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始動

「さーて、念願のGJOを始めますかね」


 やべっ、これからGJOで紳士ロールプレイが出来ると思うとにやけ面が収まらない。


 現在自室で黒を基調としたヘッドギアをベッドに置き、にやけている俺の名前は正道(せいどう) (しん)。つい先日高校受験が終わったことにより親からのゲーム禁止令が解かれ、二ヶ月の間棚の中で暖めてきたGJO専用ヘッドギアの調整を終わらせGJOをはじめようとしている所だ。


 俺はベッドの上に仰向けに寝てヘッドギアを被りヘッドギアの電源をつける。するとヘッドギアから女性の機械音声が流れる。


『――――ヘッドギアの起動を確認。ヘッドギアの使用者登録を開始してもいいですか』


「はい」


『注意事項として一度使用者登録をすると以降使用者以外がこのヘッドギアを使用することが出来なくなりますが大丈夫でしょうか』


「大丈夫です」


『――――使用者の承認を確認。登録者名は正道 紳さんで間違いないですね』


「はい」


『――――使用者の脳波を登録。使用者の身体状態、精神状態に問題が無いか検査を開始。――オールグリーン。ダイブに問題ないと確認。仮想空間との同調を開始。眠くなると思いますがそれは仮想空間に精神が同調し始めているだけなので気を楽にしてください。それでは楽しいVRMMOライフを……』


 そして俺の意識は闇へと落ちていった。

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