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第七話

    チク    タク    カチ    コチ    チーン


“ドラマの名前は『母子』です。内容は母子家庭で育つ田中悠真くん親子の人生を描いているもので

                    ・

                    ・

                    ・

そこであなたは生まれたとこから3歳までの役を演じます”


この技術アーツいいね、楽だ。『母子』か…頑張って読む練習でもするか。もし、家でやると…


               ー回想ー

「おかあさんごはんくれない?」


んーなんか違うな…もう一回


「おかあさん…ごはん、くれない?」

「蓮華!ごはんほしいの?」

「あっちがう…いまおしばいのれんしゅうしてるの」

「そうだったの。ごめんね!演技がうますぎて本当のことかと思っちゃった。やっぱり蓮華は天才ね!」


               ー現実ー

ってなるよな、絶対。瑠々さんと一緒にスタジオを借りて練習に協力してもらうか。とりあえず練習だな。


「おかあさん、ねぇ、ねぇ!どこいくの?なんで、なんでぼくをおいていくの。ねぇ!」


ん~なかなかの出来だね。あとは泣きながら言ったら完璧だな。さすがチートスキルだな【天声の再現】は!


「るるさん!あしたにあさってのさつえいのためにすたじおかりてれんしゅうしてもい」

「うん、いいよ!お母さんに言っておくね!」

「だめ、おかあさんにどのどらまでるとかれんしゅうのことはひみつにしておいてくれない?」

「いいけど…とりあえずよさそうなスタジオ予約しておくね!撮影見学してきな!」

「うん!」


               ー撮影セットー

「本番よ~い、ハイッ!」


『ねぇあなた、こんなにも小さい生まれてもない子を放って行くの?行かないで!一生のお願いだから!』

『一生のお願い何回使ってるんだよ!もうそれ聞き飽きたんだよ!ごめんな、ちょっと自暴自棄になってしまっていた。でもな、香奈。俺だって置いていきたいわけじゃない。本当は別れたくもないんだよ。本当に…ごめん!』


      ガチャッ            タッタッタッ


『行かないで!うっう”っう”ぁ~ん』


「はぁい!カットォォォ!いいね!明後日の撮影からは蓮華くんも入るからがんばろう!おつかれさま!」


「るるさん、かえる?」

「帰ってもいいけどキャストの皆さんに挨拶してもいいよ?」

「あいさつするー!」

「じゃあ控室まで案内してあげる!」


               ー末森桃子の控室ー


         コン        コン        コン


「はいってもいいですか?」


「いいですよ~!」


「おじゃまします!たなかゆうまやくのほしかわれんかです!これからよろしくおねがいします!」

「よろしくね!もしなんかあったらいつでも相談してね!」


「じゃあ次はだれのところ行く?」

「う~ん、るるさんのおすすめがいい!」

「じゃあ夏希香弥なつきかやさんのところ行く?」

「うん!でもそのひとってなにやく?」

「隣の家のお姉さん役だよ!」

「じゃあれっつごぉ~!」

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