あと5秒の命
あと5秒。あと5秒で私は死ぬ。それは受け入れ難い事実であり現実だった。悪役令嬢ココア・クラフトは5秒後に死ぬはずだった。だが、その瞬間、彼女は別の世界へと飛ばされた。
「ここは?」
「やっと目が覚めたか、勇者よ。」
「は?」
「お前はこの国を救う勇者なのだぞ?」
と言いながら居眠りする老人。
「何を言っているの?!私は稀代の悪女ではあれども、勇者などでは……て、聞きなさいよ!老害!!」
「誰が老害じゃ!口の悪い女じゃの!」
「うるさいわよ!それよりここはどこなの?」
「ここか?ここはラフィーネ国。」
「聞いた事のない名前ね。」
「この国を救う勇者がこの日ここに降りてくると神託がくだったのだ。」
「それが?私?」
「そうじゃ!と、言うことで!」
「きゃ?!」
ココアはいきなり老人に投げ飛ばされる。
「頑張ってこいよー!」
「このクソ老害じじいー!」
そして辿り着いたのは……。
「ここどこ?!きゃっ?!」
足に何か絡まったかと思うとスライムだった。
「いやぁあああああああっ!?」
悲鳴を上げるが誰も助けにこない。
「やだ!なにこれ!?」
服が段々溶けてゆく。
「い、いやぁ!?」
そこに1人の青年が現れた。
「助けて!」
「……」
青年は一瞬でスライムを粉々にした。
「?!」
「お前は今日から我のペットだ。」
「は?」
青年が何を言っているのか理解がおよばない。
「はぁああああああっ?!」
不定期更新ですがよろしくお願いします。




