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ドキドキ初めての光魔法

 あれから毎日、丹田から魔力を循環させる訓練をしている。最初はまた死ぬ思いをするのではないかと怖かったが、今は温かい光を纏いながら魔力循環をこなしている。それを毎日楽しそうに先生は見ている。


「よし、じゃぁそろそろ魔力を放出する方法を教えようか」


 と言うと、先生は光でウサギを作り出した。そしてそのウサギが動き出した。


(えっ!!?そんなことできるの!?明かり灯したり、怪我少し治すだけじゃないの!!?)


 ビックリして目をまんまるくしていると、


「君の丹田の訓練を見ていたら、君自体が光り始めたでしょ?普通は光属性だからって光らないんだよねぇ、そこから衝撃を受けて、想像力を膨らませてやってみたらできたんだ。君といるとこれからもっともっと、新しい光魔法が生み出せるかもしれないねぇ」


 やってみたらで、新しい魔法を作ってしまうなんて、大魔法使いってすごい!!と感心する。


「じゃぁ、光魔法で形を作っていこうか、形は簡単に丸にしとこうかなぁ、、どのくらい形を保ってられるかで、魔力の操作がどれくらいできるのかがわかってくるからねぇ」


 先生が後ろからヒョイっと私を持ち上げて、膝の上に乗せた。体が密着し、薔薇のようなとっても良い匂いがしてもっさりとした先生の見た目なのにちょっとドキドキしてしまう。


「きゅ、急にどーしたんですか!!?膝の上なんてお父様達に怒られますよ?」


 ドキドキを誤魔化す為に大きめの声で講義してみる。


「くっついた方が魔力の操り方を教えやすいんですよ、アデレイド嬢」


 と悪い笑みを浮かべ名前で呼んでくる。と言うか完璧に揶揄われている悔しい。しかし免疫が少ない私はドキドキしてしまうクソォォ


「と、冗談はこれくらいにするかぁ、私の魔力を君に流しながらどうやって光の具現化をするかを伝えるから、感覚で覚えていこう」


 と、言うと私の手を掴んで「こうだよ」と耳元で囁いてくる。その瞬間、手から丸い光がポワッと生み出された。魔力の放出を初めて体験した私は


(きゃ〜〜初魔法だ!!ヤバイ〜〜〜)


 語彙力をなくした………

 語彙力がなくなるほどに嬉しくなってしまったので仕方がないと思う。


「次は自分でやってみな」と膝の上から降ろしてくれる。感覚は覚えたので自分で魔法を放ってみる。イメージは大きなまん丸お月様だ!!


「えいっ!!!!!」


 ピカッッッッ!!!!っと、今まで魔法を我慢してきた分の気持ちもこもっていたのだろう、、、目をあけてられないくらいの光を放った……………

 先生にガシッと肩を掴まれた。


「アデレイド嬢!!!これはヤバイぞ!!!新しい魔法が今生まれた!!これは閃光として使って相手の目を潰せるぞ!!僕も今潰れたからなぁ〜あははは」


 大魔法使いは、めちゃくちゃ良い笑顔を浮かべて笑っている。そして、何事かとお父様達が遠くから駆け寄ってくる音が聞こえる。


(初魔法?成功なの???と言うか、私も今目が潰れてます先生ぇぇぇぇ!!!)

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