ドキドキ二度目の魔物退治
「先生!!今日も魔物退治に行きたいです!!この前の復習をちゃんとしたいです」
「アデレイド嬢、中々戦闘狂だね、、まぁいいよ今日もギルドに行って実地訓練しようか」
先生はこの前の様に手を差し出す。私もいつものようにギュッと手を握る。すると、あっという間にギルドにつく。
「今日はナイトモグラかふわふわネズミだねどーする?」
どっちもかわいい魔物だ、というか、Gランクは可愛い魔物が多すぎると思う。
「グゥ………ナイトモグラにします……」
受付カウンターに依頼票を持っていく。いつものようにマリアンヌさんが優しく出迎えてくれる。
「アドラちゃんこんにちは、ナイトモグラは爪が危ないから気をつけてね?あと、これを成功させたらᖴランクになれるからがんばってね!!」
「やったぁ頑張ってきますね!いってきます!」
上機嫌で狩りに行く。いつも通り瞬歩で現場まで急ぐ。
ナイトモグラの狩場は見事に穴だらけだった。しかも私が入れるくらいの大きさの穴だ。
(ナイトモグラ図鑑で見た感じは小さく感じたけど意外と大きいのかな?どーやって倒そう……)
「さぁ、アドラ、どーやってモグラを倒す?僕にヒントもらう?それとも自力で頑張る?」
「自力でがんばります!!」
(とりあえずサーチからだよね!おっ!居る居る〜)
私は迷い無く穴に飛び込んでいく。瞬歩しながらモグラに近づいていき、光でロープを作りモグラをぐるぐる巻にする。
(よし!!捕獲した後は滅するだけ!!)
と、ナイトモグラと目があった。灰色のホワホワした毛並みにつぶらな瞳、、しかしこいつは畑を荒らす悪い魔物なのだ!!時に人すらも食べるという……生かしちゃダメな存在だ!!
すると、ナイトモグラが勢いよく下に穴を掘り、進みだした。私はロープを握ったままだったので引っ張られて数メートル引きずられたのであった。途中までオートバリアをするのを忘れてたので慌ててオートバリアを発動する。
「うぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおいいいい」
めちゃくちゃ引っ張られてまるでジェットコースターの様だった。が、ピタッとナイトモグラが止まった。急に止まったのでナイトモグラに突っ込んでしまった。
「いてててて………急に止まらないでよ……」
と、その時シュッっとナイトモグラが私の脳天に爪を突き刺してきた。
「うわぁ………また一角兎と同じ事に………先生に見られてたらめっちゃ怒られるやつだ……」
めちゃくちゃ冷や汗をかいた。前回の教訓をちゃんといかせてない自分が悔しい。こんなことになるならヒントをもらった方が良かったのかもしれない。
「いでよ!!ライト・セー○ー!!全滅せよナイトモグラ!!」
ここからは油断せずに剣でメッタ刺しにして討伐する。その後も同じくナイトモグラをサーチで見つけてぐるぐる巻きからのメッタ刺しでやっつけていく。
全滅させて先生の元へ戻っていく。
「時間かかったね、そしてその格好最初からオートバリア使わないで行ったんだね?君学ばないね……魔物退治甘く見過ぎなんじゃない?」
先生の覇気がすごい。めちゃくちゃ怒ってる。
「うぅ…すみません、、本当に反省してます。次からは本当にもっと気をつけます。ただ、どーしましょう………服凄いやぶれてるし汚くなっちゃいました……家にこのまま帰ったら怒られそうです」
「アドラ、もしかしたらだけどさ、君の光魔法って浄化、治癒(修復)の力あると思うんだよね……服とかもいけるんじゃない?」
先生に期待の眼差しで見つめられる。
「じゃぁ、綺麗にできるかやってみますね?綺麗になれーー、元に戻れーー」
すると、破れて汚れた服が元より綺麗に修復されて、若干光り輝いてすら見える。
「やっぱり僕の思ったとおりだねぇ、ナイトモグラ退治は良くなかったけど、清潔、修復する魔法の検証ができたから今日は許そうかな」
今日は反省する部分も多かったが、新しい魔法を発見できて、ランクもᖴランクにもなれた。この調子でどんどんランクを上げていけばSSランカーになる日も近いかもしれない!!
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