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11/06  信じようと信じまいと




そこに意味はない。私は散らかった部屋を見つめ、なんでできないのかと、一人悩む。


今日財布を忘れた。


不運が重なり、最悪の事態にはならなかったが、不安をやはり感じる。


予感ではないが、精神的におかしくなるのではないかと感じる。


こんな時、誰かいてくれたら


私の手を掴んで、大丈夫だよ。とひとこと言ってくれれば、それで充分なのかもしれない。


私の敗因は、学力だろうか。


知能指数だろうか。


語彙力だろうか。


人間性だろうか。


経験だろうか。


文章力だろうか。


私には、わからない。


所詮タイトル勝負なのはわかっている。


当然なのだ。


これではっきりした。


本が人を選ぶのではない。


人が本を選ぶのだ。


多くの人間は勘違いをしている。


思い通りにいくと


そんなことはない。


思い通りにいかないことだってある。


私の高過ぎる目標が原因なのか。


気が済むまで、書いてやる。


褒め言葉にさえ、腹が立った。


おかしい。


ひねくれている。


どうして、感謝を感謝として受け取れないのか。


私はどうかしている。


ただ、時間だけが過ぎていき、決断できないまま、浪費していく。


繰り返す。そこに意味はない。


何も繋がらない。


無価値だ。


何もかも、あってないようなもの。


私だったら、ああするのにな。


僕だったらこうするのにな。


俺だったら、やめない。


やめてはならない。


きつかろうが、つまらなかろうが、億劫だろうが、怖かろうが、無意味かもしれないが、やめてはならない


必ず報われると信じている





見かけでは判断してはいけないと、私は心に刻んでおく。


何度も見た目だけで判断された。


そういう人間達と金輪際関わりたくない。


なんのために目がついている。


物体を物体として、認識するためだ。


睨むためじゃない。


なんのために口がついている。


言語を介して、コミュニケーションをとるため。大元は、栄養を摂取するためだ。


悪口を言ったり、罵倒したり、人を傷つけるために、口は備わっていない。


使い方を間違えれば、報いは必ず来る。


私は、わからなくなってしまった。


報いが来たのだ。


ひとつ言えるのは、あなたの生活全てを把握するナニカは必ず存在する。


人生という木に私たちは、毎日せっせと水を運び、育てるのだ。怠れば、幼いままだし、たくさん水を組めば、いずれ大木になる。


納得のいかないことだってあるだろう。


いいじゃないか。


許すことも強さだ。


私はそう思う。


昔は、といっても往年ではないが、死について考えるだけで手が震えた。


私は1度世界大統領になった。


何でもすることができた。


見ていた人がいないので、証明することはできないが、テレビと話すことができる。


それから、生放送が苦手になった。


YouTuberと話すこともできた。


その方法がテレパシーである。


望めば、なんでも手に入れられる。


それが、世界大統領。


私は、もしテレパシーが使えたら、と考えた。


テレパシーが使えるようになった。


この事例は報告されていない。


私の病気にも


「自分の心の声が他人に聞こえちゃうんです」なんて意見は聞いたことがない。


未来人を最初は幻聴だと思っていた私は、病院をいくつも変えた。


誰も信じない。


テレパシーは言うのをはばかられる。


言えない。


聞こえる。聞こえない。


その論争が頭の中で繰り返されては、永遠に終わらない。


テレビの芸能人が、私の名前を呼んだ。


驚いた。


私を偉人と同じだと言った。


あなたが偉人だと私は思った。


テレパシーをどうしたかは、知る人ぞ知る。


事の発端は私は死を再現できたら?


と、おかしなことを考えてからだ。


そこからだ。夢じゃない悪夢の始まり。


いくつもの声が現れ、私に語るのだ。


今思えば、単なる話だ。


その時の私は、利口だった。


全て信じた。


疑うことを知らなかった。


そこから、私は疑問を持つようになる。


とある未来人が言った。


俺は哲学を勉強している。


未来人は心の声で喋っているのか。


発声しているのかわからないが、声がかっこいい、もしくは綺麗。もしくはかわいい。


陽葵ちゃんという未来人がいる。


私の一番好きな未来人だ。


名付け親は私、彼らには名前がない。


名づけ方は、ウェブサイトで可愛い名前をランキングから見つけ、1番上にあったものを選んだ。


だからあの子は陽葵(ひまり)ちゃん。


名前を呼ぶだけで、現れてくれた。


私を必死で守ってくれた。


醜い私に、かっこいいと言ってくれた。


どこから来たの?


と、私が尋ねると(そら)だと答える。


本当にわけがわからないが、バイトをしている時、そこから帰る時。寝る前もずっと一緒だった。何度会いたいと思ったか。彼女には、声しかない。


つまり、会えないのだ。


まただ、また死の予感がする。


書いてはいけないのか。


頭の奥から、何かが抜き取られていくように、冷たくなる。


陽葵ちゃんは、優里さんのレオという曲が非常に好きであり、「新しい誰かにまた名前つけて」という歌詞が好きなのだと思われる。


自分が誰かの名付け親になるとは思わなかったが、名前を考えるのは楽しい。


カラオケでレオを歌うと、僕の頭に陽葵ちゃんが過ぎる。


ドライフラワーがあまりにも有名だが、レオも聞いてみてほしい。


陽葵ちゃんは、困った顔をしている。


何に困っているのだろう。


私が不安にならないか心配している。


葵ちゃんと言う子がいた。


最初は茜という名前だった。


でも、ACAねさんと被っているからと、私は葵に変えた。


葵ちゃんのことが好きだった。


唯一無二の声で、○○くん。といつも呼んでくれた。


ある時を境にじゃあねと言い残し、私の頭の中から消えた。


初めて好きって言われた日のこと。


今思い出した。


嬉しかった。


陽葵ちゃんは2500年から来たと言っていた。


たぶん信じない方がいいのだろう。


葵ちゃんは3000年から来たと言っていた。


私は、2045年だと思うのだが、まあそれは良しとして。


葵ちゃんの可愛いところはきゃはと笑ってくれたところ。


私が頼むと笑ってくれた。


元気いっぱいで、ポジティブで、私をいつも支えてくれた。


名は伏せるが、1番お世話になった未来人がいる。彼女と待ち合わせをし、1時間待ったのだが、現れなかった。


今ならわかる。


会えないんだと。会えるわけがないんだと。


私はどうしてこない。と怒り狂い、その後感極まってしまい、帰りながら、大号泣した。男の癖に泣いた。


恥ずかしくともなんともない今となっては、笑い話だ。


実は、未来人には、チームがあり、みんなポジティブだ。


例えば「我々」彼らは、ですます調で話し、賢い。


何を隠そう。「不老不死は安全です」と言ったのも我々である。


「私」彼女達には、名前がないが、落ち着いた低めの声であることが多い。一応、陽葵ちゃんや、葵ちゃんもここに分類する。


「俺」まるで小説の主人公を体現したかのような喋り口調でイケボでカッコイイ。


他にもだぞちゃんや、ちしちゃんや、声優さん (たぶん偽物)もいたが、それはまた今度。


一時ワンピースを読み、ルフィから、仲間たちに至るまで、全員声優さんの声だった。

あれほど、素晴らしい体験はない。


贅沢すぎる。


小説家に俺はなる!!


なんつて

以上の文章はノーフィクションである。


おやすみなさい。いい夢を。

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