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不安な恋

作者: なんさる

「こわれろ…こわれろ…失くなれ…こんな世界失くなってしまえ!!!」

怖い…怖い…嫌だ…

あいつが遠ざかっていく感じがして怖い…

これが…不安か…

「どうしたの?巧」

「い…いや、なんでもない」夢か…嫌な夢だった…

あいつが…茜が遠ざかっていく感じがして。

いつも隣にいた俺がいなくて、俺じゃなくて、違う奴…

そういや、茜の奴、孝とここ最近凄く仲がいいな…

もしかして…付き合ってるのかな…

「巧?本当に大丈夫?顔色悪いよ?」

「大丈夫…だと思う…」

駄目だ…

余計な事考えるな…

でも、もし、本当に付き合ってたとしたら?

「やっぱ気分わるい…」

「大丈夫?学校終わったらすぐに帰るから、安静に寝てなさいよ?」

アタシは、巧の面倒まかされてるんだから

と言って俺を保健室に付き添って送ってくれた。

「辰巳先生、お願いします」

辰巳先生

「わかったわ、渡部くん、これ、体温計」

先生から体温計を貰い脇に挟みまた、余計な事を考えていた…

不安で不安で仕方なかった…

ぴぴぴ…

体温計の音で我に帰った

37度…

微熱か…

辰巳先生

「もしかしたら、上がるかもしれないから、家でゆっくり休みなさい」

「はい…」

学校をでて、自転車にまたがり、家に帰った

帰ってすぐベットに寝転びラジオをつける。

流れだしたのは、恋の歌

いま、一番聴きたくない歌…

不安にしかならない歌

ラジオをつけっぱなしでいつの間にか眠りに着いた

「巧、私…

孝と付き合ってるの…」

「!!」

そのことばでハッと目が覚めた。

「スー…スー…巧…」

隣には茜がいた、看病中に寝てしまったようだ

「…ぷっ…ククク…」

自然に笑えてきた

「ったく…俺が看病するのは、やだぜ?」

茜をベットに寝かせ、毛布を出して寝た

朝の日差しで目を覚ました。

「ん…茜?起きたみたいだな…」

あくびをしながら、下の部屋に下りる

「おはよー、ご飯できてるよ」

「おー」

朝食を済ませ、一服していた

「昨日、ありがと」

「俺が看病すんの嫌だったからな」

もう、かわいくないなぁ!

とかわいい仕草をしながら言ってきた。

いまは、これでいいや…

幸せだしな…

連載用に改造してみようか、考え中(汗)

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