11/2 10月のまとめ【読書】
【10月に読んだ本】
・ビブリア古書堂の事件手帳 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
三上延
・生殖記
朝井リョウ
・怪盗フラヌールの巡回
西尾維新
【アウトプット】
〖ビブリア古書堂1〗
うず高く…物が幾重にも重なって、高く積み上げられているさま。
「人の手を渡った古い本には、中身だけでなく本そのものに物語がある。」
こぬか雨…弱く、量が少ない雨。
小糠三合あるならば、入り婿すな…男はわすがでも財産があるなら、他家へ入り婿せず、独立して一家を構えよ。男は自立の心構えを持つべきであることのたとえ。また、入り婿の苦労の多いことの例え。小糠三合持ったら養子に行くな。
鴨居…引き戸・障子・襖などをはめる部分の、上部に渡した溝のついた横木。
往生…無理に押しつけて同意させること。
大往生…死ぬこと
往生尽くめ…なにもかも無理に承諾させること。不本意なことを、強制してことごとく承服させること。
[初出の実例]「菟角俗をはなれさせよと、わうじゃうずくめに坊主になせども、なを此道をやめず」(出典:浮世草子・西鶴置土産(1693)一)
「傭教師の期限を伸ばして其上に月給引上を往生づくめに承知させる」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉電影)
気圧される…相手の勢いに押される。精神的に圧倒される。「相手のけんまくに気圧される」
立て板に水…よどみなく、すらすらと話すことのたとえ
横板に雨垂れ…詰まりながらしゃべることのたとえ。
不如意…経済的に苦しいこと。また、そのさま。
『落葉拾ひ』…から『なにかの役に立つといふことを抜きにして、僕達がお互ひ必要とし合ふ間柄になれたなら、どんなにいゝことだらう』
「刑務所の図書館などから、受刑者に貸し出される本を『官本』、受刑者が私物として持っている本のことを『私本』という」
『晩年』より「自信ヲモテ生キヨ生キトシ生クルモノスベテコレ罪ノ子ナレバ」
〖生殖記〗
「そこに生きているというだけの状態が近づくと、すぐにそれ以上のものを求め出しますよね。これでいいのかとか生きている意味って何なのかとか、人生の価値とか誰かのために生きたいとか何かに夢中になりたいとか。とにかく、生きている、のみの状態からは脱したがります。」
ダウナー…鎮静剤に同じ
腐す…悪意を持って悪く評する。欠点のことをさらに取りあげて悪く言う。
氾濫…事物があたりいっぱいに出回ること。あまり好ましくない状態にいう。
忌憚…遠慮すること。多く、否定の語を伴って用いられる。「どうぞ――のないご意見を」
萌芽…新しい物事が起こりはじめること。また、物事の起こる兆し。
「ヒトの場合、次世代個体が欲しいっていうのは種や共同体の拡大、発展、成長に何かしらの形で関わっていたい」
メラノイジン…メイラード反応とは、食品に含まれる糖とタンパク質やアミノ酸が加熱によって化学反応を起こし、褐色物質の「メラノイジン」を生成する反応です。褐変反応とも呼ばれます。
什器…日常使用する器具・家具等。
旧態依然…もとのままで変化や進歩のないさま
不変の約束事…変わらない約束(メモ:小説で使いたい!)
手は添えて、だけど力は込めず
水を向ける…相手がある事を話しはじめるようにうまく仕向ける。 また、関心をそちらに向けるようにもちかける。
〖怪盗フラヌールの巡回〗
賑々しい…非常に賑やかである
下賜…高貴の人が、身分の低い人に物を与えること。
見縊って…軽視する。侮る。見さげる
饗…ごちそう
グリーフケア…グリーフケア(グリーフワーク)とは、簡単に言うと、死別の悲しみを抱える遺族をサポートすること。 身近な人が亡くなったとき、悲嘆に暮れたり喪失感に苦しんだりしている遺族に寄り添い、悲しみから立ち直れるようにケアを行います。 死別による悲嘆は、孤独感や絶望感、不安を引き起こします。
忸怩…深く恥じ入ること。
ジュブナイル…児童向きの読み物
窘 (たしな)める
覿面…効果・結果・報いなどが即座に現れること。
瑕疵…通常、一般的には備わっているにもかかわらず本来あるべき機能・品質・性能・状態が備わっていないこと。
偏執…かたよった考えをかたくなに守って他の意見に耳を貸さないこと。
後ろ髪を引かれる思い…心があとに残って未練がましく、きっぱりと断念することのできないことをいう。
僭越…自分の地位や立場を越えて出過ぎたことをすること
四角四面…四角ばっていて、きわめてまじめなこと。
雪辱…恥をすすぐこと
【まとめ】
どの本も面白かっですが、生殖記は斬新でした。こうきたか。となりましたね。他の2冊は気に入ったので、続きとなる本を購入しました。目的としては、主に語彙や表現を学ぶために本を読んでいます。先輩方の作品はどれも秀逸でとてもためになります。これからも、読書という習慣を続けていきたいです。
以上。
以上の文章はアウトプットです。