第十一話
「アル、スターポイントについて教えてくれない?」
「もちろんです。ステータスを見てください」
「【情報確認】!」
ピコンッ
名前:星川蓮華
年齢:16歳(0歳)
所属事務所:ファンタジー・ステージ・カンパニー
レベル:2
スキル:情報確認
天性の再現
パーフェクトファンサービス
記憶蓄積札制度
情報未解禁スキル2件
技術:精神支配
情報解析
表示が変わってる?!
情報確認と記憶蓄積札制度だけの文字が光っている!他のスキルや技術は光っていないのに…
「アル、これって?」
「こちらの制度の説明にもあった通り今は使えないことになっております。こちらのスキルの対象外のものは使えるようになっています。光っていないものはスターポイントを使うことによって情報解禁できます。スターポイントを使ってレベルアップや進化をすることもできます」
「教えてくれてありがとう、アル」
「いえいえ。蓮華さんの生きたいところを自由に回っていただいていいですよ、どうしますか?」
「せっかくだしアルに案内してもらおっかな?一つ聞きたいことがあって…ここの中にいる時現実では時間とかどうなってるの?」
「時間は止まっています。でもここに連続でいる時間が12時間を超えると…
おっと言いすぎましたね。では案内いたします」
今、なんかおかしくなかったか?12時間いるとどうなるのか。何かこのスキル、世界には裏が?いや、アルはそんな奴じゃない。
「蓮華さん?行きましょう」
「あーごめんな。ボーっとしてたよ」
ガチャッ
「私が案内してもいいならば服屋に行ってみましょうか」
「服屋?何か違うくないか?」
「行ってみてのお楽しみですよ!蓮華さん」
ガチャッ
今度は古き良き服屋っぽい外装をしていたが、やはり先ほどの二つと同じような空間になっていた。真ん中の方にはやはりパネルが。
「蓮華さん、見てみましょ!」
「う、うん」
なにかアルの喋り方も変わったというか、急に距離を詰められたというか。何か僕の心がアルのことを否定しているような気がした。
「蓮華さん!さぁ!押して押して!」
ポチッ
パネルを押した瞬間に景色がパッと変わって外装と同じようになったが何もない。永遠と続く木を基調とした内装が広がっている。急にレッドカーペットが現れ、アルと同じようなものが出てきて喋りだした。
「蓮華様ようこそおいでなさいました。ロイヤルクローゼットへ」
「ろ、ロイヤルクローゼット?」
「はい、当店はおしゃれを楽しむためのアイテム《《服》》を売っております。当店と他店の大きく違う点は服に魔法がかかっているんです!」
よーく見てみるとアルと同じような感じはするが妙に胡散臭い。本当に魔法なのか?
「さぁさぁ、パネルを出現させますのでそちらの質問に答えていただくと蓮華様達にぴったりな服を提供させていただきます。ではどうぞ」
シュワン
パネルを出すこともできるのか…このシステムでは何でもありだな。質問とりあえず答えてみますか。




