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151/152

151・松島と恵美、ダンジョンに潜る



―――ここは冒険ギルド専用ダンジョン。



その三階層にて松島将とその恋人である恵美が魔物と戦闘を行っていた。



『ファイア・ブレ――ドッ!!』



「ぐぎゃあぁぁああっ!?」


「よし!弱っている今がチャンスだ!めぐ、とどめの技をっ!」


「うん!はぁぁぁぁああっ!」



『食らえぇぇえ!スラッシュ斬りぃぃぃぃいっ!』



「――――ブギャァアアァア!!?」


「やった!上手く決まった♪」


恵美に倒されたビッグボアの魔石が地面にゴロリと転がる。


「順当順当っと♪」


恵美は武器を鞘に仕舞うと、地面に転がっているビックボアの魔石をひょいと拾う。



―――ピンポ~~ン♪



『レベルがひとつ上がりました!』


「おお!やったよ、将君!レベルが上がった!ついに二桁のレベル10だ~♪」


恵美がギルドカードをポケットから取り出し、無事レベルアップしているのを確認すると、喜色満面の笑みで喜ぶ。


「ふふ。おめでとう、めぐ。これでめぐもやっと冒険者の最初の目標、二桁台に入ったね!」


「うん、ありがとう!これも全~部、将君のおかげだよっ!」


爽やかに微笑む彼氏の松島に、恵美が屈託ない笑顔で感謝の言葉を述べる。


「でもめぐが冒険者になりたいって言ってきた時は、本当にビックリしたよ!」


「だ、だって~。将君がギルドに行っている間、将君に会えないのがとても寂しかったんだもん......」


「あはは。そっか、そっか~。めぐは可愛いなぁ~♪」


「はう!?」


松島がニコリと微笑み、恵美の頭をソッと優しく撫でる。


「も、もう。やめてよ~将君~。は、恥ずかしいから~」


撫でられる事に恵美が嫌がる風を見せるが、しかし表情は満更ではない。


「さてっと。めぐのレベルも無事に上がったし、もうちょっと強い魔物と戦闘をしようか!」


松島が恵美にそう声を掛けると、


「うん、分かった。私も戦闘続きでちょっと疲れたしねぇ!」


恵美も了解と松島の意見に同意する。


「それじゃあ行こうか、めぐ♪」


「うん!」


全ての素材と魔石の取りこぼしがない事を確認した後、恵美と松島はダンジョンの奥に向かって歩き出す。


「しかしめぐの戦闘ぶりは本当に凄いね!冒険者になってまだ数日しか立っていないのに、あれだけの戦闘が出来るんだもの!」


「そ、そっかな?」


「そうだよ!だってそれだけでも凄いのに『剣姫』のジョブが、めぐの戦闘能力を加速させているしね!」


「へへ、そんなに褒められるとテレちゃうな。私としては将君をサポート出来る『聖女』とか『魔法使い』のジョブが良かったんだけどね!」


「ふふ、贅沢を言うね、めぐは。『剣姫』ってかなりのレアジョブなんだよ。......でも確かにめぐの言う様に、これからの事を考えるとサポートというか、後衛が必要になってくるかな?」


「でしょでしょ!」


「でも取り敢えず、後衛の件は後で考えようか。今の優先的行動はめぐのレベルを僕に近いレベルまで上昇させる事の方が先決だしね!」


「うふふ。私の事が一番なんだね!ありがとう将君。私、とっても嬉しいわっ!」


「当然だろ?僕にとってキミの喜びが一番の報酬なんだからさ!」


松島と恵美はお互いに喜色満面な笑みで抱き締めると、その後もイチャイチャオーラを撒き散らしながら魔物との戦闘を再開する。



―――それから松島と恵美がレベル上げの為に戦闘を奮闘していると、


「おや?そこにいるは......松島将...だよね?」


少し離れた場所から響堂と呼ばれた人物が現れて松島達を発見する。


「......ん?キミは誰......ああ、天使の翼のエンブレムの兜に、そのミスリルで出来た白銀の鎧...響堂雄馬(きょうどうゆうま)か!」


松島が声のした方角に顔を向けると、そこには特徴のある装備品を纏った松島が響堂と呼んだ人物が立っていた。


「いやぁ~久しぶりだね、松島!」


響堂は被っていた兜をスッと脱ぎ、松島のいる場所へと近づいて行く。


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― 新着の感想 ―
ざまぁまだかな
恵美レベルアップ後の会話噛み合ってないような
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