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プロローグ的な…?
小学2年生の夏、
両親が離婚した。
めちゃくちゃ泣いた。
理由は解らない。
分からなかったけどひたすらに寂しかった。
その後、
母親と弟、そして自分。
3人でアパートへ引っ越した。
物心ついた頃にはそれが平穏で当たり前だった。
日常が流れて、
平穏で当たり前だった毎日に、
膨らんだ自我と社会に対する疑問にぶつかる。
当時11歳だったくせに、
生意気だったんだと思う。
「当たり前?大人?なんなんだろう。正しい大人って?」
と。
ひたすらに繰り返した自問自答。
偶然出会ったパンクな音楽。
目指した夢の理想と現実。
正しさと幸福の間。
間違いと正しさの間。
ハッピーエンドとバッドエンドの違い。
追い求めているのはー…。
って話を書きたいです。酔(作者)
主人公ヤマダ、始めます。