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それ、漫画でよくないか?

特定の誰かへの批判ではなく、個人的な意見ですので万が一腹を立てても軽く流していただけると幸いです。

 それ、漫画でよくないか? と思った今日この頃。


 なろう系を愛読する人達の多くは、どうやら活字があまり得意ではないらしい。だから、難しくて長ーい文体は嫌われるそう。

 確かに文豪みたいな文体の小説は取っ付きにくいだろうし、文体を読み解くのに必死で内容どころではない気がします。純文学大好きな私もそうです。ただ、純文学は内容よりも文体の美しさに重きを置いているのでそれでいいんです。


 一方ラノベは文体よりも内容を重視し、読みやすくなっています。

 そこで読みやすいとはどう言う事なのでしょうか。細かな情景描写や心境描写を省く事であるのか。たとえば、戦闘シーンは効果音だけで表現されていた方が読みやすいのか。地の文よりも台詞多めがいいのか。

 まあ、人それぞれ好みはありますけども。


 本来小説と言うのは文字で物語を描く事ではないでしょうか。様々な言葉の組み合わせで、読者に想像させる事ではないでしょうか。

 漫画は絵で表現しますが、味や匂いを伝えるのは難しいところ。小説なら、もっと細かくリアルな表現が出来ます。それが小説の良いところだと思います。


 また、小説は作者の個性が出せます。文豪などは実際の意味とは異なった言葉をあえて用いたり、比喩などを上手く使っています。それは物語と直接関係なくとも、言葉の持つ楽しさや美しさを教えてくれます。

 それが分かり辛いから省けって人も居ますけれど、せっかくですから言葉遊びをしてみてもいいのではないかと思います。

 物語シリーズで有名な西尾維新先生も、言葉遊びをして独特な文体で物語を描いていますしね。



 あらすじにおいても、長いものは好まれないみたいですね。公募に出した事がある方ならお分かりでしょうが、あらすじは結末までを800文字以内で書くのが基本です。ところが、基本通りに書いても「長い!」と一蹴されてしまいます。


 私は以前、あらすじについて色々と指摘を受けた事があります。まず、段落の初めを一文字空ける事。そして長いので短くまとめた方がいいと、例文まで送ってくれました。私はその方にアドバイスをお願いした訳ではなく、向こうのご厚意によるもので尚且つ丁寧に指摘して下さった訳ですから悪くは言えないですが……。少し複雑な気持ちでしたね。

 小説や漫画に書かれているあらすじって、段落の初めが詰まってるものが殆どなんですよ。多分、指摘された方は読みやすさを重視したのだと思うのですが、あたかもそれが正解であるかのように言うのは違うような気がします。


 やはり、内容をしっかり伝えようと思うと文字数は多くなります。あらすじを見てげんなりする人、小説……つまり文章を読みに来ているのではないですか? 何故そこで嫌がるのか、私にはよく分からないです。逆にあらすじがしっかり書かれていないと、あまり読む気がしないのですが。


 そこで登場! やたらめったら長いタイトル。あらすじを読まずとも、内容が分かるタイトルが好まれる傾向があるみたいですね。確かに、近年のなろう発の書籍化作品はタイトルが長ーい。けど、まだいい感じに省略出来るし、覚えられるレベル。


 だが、しかし。ランキングなどを埋め尽くしている作品はそんなの比ではないぐらい、やたらめったら長い! 100文字以内だからと言って、そんなに長くせんでも……。3行以上は個人的にアウト。しかも、台詞みたいだったり説明的だったりと、訳分かんない事になっておる。


 やたらめったら長いと、逆効果なのではないかと思ってしまいます。中にはタイトルで完結しとるやんけ! とツッコんだ作品もありました。本文読むまでもないなぁと。と言うか、タイトルのインパクトが強すぎて本文が薄っぺらく感じてしまいます。タイトル以上の手の込んだ作品にするのは至難の業じゃないですかね; 私だったら無理です。



 これらの事から、なろう系を好まれる方の多くは文章を読みたくない事が窺えます。

 それなら、漫画でも十分なのでは……?


 しかしながら、なろうを利用している方の中には「絵は描けないけど物語は書きたい」って方もいらっしゃる事でしょう。それは構いません。構いませんけども! まともな文章を書けないで小説大賞を本気で狙うのはちょっと……。


 なろうの小説大賞は文章力ではなく物語の面白さしか重要ではないと言う意見を掲示板で見ましたが、なろう系だろうと小説は小説でしょう!? 文章力必要ないって、小説である意味がなくないですか。

 小説である以上、文章だって重要です。物語の面白さだけしか重要視されないのなら漫画でもいい筈で、小説にこだわる必要はないのです。


 それでも、漫画が描けないなら、ネーム原作と言う手があります。ネームも難しいなら、私が描きましょう! そして公募に出しましょう! って、生意気な事をつい口走ってしまって申し訳無いです。私はネーム原作者の道を歩もうかと考え中。



 まとまりがなくなってきましたが、文章に抵抗があるなら小説ではなく漫画読めばいいし描けばいいんじゃない? と思ったのでした。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] なろうの文体は小説の新たな形態なんじゃないかなぁって気がしているので、小説の体をなしていないという意見、時折見かけるんだけれども、それが果たして的を射た指摘かといわれると、ちょっと頭を…
[一言]  まあ、文章が苦手な人はたとえ絵が書けたとしてもネームすら書けないんですけどね。  逆に言えばネーム書く――つまり最小限の会話で物語を進行できるくらいの実力を持っているなら、小説なんかも書け…
[一言]  明らかに漫画的な表現や漫画的な描写は、漫画でやればいいのになってたしかに思います。  ライトノベルでもそこそこの文章力、描写は必要だと思いますし、あまりにもサラッとしすぎていると面白味に…
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