪


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