私に異世界ものは書けないというお話
ただの作者の異世界ものに対するボヤきと諦めの言葉です。
いくら自分の中で面白い物語が出来ようと、それが評価されるとは限りません。
私も拙い小説を書いています。が、あるジャンル以外ではまったく評価がない。
VRMMOというジャンルは多少なりとも読まれるのですが異世界となるとどうも…。
多分、その理由は私が考える面白いストーリーと読者が考える面白いストーリーが違うのが一つの原因、そして、私が創った世界観が合わない、もしくは私が創った世界観がガバガバすぎてツッコミどころがあるというのも原因かもしれません。
今は異世界というと"無能""チート""追放"などがメジャーであり、読者もそれを欲して読んでいると思います。
私はむしろ過激すぎるというか、あからさまなチートというのは嫌でそれを書こうとはあまり思いません。だからこそ多分価値観のズレが出てるのでしょうか?
価値観の相違からかポイントがもらえない、評価が貰えない…。
あまり言いたくはないのですが評価点が低いと作者のやる気もグングン削れていきます。それはもう鉛筆削りのように…。
価値観が違うからこそ評価を得られない。
評価が得られないということはやる気を無くしてしまう。
やる気がなくなるということはエタる可能性が増える。
実際の私もそうでした。
前は面白い!と思ったものをジャンジャン書いて投稿していましたが見てもらえなくエタって…。それで続きはまだですか?と見てる人に言われて書こうとするけどエタった作品はそこまで覚えてなくて…。
まあ、正直なんでもかんでも投稿する私が悪いのですけど。
私が怖いのは異世界ものを投稿しても見てもらえないことですね。
異世界ものは人気なので仕方ないとは思うのですが異世界ものに手を出すのはかなり難しい。
既存にあるものは使えない、かつ矛盾は許されない。
現代日本とかであれば既存のものを使用できて少しは楽なんですけどね?
自分で創った世界で自分が作った主人公をどう無双させるか。
そして、どう主人公を魅力的に描写するか。
そして、その異世界をどう理解して貰えるか。
難しいですね。
自分が想像してる世界をそのまま想像してもらうというのは。
ちゃんと世界観が練られていたら分かってもらえるのかもしれませんが…。やはり世界観が難しい。
中世ヨーロッパに似た世界なのか、現代社会なのか、石器時代とかなのか。
うーん、考えただけでも難しい気がしますね。
そして敵対する悪はどうするか。
悪と言っても様々な悪があります。
独善的な悪、悪だと気付いてない悪、とにかく何もかも壊したい悪。様々な悪役がいます。
悪役を可哀想に思わせるか、それとも純粋な悪として恨みを買わせるか。
主人公サイドだけじゃない、悪にも魅力があるのかな?
じゃあ主人公サイドも魅力を…というわけにもいかないのですね。
主人公が順風満帆なのは仲間に恵まれてるのでしょう。奴隷だったり恋愛感情を抱かれたり。私が描くなら誰か裏切らせます。裏切りって素晴らしいですよね。
そう考えるとキャラ作りも大事。
ま、小説全般的に言えますが全部大事なんですけどね。
ともかく言えることは私に異世界ものは無理。ということです。
言葉にしなきゃ諦められないと思って書きました。