お茶会がありまして(後半)
可愛い子が好きな変態アデレイドにもう少しお付き合いください。
さて、せっかくのお茶会、料理も楽しまなくちゃ損だよね。さっきから美味しそうな料理やお菓子がテーブルに沢山並べられている。
「ディラン!せっかくだから料理やお菓子たべよ!!ディランは何が好き?」
「ぼくは、お肉が大好きだよ!!」
可愛い見た目とは違いお肉が好きだとは!ギャップいいね、助かる!
可愛いお口でおっきいお肉を頬張ってほっぺたが汚れてるのに気づかなくて、それを私が拭いてあげる、、どさくさに紛れて、ほっぺむにゅってして…ぐふふ……そんな所まで妄想を膨らませていると、、
「お前らもご飯食べにきたのか?」
活発そうな浅黒い肌の色に、漆黒の髪と漆黒の強気なつり目の男の子が立っていた。
(ごふっ!!この子も元気っ子で可愛いぃーー強気なつり目がとってもきゃわわ、髪の毛も艶々してて触り心地良さそう!!ここは楽園かもしれない……)
可愛すぎてガン見してると
「おい!!お前らに聞いてるんだぞ!!何ずっとこっち見てんだよ!!」
「ごめんなさい、美味しそうな物食べてる(君が可愛すぎて)なぁと思って見ていたの、私も一緒に食べてもいい?」
「僕も一緒にたべても良い??」
「おう!一緒に食べよう!!俺の名前はマーク・デイヴィス!マークって呼んで良いぞ!!お前達の名前は?」
「マークよろしくね、ぼくは、ディラン・キャンベル!ディランって呼んでね!」
「私はアデレイド・テイラー、友達はみんな(ディランは)アデルって呼んでるの!だからアデルって呼んでねマーク!(友達大作戦続行中)」
マークは代々騎士の家系で、伯爵家出身だと言う。
「なぁディラン!キャンベル家も剣技に優れている家系だよな?どっちが強いか今度勝負しよーぜ!!!」
なに!?ディランこんなに可愛いのに剣も嗜んでるなんて!?勉強も頑張ってるって言ってたから文武両道なのかな?
「僕は、、、、あんまり剣は得意じゃないんだ、、兄様がすごいんだ、、、」
尻窄みになりながらディランが俯いてしまった。
「そーなのか?まぁ苦手な事もあるよな!!だったら一緒に今度稽古だけでもしようぜ!!鍛えるのはどれだけやっても良いしな!!」
俯いたディランに気にするなと言う風に稽古だけでも一緒にやろうと言うマーク
ガサツに見えて気遣いができる男の子だった。
(元気なわんこ系男子最高だね、お菓子を食べる手が止まりません!)
それからも話は弾み、三人で食事を楽しんだ。
(今日は天使と元気わんこの可愛い友達が二人も出来た!最高の一日だね!)
すると、後ろの方から
「テイラー嬢!あなた、王子殿下からお声がかかったからって、調子に乗らないほうがよろしくってよ」
先ほどの、赤毛のローズと言う子が目の前にやってきて不躾に私に言葉を浴びせかける。
しかし、アデルにとっては幼女にキッっと睨まれてもご褒美でしかない。
(おっきい瞳がちょっとつり目なのが子猫みたいで可愛いー、唇もぷっくりしていてさくらんぼみたいきゃわわ、あーその唇ツンツンしてみたいなぁ…………)
変態思考に浸っていると。
「言いがかりはやめてください!ぼくたちは話しかけられただけです!自分が相手にされなかったからって、アデルに当たらないでください!!)
ぎゃん!ディランが私を庇って反撃してくれている。嬉しい!!しかし可愛い子達の喧嘩は見たくない!!
「あの、王子殿下に興味ありません!!なので、私達仲良くできると思います。ライト嬢、私とお友達になってくれませんか?」
アデルは女の友達も欲しかった、こんなにかわいい子猫ちゃんが飛び込んできたのに逃すわけにはいかない!!自分ができる精一杯のキラキラスマイルとお得意のコテンッと小首を傾げて両手を組むポーズをしてみる。
目の前の子猫、もとい、ローズちゃんは真っ赤になり、ぷるぷる震えている。
「わ、わたくし、お友達に困ってはないのですけれども、どーしてもと言うのなら、貴方をお友達にして差し上げてもよろしくてよ!」
(ツンデレ幼女キターーーーこの楽園から出たくないよぉ!!)
「私の事はアデルって呼んでください!友達はみんな(ディランとマークは)そー呼んでいます(ニッコリ友達大作戦スマイル)」
「わ、私の事はローズと呼んでくれて構わないわ」
ぷいっと照れてそっぽをむきながら返事をしてくれている。(お顔が真っ赤できゃわいい)こんなにもこの世界は可愛いで溢れている。
この日は友達を三人も作れた!しかもみんな別の属性(純粋天使、活発わんこ系男子、ツンデレ子猫)大収穫だった。




