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Topsy Turvy WORLDs  作者: JAVELIN
序章:[An Fantasy With Encounter]
21/55

EPSODE:021 [暴力は全てを解決する魔法のコミニケーション]

 よし。気を取り直してまた教えてもらうか。


 私は砂の前に座り、また文字を書いていく。


『では、次はこの世界の常識を教えてください』


 フェルがこいつマジか、といった顔で見てくるが、そんなもん無視だ。無視。


 フェルは骸骨の癖に大げさに溜め息をついて、手招きしながら部屋の奥の方に向かった。そして、そこにあった椅子に座り、棚から適当な紙を引っ張り出して何かを書き始めた(・・・・・)



 ・・・うん。取り敢えず殴るか。



 私はフェルが書いている傍に拳を振り下ろして机をへこませ、肩を掴んでナイフを首(背骨?)に当てる。


 書く物あるんだったら最初から出せやぁ。







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 あの後、この世界の基本情報について教えてもらった。


 この世界の名はファラリアというらしく、ライアという創造神と多くの神々が7日で作ったらしい。

 1日目。魔力が作られ、この世に魔力が満ち足りた。

 2日目。光と闇が作られ、光と陰が出来た。

 3日目。法則が作られ、時間と空間が出来た。

 4日目。火・水・風・土の四元素が生み出され、それらを組み合わせて大地・海・空が作られた。

 5日目。太陽・月・星が作られ、昼と夜が出来た。

 6日目。生命が作られ、人間と動物と植物が出来た。

 7日目。神は休み、眠りについた。


 これが、フェルが居た所で主だった煌星教の創世神話らしい。

 ぶっちゃけこの話は興味が無い。


 次は地理で、今現在発見されている大陸は4つあり、1つは今私達が居るユルラグシド大陸。

 そして、その南西に位置する半分くらいの大きさのアルシア大陸。

 上記2つの大陸の西にある、最近発見された最も大きい大陸、新大陸。

 ユルラグシド大陸の北東にあってその3分の2くらいの大きさのランツド大陸。

 最後に、ランツド大陸の東にある、アルシアと同じくらいの大きさの魔族が住んでいる魔大陸。


 後はユルラグシドの右下に大きな島があるのと、アルシアとの間に小島がいくつかあるくらいだ。


 これ以上は語ると長くなるので割愛された。

 まあ若干ながら飽きてきていたし丁度良かった。


 最後に種族。

 主に人間がユルラグシドで繁栄しており、他にエルフや獣人等と一緒に人族として一括りにされている。


 次に魔族。実力重視の社会で、弱肉強食。聖光教国と呼ばれる国と敵対していて、度々戦争をしているらしい。その所為で、人間嫌いが多いのだとか。


 とまあ一応情報は聞けたが……こいつじゃなくても良かったな。


 そしてここは、ユルラグシド大陸のオルトレーン王国北東部に位置する魔窟(ダンジョン)、ポラナト大迷墓である。



 とまあカッコつけてみたが、まずやることはこの本だらけのTHE魔法の研究室みたいな所を物色する事だな。


 いくつか見て、面白そうな物だけ持って行こう。

 持って行く方法だが、生前のフェル達が持っていたバッグに入れたら持っていけるだろう。もしそれに収まらなければ、部屋にずだ袋みたいなのがあるのでそれを使う。


『何故ここで読まないのですか?』


 フェルが、私が選んだ本や物を袋に入れながら質問してきた。


 何でって、ねえ。だって戦いたいでしょう?ゲームなんだから楽しまないと。


 私は腰から剣を引き抜き、それを数回振ることで答える。


 フェルはもう気にしないことにしたのか、そうですかと言いたげな様子で袋の口を閉めて担いだ。

 そんなフェルだが、今は荷物持ちになってもらうことにする。


『そういえばお前、これからどう(・・)したいの?』


 私はふと疑問に思い、紙に書いて聞いてみた。


どう(・・)とは……?』


 フェルは不思議そうな顔をし、首を傾げた。


『○○してみたい、とかそう言ったやりたい事は無いのか。』


 私がそう言うとフェルは今までのやり取りが嘘のように固まり、何かを悔いるように少し下を向いた。


『特に、ありません……お嬢様を守れなかった私に、そのような資格は無いのです』


 なんだコイツ。急にシリアス味出してくるじゃん。

 私はフェルの言いぐさに呆れてしまった。


『はあ、そういうのいいから。何でも良いから言えや』


『ですから……私にお嬢様を差し置いて・・・・・・』


 ダアァンッ!


 私はフェルの手の骨の間スレスレの所を通るように、ナイフで机を刺した。


『じゃあその叔父に復讐するのは?それならお前のお嬢様もお前もやりたいだろう?異論無いから決まりな』


 フェルは急な暴挙に怒った風になり、私に抗議しようとしてきたので、机に刺さっているナイフを一瞬で抜いて次は首スレスレにナイフを投げた。


 フェルが固まったのを確認し、私が寛大ながら説明してやる。


『私は起きたばかりでこの世界で何をすれば良いかが分からない。そんな時に分かりやすい目標があると便利なんだ。それにお前の中は叔父への復讐でいっぱいだろう?』


 フェルはハッと驚いたようにこちらを見た。


 でなければ手帳にあんな呪詛を書くわけないもんな。


『お前だけではその叔父に立ち向かっていっても、どうせ何も出来ない。それを私が殺ってやる。その代わり……それが出来たらお前は私に忠誠を誓え』

何かシリアスでしたが……。悲しいけどこれ筆談なのよね。

迫力が無い!!!



世界地図

構想をあんまり練り上げて作っていないので、信用度は低いです。それに縮尺が所々おかしいです。アルシアはこんなに大きく無いし、ユルラグシドはもう少し大きいです。(変わる可能性:極大)


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