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Topsy Turvy WORLDs  作者: JAVELIN
序章:[An Fantasy With Encounter]
2/22

EPISODE:002 [はい!皆さんが集合するまでに10分掛かりました(1人無断欠席)]

はい!私が書こうとするまでに5日掛かりました。

(書き終わるまでに11日掛かりました。)

遅れてすみません……

ゲームで、ゲームで時間が溶けりゅっ……!!(←少しも反省していない奴)

「皆サン、急ギマショウ。時間ガアリマセン」


中央の半透明な板は、数字が先程よりも減っており、それを見たクリスタルは、2人を連れて集合場所へ急いで向かっていた。


「あっ、見えて来たよ」


一番先頭を行っているライカが、先に集まっている3人を見てそう言った。

すると、先に集まっていた1人がセツナ達に気付き、声を荒げて3人を責めた。


「ちょっとアンタ達!!もうあと10分しか無いじゃない!!いったい今まで何してたのよっ!!!」


3人を責めているのは、魔女の格好をしている勝ち気そうなダークエルフで、残念ながら絶壁だ。

そして、魔女に責められた3人は各々で言い訳を言い始めた。


「いやー悪い悪い。集合する場所が分かんなくて」


「スミマセン……ライカトセツナガ喧嘩ヲシテイマシテ」


「あははは……ごめんねー、緋翠ー」


しかし、言い分を聞いた緋翠は更に怒り始めてしまった。一方、他2人の、編み笠を被った侍風の鬼人は全く気にしておらず、白衣を着た人型の合成獣(キメラ)は苦笑いをしていた。


緋翠の怒りは更にヒートアップして、収まる気配が無いのを見兼ねて、鬼人と合成獣が止めに入った。


「緋翠、そろそろ始まる」


「緋翠ちゃん~、キリハちゃんの~言う通りですよ〜、今は〜時間が無いので〜後で聞きましょう〜」


「うー、⋯分かった⋯⋯」


「ん、良い子」


「はい~、良い子ですね~」


「ちょっと、子供扱いしないでよ!!」


緋翠はキリハと合成獣(キメラ)に頭を撫でられて苛立っているが、時間が無いため我慢していた。


「話ハコレクライニシテ皆サン、事前ニ決メタ配置ニ付キマショウ」


5人は素直に従い、キリハは1人で、クリスタルと緋翠、合成獣(キメラ)は3人で、ライカとセツナは2人でそれぞれ散開した。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



「そう言えばセツナ、あのときどうしたの?」


「⋯⋯?、あのとき?」


セツナはライカの言う「あのとき」がよく分からず、聞き返した。


「ほら、僕がセツナと合流したとき何か変だったじゃん」


「あ~⋯⋯はいはいあれね⋯⋯」


聞かれたセツナは妙に歯切れが悪く、バツが悪そうに顔を掻いた。


「ん~~⋯ああ~⋯ うん話すわ」


セツナは悩んだが、決心したようにライカに身体を向けた。


「最近さー、刺激が足りないんだよな」


「刺激?」


「CWBのときの様な、こう、『楽しい』っていうのが無いんだよ


「あーー⋯⋯」


ライカは「分かる」と言うように顔を上下させた。


その時、中央の板の数字が3.00を切り、1ずつ減っていくごとに、絢爛な花火が打ち上がっていく。


「でもさ、最近面白そうなのが発売発表されたよね」


「どんなの?」


「えーと、確か自由さが売りで魔物にも成れるやつ」


「はあ、自由さが売りって⋯⋯何処もそう言ってるだろ。それに、魔物に成れるのは別に珍しくもないだろ」


セツナは途端に興味を失い武器の手入れを始めた。

それに対して、ライカは慌てて補足を始めた。


「違うんだよー。自由さが売りって言ってるでしょ。人型以外にも成れるんだよ」


「人型以外にも?」


セツナは驚いて手入れする手を止め、ライカの方に顔向けた。

セツナが驚くのも無理は無い、魔物に限らず人型以外は操作性が著しく悪いのだ。獣型はともかく、スライムなどの不定形なものは少しも動けないことが多い。

ライカは、セツナが驚いたのを何故かドヤ顔で見て、ドヤ顔のまま「仕方ないな〜」と言うように、セツナに対して説明を始めた。


「βテスターが言ってたんだけどね、獣型特有の着ぐるみ感が無いんだって。だから、自分の身体の様に動かせて、アクロバティックな動きも全然問題無く出来たんだって」


「⋯⋯⋯」


セツナは無言だったが、その目は爛々と輝いており、好奇心と愉悦が入り混じっていた。

ライカはセツナの目を見て背筋がゾゾゾとなった。セツナには言っていないが、ライカやクリスタル達はセツナのこの目が好きだった。セツナがこの目をしているときは、必ず面白いことを起こすのだ。


「⋯⋯名前は?」



   ━━━Another Worlds Travelerだよ

                      」




その時、一番大きな花火が上がった。

セツナは武器を肩に担ぎ、口に三日月を描いた。

今後の主要人物作ろうとしたら女性しか出来なかった……(作者は百合が好きです)

友情だと思っていたらいきなり百合百合し始めて性癖を完全に破壊されました。

それ以来、男主人公の物語をちゃんと読めなくなってしまいました。

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