自動防御
今日も、今日とて、魔力を増やす為に魔力切れとポーションの繰り返しである。
ただそのおかげで、魔法の攻撃が少し安定してきた。光の球の攻撃が10個までうまく操れるようになったのである。
「アデレイド嬢、魔法が最近安定してきたね。魔力が増えて操りやすくなったんだね。君が頑張ってきたからだよ、偉いね」
(最初は激まずポーションだったから辛かったけど、今はチョコ味のポーションに……頑張って良かった、ニヤニヤ)
「ふふっ、本当に顔に出やすいね、君は」
ほっぺをツンツンと突いてくる。先生にツンツンされるの実は嫌じゃない。ドキドキしてしまうけど……
「じゃぁ、魔力量をこれからも増やす訓練に加えて、バリアを常に展開し続ける訓練しようか」
そういうと、先生の周りが少しどんよりした気がした。
「僕は今、強固な闇魔法のバリアをうっすらと張り巡らせたんだけど、これで急な魔法と物理の攻撃は防げるよ。これを常に自分の無意識下で張り巡らせられる様になるのが最終的な目標かな?
まずは、君の光のバリアを薄く、強固なイメージで作ろうか」
(簡単に言うけど、凄く難しいんじゃ…………)
まずは、自分に張り付くくらいにバリアを張り巡らす。そこから徐々に薄くしていく。ここから固くしていく、、、するとすぐバリアは解けてしまう。何度も何度もやってみる。
(集中しないとすぐバリアが解けちゃうなぁ、魔力の消費量が半端なくてクラクラしちゃう)
ポーションを飲んで、またバリアを展開するを繰り返していく。コツをだんだん掴み、30分くらいであれば薄くて強固なバリアを張り巡らすことができた。
「まずは30分か、見えないくらい薄いバリア流石だね、じゃぁ今日から一日中余裕で出来るようになろうか?」
「はい……」
息切れしちゃうほど大変だが、先生みたいにスマートにできる様になりたい。
「因みに、一日中自動防御できる様になったら魔物退治に行こうか」
ニッコリと魔物退治に行こうと言われた。
(ヤバイ!!早く自動防御を習得せねば!!魔物退治なんて、ドキドキとワクワクしか無い!魔石ももっと大きいのが手に入るかもしれないし!!もっと研究したい事いっぱいなんだよね)
「先生!!魔物退治とは何の魔物退治しに行くんですか?ドラゴンとか出てきちゃいますか?」
すると先生は笑い出す。
「ハハッ、ドラゴンなんて君にはまだまだ無理だよ、僕がいれば大丈夫だけどね、君は少しでもリスクを減らす為にGランクの魔物からだよ。スライムとか一角兎とかかな?」
(なるほど……さすがにGランクからか……ドラゴンを狩ってドラゴンスレイヤーとかかっこいいなぁって思ったんだけどなぁ、流石にまだか……)
自分を過大評価しすぎなアデレイドであった。
「まずはオートバリア頑張ります!!早く魔物退治行きたいので!!」
「そーだね、早く習得してね」
先生は紅茶を飲みながら寛いで私の練習を見てる。私はポーションを飲みながらバリアが切れない様に集中して訓練をする。
(魔物退治ワクワクするなぁ……私の攻撃魔法どこまで通用するか早く試したいなぁ……)




