表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Topsy Turvy WORLDs  作者: JAVELIN
序章:[An Fantasy With Encounter]
10/34

EPISODE:010 [トンネル(通路)を抜けた先は新たな戦場だった。]

もっと更新スピード上げた方がいいんですかね?


それではお楽しみ下さい。


セツナの現在の装備は、腰の左右に石斧、背中に槍、腰と太腿に骨のナイフです。

せ~んろは続く~よ~。お前を地獄に連れて行く為になぁ!!


こうなった経緯を思い出していると、一人また近づいてきたので骨のナイフを両手に持ち、片方は眼に突き刺して捻る。そしてもう片方は魔石を狙って胸に突き刺す。

ナイフは戦闘以外に使うと言ったな、あれは嘘だ。


絶命を確認すると、直ぐにナイフを抜いて走り出す。

後ろから追ってくる亡者共に減る気配はちっとも無く、次から次へ補充される。



[経験値が一定に達しました。個体、〈動く死体(ゾンビ)〉がLV4からLV5になりました。]



[レベルアップに伴い、各種能力値(ステータス)が上昇しました。]



[また、レベルアップに伴い、スキルポイントを獲得しました。]



ここまで結構な数殺って、レベルもLV5になった。

スキルポイントも20貯まって、《鑑定》を獲得するまであと2回レベルアップすればいい。スキルポイントの使い方も確認した。


いい加減このモンスタートレインも飽きてきたな。どこかで剥がせないものか・・・と?


この状況から抜け出す方法を考えていると、前方に横へ伸びている細い通路を見つけた。幅は私が横になってギリギリ入れるぐらいで、後ろの馬鹿共では入って来れなさそうだ。


私はそこに駆け込み、通路に飛び込んだ。

しかし、勢いが強かったせいで所々擦ってしまい、痛い………いや、今はそんな事より馬鹿共の手が届かない所に行こう。アイツ等、馬鹿すぎて損傷を考えずに突っ込んできてる。


この通路は狭すぎて後ろに攻撃が出来ないので、馬鹿共に構わず先へ先へと通路を進む。

暫くすると開けた場所が見えてきた。少ししかここに居てないが、閉塞感が結構するので少しスピードを上げる。その所為か、直ぐに通路を抜けた。



通路を、抜けた瞬間、悪寒がした。



自分よりも大きい鎧がいつの間にか目の前に居て、私に長剣を振り下ろそうとしている。それを認識した瞬間、私は左に大きく転がり、回避する。

鎧も追撃して来るが、流石に私も体制を立て直して槍で受け止める。が、相手の力が想定よりも強く、吹き飛ばされる。


うおっとっと。あぶね~。人間か?

いや、これまでの事を考えると、キャラクリの時にあった〈動く鎧(リビングアーマー)〉の進化系かな。

ステータスが明らかに今までと違いそうだし。


広間には他に、鎧がもう一体とローブが一つ宙に浮いている。

最初に斬り掛かってきた鎧は、長剣にカイトシールドを持っていて、肝心の鎧はあちこち欠けて血が付いている。

もう一体の鎧は、タワーシールドに戦鎚を持っている。こちらも最初の鎧と同じくボロボロだ。

中二病臭そうな装飾のローブは、何の原理か宙に浮いている。中は黒い霧しか見えず、かろうじて目の部分に赤い光が見えるだけである。コイツも漏れなくボロボロだね。


観察していると、ローブが手?をこちらに向ける。そうすると、いきなり空中に槍状の黒いものが現れ、私目掛けて飛んできた。しかし、黒い槍は避けられない速度では無く、普通に避ける。

すると、剣の鎧が走ってきて、またもや私に斬り掛かってくる。それを槍で受け流し、その後の攻撃も捌いていると黒い槍が数本飛んできた。

流石にステータスが離れている相手の攻撃を食らうわけにもいかず、剣の鎧を蹴ってその場から離れる。


あのローブ結構ウザイな。安全圏からチクチク撃って来やがって。だけどクソエイムだから当たらないね^^

剣の鎧は力任せに振るから、結構簡単に捌ける(個人の感想です)。種族は予想通りの動く鎧の進化系だった。顔がある所は空洞で、蹴った感触が軽かったので胴体も空洞だろうな。

戦鎚を持っている鎧は、盾をこちらに向けたまま戦鎚を構えている。位置関係的にローブと私の対角線上にいる。ぶっちゃけこいつは剣のタンクバージョンだろうな。chicken(ネイティブ発音)がよぉ!


あれっ、煽った所為なのかこっちに来たぞぉ~?剣の鎧も来たなぁ~?

急に攻めてくんなや。

流石に2人相手するのはキツい。ただでさえステータス差があるのに、2人掛かりで来られたらたまったものじゃない。

な・の・で、逃~げる訳ねえだろうが!


逃げるのは癪に障るので鎧共に向かって突進する。

右手に槍、左手に石斧。相変わらず組み合わせキモイな。

お互いの攻撃範囲に入った途端、剣の鎧と戦鎚の鎧は武器を振りかぶり、私は()()()()


「ガア”ア”ア”ァァァ」


どちらの鎧も一瞬動きを止め、直ぐに振る。その一瞬が欲しかった!

私はスライディングし、振られた武器を避けて直ぐに立ち上がり、ローブに向かっていく。

最初(ハナ)からお前が目的だよ。

黒い槍を撃ってくるが、避けて更に進む。

鎧共も追いかけて来てるけど、これなら私がローブに着く方が早い。


そして、私の攻撃範囲(キルゾーン)に入る。槍を相手の体に突っ込み、石斧を振りかぶる。


第三部、完!!

新しい書き方をしてみました。見やすいですかね?


馬鹿共で固定されてしまった亡者達………

普通に主人公は相手を罵倒せな駄目なんか?


レベル差があるのに主人公が戦えている理由は、技術と知能の差ですね。既に一回死んでるから…………

ていうか鈍臭いゾンビでこんなに動ける主人公は一体(困惑)…………

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ