プロローグ?
またかよ...
「ユゥゥゥゥキィィィィィ!テメェ、ゴラァァァァ!何べん言わせりゃ覚えんだ!!勝手なことしてんじゃねぇぞ!!誰が客寄せしろなんて何て頼んだ!?あぁん!?」
「だって、せっかく作ってるのにお客さん居なきゃ意味ないじゃん!」
「それが余計なお世話だと何度言われれば気がすむんだ!!」
「ギンもいい加減諦めなさいよ。あなたもう一部では有名よ」
「ハルは黙ってろ!元はと言えば全部ユキのせいなんだ!俺は細々やってければ満足なんだよ!それが何だ?気がつけば生産プレイヤーの上位に常に名前が出るってどういう事だ?」
「細々やりたいんじゃなくて、ギンが人見知りだから細々でしかやれないの間違いよね?それよりこのやりとり何度目よ?はぁ、内弁慶も大概にしなさいよ。」
「うるせぇなぁ!どう遊ぼうが俺の自由だろうが!」
「なら、ユキがどう遊ぼうが自由のはずよ」
「ぐっ、あぁぁ!もういい、勝手にしろ!」
「ハルねぇ、ありがとう!ギンにぃも素直になればいいのに」
「はぁ、その通りね。自分の作った物が色々な人に使われ嬉しいくせに、素直にお礼も言えないなんて、全くあれで邪険に扱ってつもりなのかしらね。こんな良い物を私達に使わせて置いて今更よ。」
「仲良くしたいけど、どう接して良いか分からない。ってお爺ちゃんいってたよ。」
「ユキの素直さを見習って欲しいものね。」
好き勝手言いやがって全部聞こえてんだよ。
最初のやり取りからのせいで引っ込みがつかないだけなんだよ。
まったく、どうしてこうなったのやら・・・。