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6話 二人きりの時間

「う・・・」

「大丈夫?理久くん」


はっと飛び起きて、周りを見る

周りは瓦礫だらけで、ライトが点滅しながら、かろうじて付いてる

どうやら、閉じ込められたみたいだ


「大丈夫ですか・・・?先輩」

「うん、なんとか」


「・・・どうする?理久くん」


急に吐き気が回ってきた

あの日の、記憶がフラッシュバックしてくる


「う・・・」

耐えられず、僕は吐いてしまった


「大丈夫・・・大丈夫だよ、理久君」

先輩が、寄り添いながら背中をさすってくれている


「待とうか、こういう時は、下手に動くと危ないし」

僕らは、ここで救助を待つことにした


しばらくの時間待って・・・

気を紛らわす為に、待ってる間気になってたことを聞くことにした


「先輩・・・なんか近くないです?」

先輩がずっと、横から僕に抱き着いている


「だって・・・怖いから・・・」

僕も、先輩に抱き着いた

先輩も、すこし震えてた


「なんだか、眠くなって・・・」

緊張からだろうか、とても眠たくなってきた


「寝よっか」

・・・

「手を・・・にぎってて・・・」


「・・・うん」

先輩の手をにぎって

抱き寄せて

僕は、眠りに落ちた

遅くなってしまった

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