魔石と術式
短いお話です。
先生とひとしきり変身の指輪で遊んだ後、
「さぁ!早速だけど、今日は魔石について勉強しようと思うよ、この前のスライムの魔石はちゃんと持ってる?」
スライムの魔石は収納ペンダントに入れていたのですぐに取り出す。
「魔石は色んなものに使われてるんだけど、例えばそこにあるランプや、お風呂のお湯が出るのもそうだね、その指輪だってそうだよ、とにかく色んなところに使われてるんだ。そしてその魔石に魔力を込めて、術式を入れてあげる事によって魔石は色々な事に使えるようになるんだけど、まずは魔力を込めることから始めようか?」
先生の言う通りに魔力を込めてみる。すると白銀の光が辺りを包む。そして、小さい石に魔力がどんどん吸われていく。
しばらくすると光が収まり吸収もされなくなった。
「良くできたね、今のが魔力を込めると言う作業だよ。次に術式なんだけど、まず基本の術式から付与していって、覚えたら術式を自分で組むこともできるよ。術式の参考書渡すからこれを見て紙に書く練習してごらん。
後は自分の魔法であればそのまま魔法を付与する事も出来るから楽しいよ?」
分厚い参考書を二つも渡される、、覚えられるかなぁ…………でも、術式を一から作ったり、自分の魔法を付与するのは楽しそうだから早くやってみたいな!!
術式は案外難しかった、、曲がったり、途切れたりしたらそこで術式を組めなくなるらしい、、先生に注意されながら書いていく。
「うまく書けるようになってきたね、じゃぁそのスライムの魔石に術式を付与していこうか?小さいからね、そんなに持続しないけど、暖かくなるとか、冷たくなるとかにしとく?それともちょっと難しくして、水が出るとかにしてみる?」
「水が出るにしてみたいです!!その水を飲んでみたいです!!」
「いいね、じゃぁやってみようか?この術式を書いて魔石の上に紙を置いて、その上から魔力を通してみて」
言われた通りに術式を書き、魔力を流していく、、また白銀に光り、光が止むと銀色の輝きを持った魔石が出来上がった。
「完成だね!もし成功してれば水が出るから、水よ出ろと、念じてみると良いよ」
(水よ出ろ!!!)
魔石から水が溢れてきた!!慌てて水よ止まれと念じたら止まった、、魔石凄い!!
「先生できました!!お水も飲めるくらい美味しいです。私、魔石の事をもっと勉強して、見た事ない新しい術式を組める様に頑張ります」
「向上心あるのは良い事だねぇ、、」
先生に微笑まれ、頭を撫でられる。
これからも頑張って術式を勉強していこう!!そしてこの世で一番最強で面白い魔石を完成させよう!!




