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Topsy Turvy WORLDs  作者: JAVELIN
序章:[An Fantasy With Encounter]
4/34

EPISODE:004 [キャラクリってめんどくさいんだよな……]

前回の掲示板回、ちょっと酷い出来でしたね...(;。;)

作者は掲示板っていうのがよく分からないんですよ。ネット掲示板って何ですか?

ちなみに作者は髪の毛と目をいじって直ぐに始めます。

日曜日の朝、私はその時を今か今かと待ちわびていた。だから仕方ないのだ。うん。家のチャイムが鳴った瞬間ドアを開け、その結果、荷物の配達員に当たってしまったことに私に罪はないのだ。それどころか、落ちそうになった配達物を受け止めて上げたのだからプラマイ0……いや、感謝してくれてもいい。だから私に非はない。きゅーいーでぃー。


私は悶絶している配達員を見ながらそう思った。・・・閉めて良いよな?




________________________________________________________________________________________________




配達員を放置してドアを閉めた私は、鼻歌を歌いながら奥に向かった。

ダンボール箱を机に置いて丁寧に梱包を開き、私は()()を取り出して上に掲げた。



「やっと来た。AWTゲットだぜ!!」



取り出されたのは板状のパッケージで、表面にはファンタジーな服装をした男女に、エルフや魔族、見るからに魔物といった狼などが描かれている。右下には何故かデフォルメされた銀色の宇宙人がおり、その下には[ALIEN・GAMES]と書かれている。


ここで一つ説明をしよう。

2040年にVR技術が大きな進歩をし、ついに完全没入型VR機器が開発された。しかし、当時は医療用や軍隊の訓練などに使われ、一般人にはとても手の出せるモノではなかった。

その後も改良が繰り返され、今から10年前の2050年、日本の大企業[ALIEN・GAMES]が世界で初めて、完全没入型VRゲームを開発したと発表した。それはとてもシンプルなターン制のRPGだったが、全世界のゲーマーを熱狂させた。その時点でもVR機器とゲームソフトを揃えるには100万円が必要だったが、それでも即日完売した。

そしてまた改良、軽量化、低価格化が進み、今では持っていない家庭を探す方が難しい位普及されている。

かんわきゅーだい。


「よし、早速キャラクリするか。確かサービス開始は12時からだったよな」


パッケージを開けてメモリを取り出し、チェア型のVR機器に差し込む。ちなみにこれは、プロゲーマー用のVRゲーム専門のモノで、一つウン百万円する最新鋭の代物だ。


ロードするまで少し時間が掛かるので、VR機器に座り込み近くにあった飲みかけのペットボトルを手に取って飲む。抹茶ソーダだった。クソマッズ(ごめんなさいby作者)。


「おっ」


ロードが終わったので、飲み終わったペットボトルを投げ捨ててVR機器に深く座り込む。


「フルダイブ開始(スタート)!!」


すると、頭の上にあるヘルメットが装着され段々意識が遠のいていき、遂には完全に意識を失った。

別に語る必要は無いのだが、フルダイブ開始(スタート)と言う必要は全く無い。



________________________________________________

________________________________________________




気がついたら私は、星が満点の空の下に居た。空に浮かんでいる小島に私は立っており、目の前には透明な板を出している石柱が立っていた。


「・・・綺麗・・・・・・」


私は目の前の透明な板には少しも目にくれず、周りを見渡してそう言った。これを見た100人中100人が私の意見に同意するだろう。そう言いきれる程、星空が綺麗だった。


「おっと見惚れてる場合じゃないな。キャラクリしないと。ていうかガイド係は居ないんだな」


私はハッと我に返り、透明な板、キャラクリ画面に目を向け設定を始めた。

え~と?弄れるのは…名前・性別・種族・スキルの4つか。能力値は弄れないんだな。書いてあるのに。


「取り敢えず名前をセ・ツ・ナ…性別を女…と、」


いつも通りの名前を入力し、種族選択に移る。・・・名前は考えるのがめんどくさいので、本名をカタカナにしただけである。


「次は……種族を先に決めた方が良いな。スタイルも種族で決まるだろうし……。ってめっちゃ選択肢あるな!?これ全部見るのに一週間ぐらい掛かるんじゃないの?・・・ん?・・・・・・スラグってナメクジだよな……?誰が選ぶんだよ……」


ナメクジは面白そうだが、このゲームはキャラを一つしか作れないらしいので慎重に選ぶ。

ライカによるとこのゲームは自由度が高く、人外も多く選べるらしいので、折角だから人外・魔物を選びたい。でも私が真価を発揮出来るのは斧槍(ハルバード)を持ったときなので、出来れば人型が好ましい。


うーん難しいな……他では無理な人外、そして人型。この条件に合うのは……


「あっ!……不死者(アンデッド)か…………」




ちょっと展開が早いのかな……でも長くする方法が分かんないだよね(;◇;)

ネタバレかも知れませんがネクロマンサー方面には行きません。

ハルバードなのは作者が好きだからです。ユーザネームを『吟遊 春』にしようと思っていた時もありました。

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