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Topsy Turvy WORLDs  作者: JAVELIN
序章:[An Fantasy With Encounter]
46/47

EPISODE:046 [返り討ち]

前回、Aランク冒険者としていましたが、Bランク冒険者に変更しました。

 さて、作戦も立て終わったし、初めてのこの世界の(NPC)との交流(戦闘)を始めるか。


 しかし、唯一の心配はフェルの奴。この戦闘に対してのやる気が全くもって見られない。

 まだ人を殺す決意が固まっていないらしい。


 今までは元人とはいえ、魔物だったからか、何も憂慮する事なく攻撃していたが…。


 とはいえ、フェルも相手から攻撃されたら覚悟を決めるだろう。


 私は相手をまじまじと見つめ、いつ攻撃をされても良いように、その一挙手一投足を見逃さないようにする。


 そして、その流れで《鑑定》を使ってこの女のステータスを見る。




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 〈普人族〉 LV114  名前:ルキア


 状態:普通


 能力値

 HP:4936/4950  MP:4576/5274


 物理攻撃力:3044

 物理防御力:2440

 平均速度力:3242

 魔法攻撃力:3968

 魔法防御力:2260


 スキル

 《鑑定》《魔力感知》《魔力操作》《HP回復速度上昇LV9》《MP回復速度上昇・大LV2》《気配感知LV6》《持久力強化LV7》《斬属性強化LV8》《光属性強化LV6》《強運LV3》《看破LV2》《軽身LV5》《暗視LV4》《強打LV5》《回避LV4》《防御LV2》《魔闘法LV9》《剣術LV10》《剣聖術LV1》《双剣術LV3》《体術LV7》《投擲LV5》《野駈LV8》《剣技LV8》《双剣技LV2》《体技LV5》《光魔法LV10》《閃光魔法LV4》《火魔法LV3》《水魔法LV3》《体力LV8》《魔力LV9》《強力LV8》《堅固LV4》《敏捷LV6》《魔攻LV7》《魔防LV3》《魔法耐性LV2》《闇属性耐性LV2》《毒耐性LV5》《麻痺耐性LV3》《睡眠耐性LV2》《苦痛耐性LV4》《空腹耐性LV4》


 称号

『生存者』『魔物殺し』『魔物の殲滅者』『魔法使い』『壁を乗り越えし者』『《劣竜(レッサー・ドラゴン)殺し(キラー)』『《悪魔(デーモン)騎士爵(ナイト)》 殺し(キラー)


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 ・・・?




 ハァ…???




 アアアァァァーッ!?!?!?!?



 ミスってる!絶対調整ミスってるわ!何だよこいつ、初心者(?)に当てる敵じゃねえわ!!


 能力値が軒並み2000超えてるんだがッ!?私の今一番高いHPの何倍だよ!スキルの数とレベルもえげつねえぞ!!



 ・・・確か、このゲーム、デスペナが有った筈…。

 いや、それ以前にフェルがこの女に殺されるとヤバい。私はリスポーンするから別に死んでも良いが、NPCは死んだら蘇生しない限り復活しない。

 エリクサーみたいな物なんて持ってないし、蘇生魔法みたいな事も出来ない。


 荷物の運搬等の雑用を押し付けられる、体の良い召使い(雑用係)を此処で失うのは痛すぎる。


 戦ってもステータスの暴力で叩き潰されるだけ…。・・・ならば、逃げるしかない。




 ・・・屈辱だ。




 いや、四の五の言ってられねえな。まずは逃走経路を確保しないと。


 遁走を企てていると気付かれないように、慎重に周囲を見渡し、幾つか候補を見繕う。


 しかし、今見えている2つ以外に良さげな逃走経路は見つからなかった。


 1つ目は私の真後ろの道。私がさっき通って来た通路だ。

 逃走するのは他と比べると容易だが、それを阻むようにして、あの女の攻撃を生き残った不死者が蠢いているのと、新たにそいつ等が補充されている。

 更に加えて、ダンジョンの出口と思われる方向に向かって追いやられる為、新しい人間の敵が現れるかも知れない。


 2つ目はあの女の奥にある通路。

 元々、こちら側から来ていた、通路いっぱいになるほどに居た不死者をあの女がせき止めていて、今ではその全員が殲滅されているので通る事は出来る。

 しかし、その為には女の横を通り抜ける必要があるので、あまり推奨は出来ない。


 広間の左右にも通路は有るのだが、不死者共の死体が他と比べて特段少ないので、その先は行き止まりではないかと予想する。


 袋小路に追い詰められるともう終わりだ。その可能性が高い道を選ぶ事は出来ない。



 色々と考えていると、ふと目の前が明るくなる。


 見ると、先ほどの魔法よりも2倍くらい大きい魔法陣が浮かんでいて、それに込められている魔力の量に驚く。

 まだまだ魔力を感じ取る感覚には慣れておらず、正確な量は分からないが、私の総魔力量と同等か、それ以上ということは分かる。


 不味い。時間を掛け過ぎた。相手は私達を全力で殺そうと思っているようだ。


 それにこの軌道。後ろのフェルにも当たる。


 魔法陣は今にも撃たれてもおかしくない。


 急いで後ろに反転し、フェルの手を掴んで走り出そうとすると、後ろの光が強くなる。


暁光の煌めきデイブレイク・スパークル


 放たれる直前、フェルを抱え込みながら、飛び込むようにして全力で横に跳ぶ。


「ッーー!!」


 魔法陣からはバランスボール大の眩い光が放たれ、こちらに飛んでくると、少しの静止の後に大爆発を起こした。


 背中に焼け付く痛みを覚えながら爆風に吹き飛ばされ、何回も地面を跳ねて転がってしまう。


 目まぐるしく変わる視界の中、なんとか姿勢を立て直して立ち上がる。


 抱えているフェルはすっかり萎縮して、私にしがみついている。



 ・・・・・・クソ、こんな状況でどう逃げるか…。

主人公の今のランクはE(実質D-)。果たして、ランクB(駆け出し)冒険者のルキアに勝てる(から逃げられる)のか!?




フェルが可愛い。

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