1話 転生しました 魔法が使えた件
転生してからのお話。第一話開幕!!
「はーよく寝た。」
俺の名前はユウト=ツバイト。ツバイト家の長男で8歳だ。喋り方が8歳じゃないって?そらそうだろ異世界転生系はみんなそうだろ。
そう、その通りおれは異世界転生した。前世の記憶が残ったままだったけど。
最初のころは、自分が赤ちゃんになっててパニックになったけど、そんな考えは、すぐに吹き飛んだ。
だってさ父さんが魔法を使ったんだ。
俺の父さんの名前は、ユウ=ツバイト。俺の自慢の父さんだ。魔法も剣術の腕もここら辺では、一番強い。そんな父さんに俺は、魔法と剣術を教えてもらう。今日が初日だ。
「おうよく来たな。初めて魔法を使う今日は、火の魔法を教えるぞ。」
この世界には魔法ジャンルが6つある火、水、風、土、光、そして闇だ。
闇の魔法は、法律で禁じられてる。今日は、一番基本の火の魔法の練習だ。この世界は詠唱など必要ない。
イメージで魔法は、使えるのだから。俺は、父さんから火の魔法の説明を受け、さっそく実践練習に入った。まずは、父さんが火の魔法を使う。火の大きさは、前世でいうところのガスコンロの火の強火よりちょっと強いぐらいだ。
「どうだ!父さんもなかなかやるだろう。」
つまり父さんが今やってるあのぐらいの炎の大きさが、この世界で優秀と言われるところなんだろう。
「ユウトもやってみろ」
父さんに言われて、俺も火の魔法を使う。イメージは、父さんと同じくガスコンロ並みの強さ。
それに酸素を注入していく。すると青白い炎ができた。
俺は父さんと同じく、ガスコンロ並みの炎を作っただけなのに何故かキャンプファイヤー並みの炎ができていた。まあいいやと思いながら炎を放つ。地面がガラス化していた。
父さんの表情は、・・・・となっていた。
「父さん?」
「あ、ああすまんよくできてるぞ!ユウト。明日は、水の魔法を教えるぞ!じゃあ今日は終わり。」
その夜ユウ=ツバイトは、こんなことを思っていた。
まさかあれほどとは・・あんな威力宮廷魔法師以上、もしかしたら過去に魔物のドラゴンを討伐した勇者並みじゃねえかいやもしかしたらスキルか?でもおれが知ってる中で魔法強化なんていうスキルなんかないぞ・・・ただ、ユウトがユニークスキル使いだとしたら、その限りでもないが。
スキルとは、この世界で強さを決める能力だ。例えば調理強化っていうスキルがあるとするとそのスキルの持ち主が作った料理はめっちゃ美味しくなる。そんな感じ。
スキルにもいろんな種類があって、日常で使う家事などのスキルを普通のスキルを、「コモンスキル」
という。剣術などの物理的戦い系のスキルは、「レアスキル」魔法障壁などの身を守るスキルを、
「エクストラスキル」という。そして最後がその人しか持っていないスキルを「ユニークスキル」
という。魔法強化ちなみにこれらのスキルの割合は、全体を100%としてコモンスキルが50%レアスキルが20%エクストラスキルが25%そしてユニークスキルが5%ぐらいだ。
つまりユニークスキルをもっているやつが最強となる。
「魔法基礎能力がずば抜けているということもあり得るがなよし明日からは、もっとビシバシ教えるか。」
そんなことを言葉にしながらユウ=ツバイトは、去っていった。