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リューちゃん


 気を失ったアクセルくんは、小川のせせらぎの音で目を覚ました。

 

「ここはどこだ」


 目の前に広がる花畑は非常に広大で、アクセルくんを受け入れてくれているようだった。


「俺、死んで天国まできたのか? いや、まさか」


「あなたは誰? なぜここにいるの?」


 アクセルくんは声の主と見つめ合った。

 風になびく金髪、空色の瞳。

 誰かに似ているとアクセルくんは思った。


「お前こそ、なんだよ」


 アクセルくんは顔を真っ赤にしていった。


「私、リュー」


 少女が答えた。

 微笑むと愛らしい。

 ますますアクセルくんは舞い上がる。

 

「あなたは誰?」


 再び問われ、アクセルくんはつい、いつもの調子で、


「うるさい。答える義務はない!」


 するとリューの表情がにわかに変化し、世にも恐ろしい顔つきを・・・・・・。


「なんですって〜! 人が下手にでてれば、このクソガキ!」


 リューはいきなり四の字固め。

 エビぞりになったアクセルくんは、鼻水を垂れ流し、涙はふきだすわで大騒ぎになった。

 

「お、想い出した! てめえ、ヘルギにそっくりだ!」


「あたしはホムンクルスよ、だんな」


 リューの邪悪そうな微笑みが、これから始まる地獄の日々をアクセルくんに予感させるのだった・・・・・・。

題名だけジャン、かわいいの(爆。

リューも最初の頃と、相当変わりすぎだって^^;

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