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はじめまして!デュエマはいかがでしょうか?

作者: ALICE COMPLEX

この短編を読む方へ

この短編はデュエルマスターズが大好きな人へ送りたいと思い書きましたが筆者も初めて小説を書いたので少し表現がおかしい所もあるかもしれません、皆様の寛大な心で読んでいただけたら幸いです

「ボルシャックドラゴンでダイレクトアタック!」

テレビに映る主人公はいつだってかっこいい、

強く!たくましく!そして熱い!

そんな主人公に憧れ・・・・・・

ては無いが、新たにデュエルマスターズ、縮めてデュエマを始める者が1人。

〜岐阜県某所カードショップ〜

とある事からデュエマを知り興味を持った紅城(あかぎ)シドウは近所のカードショップの門を叩いていた

紅城シドウ「すいませーん!デュエマをやりたいんですけど、体験用の貸出しデッキってありますか?」

店員「貸出しデッキなら3つあるけど、どれがいいかしら?3つとも違うデッキよ。」

シドウ「それぞれどんな性能をしてるんですか?」

店員「1つ目はハンデスデッキね、ハンドデストロイつまりは相手の手札を無くして何も出来なくさせるデッキね」

シドウ「なんか陰湿・・・」

店員「2つ目はランデスデッキね、ランドデストロイつまりマナを破壊して何もさせないデッキね」

シドウ「これもなかなか酷い気がする・・・」

店員「3つ目はループデッキね、これは自分だけひたすら効果使い続けて相手の気力ごと勝利をもぎ取るデッキよ」

シドウ「体験用って一体・・・」

シドウはあまりのラインナップに絶句した

店員「ふふっ冗談よ〜本当は速攻デッキ カウンターデッキ ギャンブルデッキがあるから好きなのを選んでちょうだい」

シドウ「それじゃあ速攻デッキをお願いします」

シドウは速攻デッキを受け取ると早速中身を確認した。

中身は「轟く侵略レッドゾーン」を中心として作られた通称火単バイクと言われるデッキだった

シドウ「超すーぱーすげぇどすばいカードだな〜」

何故かレッドゾーンに惹かれるシドウ、その時だった

???「シドウ君もここに来ていたのね」

後ろから可愛いらしい声がする、

それは同じ学校に通う同級生の(さかき)アイだった、アイはデュエマが好きでとても優しい女の子だ

シドウ「アイじゃないか、こんなとこで何をしてるんだ?」

アイ「それはこっちのセリフよ、まぁここにいるってことはデュエマを始めたのね。」

シドウ「そうなんだよ〜デュエマを触ってみたくてね、体験用の貸出しデッキを借りたんだ!」

アイ「それなら私がルールを教えてあげるから一緒にやりましょうか」

シドウ「アイ先生よろしくお願いします!」

アイ「まず最初にデュエマのフィールドについて教えるね、デュエマには手札 山札 マナ シールド 墓地 超次元 超GR の7つがあるわ。」

アイは自分のデッキを使って説明をしていく、シドウは貸出し用デッキに付属していた説明書を読みながら聞いていた

シドウ「フムフム」

アイ「最初に山札から、これはデッキ本体を置く場所と思ってくれたらいいよ!」

シドウ「ドローはここからできるんだね」

アイ「その次に手札!基本的にはここからカードを使ったり出したりするわ」

シドウ「ここの枚数で戦略が変わりそうだな」

アイ「マナゾーンは自分がカードを使うために支払うコストを置く場所よ、カードを逆さに置いて横向きにすることでコストを払うことができるわ」

シドウ「フムフム横向きにすることをタップというと・・・」

アイ「墓地は使い終わったカードや破壊されたカードの置き場ね、カードの中にはこれを使ったギミックもあるからなかなか重要なゾーンね」

シドウ「墓地は第2の手札って言葉は聞いた事あるよ。」

アイ「そしたらシールドね、これはとても重要で自分を守ってくれる盾をイメージして、最初は5枚あるけど相手の攻撃を受けると減っていってこれが0の状態で攻撃を受けると負けになっちゃうの、でもシールドが壊された時にST(シールドトリガー)のカードがあれば逆転も可能よ!」

シドウ「ここが勝敗の鍵になりそうだな」

アイ「超次元ゾーンと超GR(ガチャレンジ)ゾーンは今は使わないだろうから割愛するわね」

アイ「それじゃあここからはゲームの進行ね、ターン開始からリフレッシュステップ ドローステップ メインステップ アタックステップの順番で進行していくわ」

シドウ「4つのステップなら簡単そうだな」

アイ「リフレッシュステップはアタックやブロックをしてタップ(横向き)したクリーチャー、使い終わったマナをアンタップ(元の向きに戻す)してまた使えるようにするステップね」

アイ「その次のドローステップは山札から1枚ドロー(引く)するだけよ」

アイ「メインステップは開始時に手札から1枚マナゾーンにカードを1枚置けるわ、こうして増やしたマナを使ってクリーチャーを出したり呪文を唱えたりできるステップとなるわ」

アイ「最後にアタックステップ、メインで準備を整えたらここでクリーチャーが攻撃できるわ!相手のクリーチャーやシールドを叩き壊してしまいましょう」

シドウ「ほほーーーう・・・リカイシタカモ」

アイ「一気に言いすぎたわね・・・そしたら!実践あるのみよ!シールド展開!」

シドウも言われるがままにシールドを展開するのであった

アイのデッキはヘブンズゲートを中心とした光単天門、守りが硬くST(シールドトリガー)によるカウンターを得意としている。

序盤シドウは「赤い稲妻(サバイバルスター)テスタロッサ」や「撃速ザ・グナム」を出し踏み倒しを防ぎつつシールドを割っていく

一方アイは「支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシーチャージャー」を使い手札を増やしつつマナを貯め「制御の翼オリオティス」を出しこちらも牽制していく

シドウ シールド5

アイ シールド4

シドウもだいぶデュエマに慣れてきたようだ

シドウ「一気に勝負を決めさせてもらうよ!手札を1枚捨てて「D2V3終断のレッドトロン/フォビドゥン・ハンド」を召喚!召喚時効果でオリオティスとバトルしてオリオティスを撃破!」

アイ「やってくれるわね!」

シドウ「そして「撃速ザ・グナム」で攻撃する時に侵略発動!このデッキの切り札「轟く侵略レッドゾーン」に進化!」

侵略とは条件を満たしたクリーチャーが攻撃する時に手札からノーコストで進化する能力である。

アイ「ついに来たわね、でもこっちのクリーチャーはいないからただのT(トリプル)ブレイカー、焦る必要は無いわ」

シドウ「そのままシールドをTブレイクだ!」

アイは割れたシールドをチェックし、そして宣言した

アイ「シールドトリガー発動!呪文「ヘブンズゲート」!効果で「支配の精霊ペルフェクト」と「絶対の楯騎士(アブソリュート・シールドナイト)」を出して「絶対の楯騎士」の効果発動!山札の上から2枚見て1枚を手札に1枚をシールドに加える、加えるのは「DNAスパーク」よ!」

「DNAスパーク」は発動した時に相手クリーチャー全てを止めてシールドを増やしてしまう呪文である

シドウに焦りが見える

アイ「こちらの動きは終了よ、さらにアタックはある?」

シドウ「これ以上はアタック出来ないからターンエンドするよ」

アイ「それじゃあ私のターン、ドロー!テスタロッサがいるから踏み倒しはできないわね、それなら数に頼む!「支配の精霊ペルフェクト」をもう一体召喚!」

シドウ「さらに増えた!」

アイ「ペルフェクトはパワーが0にならなければ場を離れないし、相手のカード使用回数を3回までに規制するわよ」

シドウ「そんなインチキずるいよぉ!」

アイ「それじゃあ行くわよ!「絶対の楯騎士」でシールドをW(ダブル)ブレイクする時に山札の上2枚を見て片方を手札に片方をシールドに加える・・・うーんハズレね、私は1枚を手札に加えてシールドに「星門の精霊アケルナル/スターゲイズゲート」を加えるわ!そしてそのままWブレイクよ!」

シドウは割れたシールドをチェックするが、シールドトリガーは0だった。

アイ「これでターンエンドよ、次のターンで決めるわ!」

シドウのターンが来る

シドウ「俺のターン、ドロー!あの守りをどうしたものか〜」

少し焦りながらもドローしたカードを確認する、

それはさっきシールドから手に入れたカードと組み合わせることでこのピンチを打開できるカードであった。

シドウ「どうやらシールドを割ったのは失敗だったようだね!」

アイ「え?」

シドウ「まずは「覇王速ド・レッド」を召喚!マナに火が3つあるからコイツはスピードアタッカーになる!そしてそのままシールドを攻撃!その時に侵略と革命チェンジを発動!」

アイ「侵略だけじゃないの!?」

革命チェンジは条件を満たしたクリーチャーが攻撃するときに手札の革命チェンジ持ちクリーチャーと入れ替える能力である、シドウはそれを侵略と重ねがけで使ったのだった。

シドウ「出すのは「熱き侵略レッドゾーンZ」と「轟く革命レッドギラゾーン」だ!そしてレッドゾーンZのでた時の効果でシールドのDNAスパークを墓地に送り、レッドギラゾーンの効果でコマンドを持つクリーチャーはブロックされなくなる!」

アイ「そんな〜!私の鉄壁の守りが〜!」

アイの顔が焦りで歪む

シドウ「最後のシールドをWブレイクだ!」

アイは最後のシールドに望みを託しチェックする、

だがシールドトリガーは無かった。

アイ「そんな〜!」

シドウ「レッドゾーンでダイレクトアタックだ!」

アイ「きゃー!」

試合はシドウの勝利で終わった。

アイ「うわー負けちゃった〜!まさかあそこでレッドギラゾーンとはね〜シドウ君ほんとに初心者?」

シドウ「なんかレッドゾーンを使った時に頭の中がスッキリした感じがしてあのプレイが出来たんだ。デュエマって楽しいね!もう1回やろうよ!」

自分に対する違和感に少し気づきつつも今この時はアイとデュエマをもっとしたい、楽しみたいと思うシドウなのであった。

To Be Continued?

ここまで読んで頂きありがとうございます。ALICE (アリス)COMPLEX(コンプレックス)と申します。

GP2024も控えており何書いてんだ!って思いますが最近どこもかしこも環境デッキばかりであまり楽しめていませんでいました。そんな中何気に思ったんですよね、なんか小説書きたいなってそれで題材何にしようかってことで大好きなデュエマで書いて見ました。

中身みてもらった通りバイク好きですから主人公はバイク使って欲しいなってね、まぁとりあえず満足したので今回はここまでにします。どこかで会えたら一緒にデュエマしましょう!

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