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面影

作者: 庄屋 未都



彷徨う森を 裸足のまま

見上げた 空に 流れ星


願いをかけて みるけれど

あたしは 報われない事を

知っていた


それでも  ああ、神様

刹那る 想いを 叶えてくれるなら



ねぇ 声を聴かせて 恋焦がれ

朽ち果てる前に、どうか


愛しい面影 追いかけて

貴方 ヒラリひらり

摺り抜ける



彷徨い 見つけた 湖に

映し出された 陽炎の月


掬いあげた 聖なる水を

飲み干しても この身体は

救われなくて


それでも  ああ、神様

あたしを 見つけ出してくれたなら



ねぇ 何処まで行けば この想い

消えてくれるのでしょう?


愛しい面影 抱きしめて

言葉 ユラリゆらり

霞みゆく



ねぇ 声を聴かせて 恋焦がれ

朽ち果てる前に、どうか


愛しい面影 追いかけて

貴方 ヒラリひらり

摺り抜ける


記憶 ユラリゆらり

霞み ゆ く



涙、ホロリ ほろり

伝 い 叫ぶ 貴方への 慕情




※漢字表記について:意図的に、『切なる』ではなく『刹那る』と表記しております。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 壇と申します。 全ての詩(3作品)を読ませていただきました。 とくにこの『面影』ですが ↓ ↓ ↓ ねぇ 何処まで行けば この想い 消えてくれるのでしょう? ↑ ↑ ↑ シンプルな表…
2013/06/16 01:10 退会済み
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