エブラ防衛戦-FIRST CONTACT-
はい、遅くなりました。
いやあインフルエンザって怖いね。そうでなくても妊娠中ってこんなに辛いんでしょうか。
どうにも頭がボーッとしてるので、明らかにクオリティが落ちている所があると思います、申し訳ないです。
話の内容としては、ついに幕を開けた防衛戦の序盤の一部となります。
本当はもうちょっと書きたかったのですが、グダグダになるのでやめました。文量少なめです。
そのうち書き直しますが、予定は未定ということ。スミカ・ユーティライネンです(′・ω・`)ノ
防衛戦は3〜4話くらいでさくっと終わらせたいですね。
後書きには強モンスターの情報を載せておきます。ゲーム内容やこの先の戦闘など、想像する手助けとなれば幸いです。
1/19 あとがき追記
3/3 タイトル変更
―――――午前11時半。つまり、開始から30分前。
既に前衛と後衛は配置に着き、偵察隊である準前衛の内500人は、5人一組でフィールド内に散らばっている。
特殊フィールド「エブラ周辺」は、広大の一言に尽きるその広さが何よりの特徴であった。街の中心を基準に、周囲3km(ダンジョンを含む)が丸々バトルフィールドである。
逆に言えばそれだけ広いバトルフィールドが必要であるということであり、それが改めて敵の戦力がどれだけ多いのかを如実に示していた。
さてそんな中、前衛総指揮官であるギルド「梅椿」のギルドマスター「シラユリ」は、城壁の上で地平線を睨んでいた。
彼女はレベル222の将軍であり、100人を越えるギルドを見事に纏め上げているそのカリスマ性を買われて指揮官へと推薦された。その美しさとカリスマ、そして強さに引かれるプレイヤーは数多く、噂では最も多くの会員数を誇るファンクラブがあるとか。
そんな彼女に近づく影が一つ。
「厨二病ですか?」
「違うわっ!いきなり失礼なことを言うなっ!」
「あらそれはごめんなさい、てっきり自分が指揮官に選ばれたのに喜んで悦に浸ってるのかと思いまして」
ギルド「セブンスヘブン」のギルドマスター「フィルソ」。レベル208の大賢者であり、防衛戦では魔法部隊の指揮官を務める。シラユリとはムラクモ内で仲良くなり、時折(ムラクモ内で)一緒に食事をする程の仲である。
「指揮官なのはお前も同じだろうに……で、何の用なんだ一体?」
「つれないわねぇ、大戦の前に緊張をほぐしてあげようかと思ったのに」
「いらん、お前こそ魔法部隊の方は大丈夫なんだろうな?」
「勿論よ、今だってほら」
城壁から見下ろすと、そこには土の初級魔法「大地の壁」を使用して、城壁のさらに50m程前の一帯に土の壁を隙間無く張り巡らせている魔法職達の姿が見える。
これは前衛陣が突破されたときの壁にすると同時に、壁の上に上って魔法を使用するためのものである。何しろ乱戦なので、範囲魔法を使用した場合に巻き込んでしまう可能性がかなり高い。そのため、高所から確実に敵にダメージを与えられるようにこの方法が取られた。
もう間もなくエブラの街周辺全てを土壁が覆うだろう。そうしたら、防衛側は覚悟を決めるだけである。
「まあなら構わないけどな……ん? っ!」
「あら……私にも来たわ。……いよいよね」
「ああ……5分後にブラウさんの方から偵察隊全員に帰還命令と確定情報を送られるだろうし、私たちも準備をしないとな」
「そーね。じゃ、お互い頑張りましょ」
「ああ」
二人にメールが届く。確認した内容は、偵察部隊を含む準前衛部隊を率いるブラウから送られてきた、敵大軍団発見の情報。
街から真西と真東。イベント開始時刻の予定通り、あと30分以内に敵勢力が到達。各員、戦闘準備を終わらせて待機すること。
「イベント開始5分前です!」
「おし、無敵設定解除用意。増援と召喚の準備は?」
「あと座標設定だけっす。いつでも行けますよ!」
「OK!アナウンス打って!」
「了解、予告行きます!」
『イベント開始5分前になりました。これより5分後に、敵勢力の先頭がバトルフィールドへと入ります.
各プレイヤーは準備を整えてください』
「……いよいよ、か。準備するか」
城壁の上に座っていたシラユリは立ち上がると、腰に差していた刀を半分だけ抜く。
「……すぅー、はぁー……」
目は真っすぐに地平線を睨みつけ、身体は微動だにしない。
その態勢のまま、5分。ついに敵の姿が地平線に現れはじめた瞬間、彼女は剣を引き抜き声を張り上げた。
「《鼓舞》!
『エブラ防衛線に参加している全てのプレイヤー達よ!私の名はシラユリ!ギルド「梅椿」のギルドマスターにして、このエブラ防衛戦にて前衛指揮官を任されている者だ!』」
「うお!?」
「なんだこれ!?」
突如としてフィールドに響き渡った声に一旦は騒然とするものの、これが何かを知っている一部のプレイヤー(上位ランカー)の情報提供によってすぐに鎮静化した。
「『地平線の彼方にいる魔物の集団が見えるか!あれこそが私達の敵である!このエブラを襲い、破滅へと導こうとする獣共だ!
諸君!我らの役目は何だ!このエブラの街が戦火に包まれるのを黙って見ていることか!
否!断じて否!』」
凛と張った声に、自然とプレイヤー達の背筋も引き締まる。目を向けたのは、こちらへと進軍する醜悪な魔物達。
「『魔物風情がどれほどいようと恐るるに足らず! 我等の力を見せ付ける時だ! 一騎当千とも言われるその力で、敵軍を殲滅してみせよ!
我等に見えるのは勝利の二文字のみ! それ以外の結果など、力付くで消し飛ばせ!』」
武器を持つ手に力が入り、魔物の群れを睨みつける。中には口角を吊り上げたり、舌なめずりをしている者までいる。
皆ノリがよくて何よりである。
「『剣を構えよ!魔法を唱えよ!弓を引き絞れ!今この時こそが、諸君達の培った力を発揮するときである!
覚悟はいいかっ!』」
―――ウオオォォォォォォォォォォォッ!!!!!
「『これより戦争を始める!我々に撤退の2文字は無い!これから貴様らは何の邪魔も受けず、ただひたすら戦うだけだ!
―――せいぜい、楽しんで来い!』」
《鼓舞》を終えたシラユリは城壁から飛び降り、武器を持っていない左手と両の足を上手く使って着地する。その動作には慣れたもので、かなりの高所から飛び降りたにもかかわらず、ダメージは0であった。
「行くぞ、戦士達よ!私に続けぇっ!」
「「「「「行くぞオラアアァァァッッッ!!」」」」」
駆け出すシラユリに合わせて前衛組が駆け出す。
シラユリが、オークを振り上げたこん棒ごと一撃で叩き切った瞬間、ムラクモ初のプレイヤー協力型巨大イベント『巨大侵攻防衛戦』の火蓋が切って落とされた。
開戦から30分、戦況は拮抗していた。
東西2方面から攻めてきた魔物の軍は、現在は街全体を覆うようにドーナツ状に展開されている。指揮官の位置も現状不明で、今のところはひたすら敵を迎撃する形になっている。
現状作戦の方は見事にはまっており、未だプレイヤー死亡数が20を越えないままに戦線を維持している。素晴らしい戦果と言っていいだろう。
―――エブラ西部、とある戦線の一角
「ふっ、はぁっ!」
「グオオオオッッ!」
オークを倒し、また次のオークへと槍を振るうのはラバルである。彼は一番槍として戦場に飛び込み、ちょうど10匹目のオークを倒したところ。
勿論無傷とはいかず、横槍や空からの強襲などでちょこちょこダメージを受けている。現在HPは6割を切ったところで、無理をしなければまだまだ持つだろう。
「くっそ、本当どんだけいんだよ!いい加減、飽きる、ぞっ!」
「ゴオオッ!」
周囲を見渡せば、オーク、オーク、オーク、オーク、プレイヤー、オーク、ゴブリン、オーク、オークオークプレイヤーオークオークオーク……
「うぜぇっ!」
また1体のオークを切り捨て、今度はゴブリンに槍を突き出す。その時だった。
「そこの槍の人回り見ろ!トロル来てるから下がれ!」
「んなっ!?マジかよ!?」
範囲魔法をものともせずに突き進むトロルが1体、一直線にラバルへと突き進む。
名も知らないプレイヤーから警告を受けたラバルは相手にしているゴブリンを倒すと、メニューを開きながら後退する。
『《チャット》《パーティ2》!
すまん下がる!決死トロル1、今のHPじゃ俺は即死だ!』
『了解しました、私が行きます。30秒持ちこたえてください』
『頼む!《チャットクローズ》!』
「すまん助かった!」
「いいってことよ!オラッ!」
声をかけたプレイヤーに礼を返し、迫り来るトロルの攻撃を必死に捌く。
一撃もクリーンヒットをもらってはならず、また常に周囲に気を配り続けるのはかなり大変だ。視界外からオークの攻撃をもらって態勢を崩しでもしたら、その瞬間に終了のお知らせである。
そんなギリギリの戦いを30秒続けたところで、振り上げられたこん棒をルマリアが駆けてきて受け止めた。
「すまん、助かった!後を頼む!」
「了解です!【瞬散打突】っ!」
短く言葉を交わしてラバルが城へと下がると同時、こん棒を押し返したルマリアがスキルでトロルを吹き飛ばす。
ラバルは脇目も振らずに走り、【三段ジャンプ】で城壁を飛び越え、城内のチームポイントへと走り抜けた。
「はぁ、はぁ、ふぅ……!」
「お疲れさん、災難だったねー」
「んっとによー……あんないきなり来るかね普通。明らかに俺狙ってたじゃねーか!」
「タゲに何か法則あるのかな?一直線だったしね」
へたりこんだラバルに声をかけたパタンは苦笑しつつ、ポーションを頭からぶっかけてラバルを癒していく。
中央広場や城壁などでは僧侶系職業が待機し怪我を治しているのだが、今回はそこまで大きなダメージを負っていないため、ポーションを使っての回復に留めている。
「にしても、うちの大将凄いなー。作戦大はまりじゃないの」
「だねー。このまま何事も無ければいいんだけど……」
「はいフラグ入りましたー。絶対に何か起こりますー」
「やめてよそういうこと言うの……」
軽口を叩きつつも、意識は城壁の外へと向けられている。ルマリアの実力を疑ってはいないが、いつ救援信号が届いても即座に交代に行けるようにである。
ちなみにルマリアがトロルにやられるとは露ほども考えておらず、むしろ手柄を取られるんじゃないかとヒヤヒヤしているのであった。
「今のところは順調っすねぇ。お疲れっす」
「オメガか、そっちもお疲れ。確かに、怖いくらいに順調だな。このまま何も」
「言わせないっすよ。どうせ何かあるでしょうし、言うだけ無駄ってもんすよ」
「知ってらぁ、テンプレに決まってんだろ」
「そっすか、すいませんっす。《ストライクアローⅧ》!」
味方が抜けた穴を埋めるために出撃していたパックスに、弓を撃ちつつ声をかけるオメガ。
既にオメガが撃ち落とした鳥は100を超え、10000ポイントを稼ぎ出している。
「そろそろ飽きてきたっすよ本当。プチプチ君潰してる気分っす」
「こっちもオークとトロル潰すだけの簡単なお仕事だがな。30分、何かしら仕掛けてきてもいいようなもんだけどな……」
決死トロルもものともしないようなレベルになると、流石に少々退屈なようだ。イベント自体は非常に楽しいのだが、トロルもオークも(文字通り)死ぬほど戦ってきた猛者には強敵でもなくなってしまっている。
案外つまらないなーと二人が考えた矢先。
―――ズン……
「「っ!」」
二人がいる西側の逆、東側から強烈な振動。次いで総指揮官のノイから召集命令がかかった。
『迎撃班に緊急召集!西側1kmに巨大敵出現!各員すぐに集まり、迎撃に参加せよ!』
『了解!』
『了解っす!』
「遠距離攻撃隊!この場は任せるっすよ!」
「「「「「おうよ!!」」」」」
力強い掛け声に頼もしさを覚えつつ、急いで西側へと急行する。街の大通りをひた走り、中央広場を駆け抜ける。途中、街に蔓延るプレイヤー達から何事かと目線を向けられたが、気にしてはいられなかった。
階段を登り西側の城壁の上に出た彼らが見たものは……
「「うわぁ……」」
1kmほど前方の魔物の群れの中に存在するのは、周囲のオークやゴブリンを吸収して巨大化を続ける肉の塊。
うぞうぞとうごめき、所々に触手が生えては引っ込んでいる。
「……SAN値チェックいいっすか?」
「おいやめろ」
見ただけでげんなりするほどに名伏しがたい形と動きをする肉塊に、既にやる気が失せていく。
後から集まってきた者や先に来ていた者も、一部を除いてほぼ同じような反応を返している。動じてないのはノイとディドとサキガケくらいである。
「えーっと……もんのすごいテンション下がってますが、とりあえずアレどうしましょうか」
「「「「「消そう」」」」」
「いや、それはそうなんですけど。具体的にどうしましょうかって意味で、どうしましょうか?」
「消し飛ばす」
「斬り飛ばす」
「殴り飛ばす」
「駄目だこいつら早く何とかしないと……」
まるで頼りにならない脳筋な面子に思わずため息を漏らすノイ。
前線で身体を張って戦うプレイヤーばかりなのはまだわかるが、魔法職の賢者で後衛専門でしかも女性のキーリィまでもが即答なのは如何なものか。女性として生理的嫌悪が出るのだろうか。
「でも実際それくらいしか対策無いだろ、実際に戦ってみないとわからないんだから。ほら見ろ見事なカウンターで返した」
「いやまあそりゃあそうなんだけど……まあいいや。とりあえず一当てしてみましょうか」
「「「ういーす」」」
「やだ……何このgdgd感」
とまあ終始締まらず、どこか緩い気持ちのまま戦場を駆け出す強襲組の10人。
行く手を阻む敵を適当に屠りつつ進み、ものの2分で敵の目の前へ到達した。
「うわぁ……」
「間近で見るとこれはまた……」
「これどうやって攻めりゃいいんだ……?」
暗い桃色に緑と青をぶちまけたような色味の巨大すぎる肉の塊を前に、別の意味で手を出せない。
もちろん普通に殴ってもいいのだろうが、どうにも効果が見えそうにない。
「どうしますかね、とりあえず登ってみましょうか。胴体?はダメージあまり通らないような気がしますし」
「ジャンプですねー。それじゃあ……自分とイリスさんとサキガケさんとディドさんがジャンプで上、ムクロさんとタロウさんとパックスさんで胴体攻撃、オメガさんとキーディさんとシュノスさんで露払いお願いします」
「「「「「了解ー!」」」」」
言うが早いが【三段ジャンプ】等を駆使して一気に怪物の上を取り始める4人。
緩慢な動きで10本の触手を動かしメンバーを捕らえようとする怪物だが、流石にその程度に捕まる彼らではない。だが触手を切り払い叩き潰し怪物の頭(?)に着地すると、周囲から一気にうぞうぞと触手が沸いて来た。
「うえぇ……キモい……」
「そんなもんだ、文句言ってねぇで触手切れ!」
「全くもう!」
とにもかくにも触手による妨害を退けなければ本体への攻撃に集中することが出来ないため、手当たり次第に触手を潰し続ける四人。
幸いにも触手の体力は、通常攻撃2回程度で倒せるほどに低い。だが触手と本体は体力が独立しているようで、触手を攻撃しても本体にダメージが通る様子は無い。また、触手を倒すごとに―――100本倒して体力ゲージが1ドット減るか減らないかという程度の微々たるものだが―――固定ダメージが入るようである。
範囲攻撃スキルを駆使してどうにか触手を一掃し、とりあえず足元の肉の塊に剣を振る。ヒットエフェクトが出ているのでダメージ自体は入っているようではあるのだが、HPが膨大なのか何か耐性でもあるのか、HPゲージの減りは非常に遅い。
「どうしたものかな……これじゃやる気も起きんぞ」
「これは飽きるわー」
「物理は効きづらいんですかね?」
「とりあえず属性系試しましょうか、皆さんせーのでお願いします」
「はいよー!」「了解です!」「了解!」
モンスター情報は仕様上、防衛戦が終わった後に纏めたWikiでのデータとお考えください。またこのステータスは今回の防衛戦でのステータスなので、他の場所で出た場合はステータスの変動があります。
名前:ゴロドゲル
画像:【グロい色の肉のみで出来た饅頭、上部分からは大量の触手が生えている】
大きさ:直径約50m、高さ約20m
ステータス(本体。触手のステータスはカッコ内に記載)
HP 600000(2000)
MP 444444(100)
STR 500(100)
DEF 1500(200)
AGI 20(20)
DEX 50(100)
INT 350(100)
MDF 600(200)
VIT 1000(100)
LUC 10(10)
サイズ:-
耐性(本体。書いてない物は全て100%。触手は全属性100%):打撃50% 斬撃50% 突撃50% 射撃50% 火炎200% 電撃180% 疾風180% 水流180% 氷結180% 大地80%
パッシブスキル(本体。触手のパッシブスキルは無し)
状態異常無効 物理攻撃半減 MP自動回復LV3
アクティブスキル(本体)
叩きつけLV5 ビッグキャノンLV7 ファットガスLV5 アースクエイクLV5 触手召喚
アクティブスキル(触手。触手はそれぞれランダムに一つのみスキルを所持している。見分けは触手の先端の色)
ファイアボールLV3 サンダーボールLV3 アースボールLV3 フロストボールLV3
解説
防衛戦にて確認された巨大敵。通称「肉饅頭」「肉スライム」。
見た目通りの高耐久型重量級。物理全50%に加えてスキルに物理半減を持つため、物理攻撃が常に1/4になる。DEFも1500とアホなので、やるだけ無駄。素直に魔法攻撃を行うこと。
魔法系は大地系が低く光闇が等倍、火炎が2倍、残りは1.8倍。出来れば火炎がいいが、魔法なら土を除けばまあなんでもOK。MDFも600と高いが、物理よりマシである。
HPが高いうちは触手を出すだけで何もしないが、7割を切ったあたりで攻撃行動を取り始める。といってもSTRは500と低く、対処するようなレベルならさほど大きなダメージは受けないだろう。
ただしスキルはえげつなく、特に周囲に毒麻痺混乱脱力恐怖を付与するファットガスがきつい。最低でも麻痺と混乱の対策はしておくこと。でないと一気に崩されてしまう可能性もある。
もう一つ注意しなければならないのがビッグキャノン。HP半分で必ず一回のみ発動する。プレイヤーではなく城壁を狙って砲撃し、対応する城壁に50000近いダメージを与える。城壁のHPは30000なので、城壁が必ず壊されることになる。
砲撃準備中に一定量のダメージを与える(要検証)と砲撃が中断され、ゴロドゲル本体に50000の固定ダメージが入る上に触手が全て引っ込み、さらにダウンし60秒ほど無防備になる防御力も下がる(要検証)らしいので、一気に攻め込むこと。
砲撃を通すと一気にきつくなるので、必ず止めよう。
またファットガスとアースクエイクは同士討ち可能。上手く周りのオークやトロルを範囲内に巻き込もう。
弱点は砲撃準備開始以降に露出する口内。物理でもダメージが通るほどに柔い。
用語解説
・鼓舞
アクティブスキル。パーティメンバーに《戦意上昇・大》を付与する強力なスキル。ただし詠唱時間(喋る時間)が長いため、羞恥心と戦う必要がある。中二病御用達。
0/9999 (「我が声を聞け!」
効果:パーティメンバー全員に3分間《戦意・大》を付与する。
習得条件:スキル【リーダーの素質】習熟度5000
発動制限:発動後7200秒間【鼓舞】使用不可)
・パーティ2
一部イベントでのみ使用できるパーティ。「パーティ1」が参加者全員、「パーティ2」は6人以下の任意のメンバーを選択可能(ただし双方の合意が必要)。