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無限スキル使いの男〜クソザコだけど幼女と世界を救います〜  作者: ちゃこる
僕の夢への第一歩です!【大闘技会編】
30/63

Punctual Village

ホウルヴィルでフィリアに取り憑いた悪霊のペザトリアを除霊する予定だったがすっかり忘れていた。

今のところ危ない雰囲気はしないが、いつ何が起こるかわからない。


時の村に到着した俺達は、まずモラル・メルクさんにメリーナ戦でのお礼を言うために衛兵所に向かった。

最初は厳しい顔をしていたマルタも、メリーナ戦を経て、随分と友好的になった。

挨拶を終えると宿を借り、それぞれ夕食まで自由行動ということにした。


ーーー


美扇


「武器屋はどこかな〜」


スキルが役に立たない俺は、他に戦闘手段を持つ他なかった。

今までは色んな人に助けられてここまで来れたが、ここからどんな危険が迫って、どれほど助けてくれる人がいるかわからない。

冒険者の中には悪行を働く者もいるらしい。

それだけでなく、山賊や海賊もいるので敵はとても多い。

メリーナのように、途中、黄金教徒や魔王軍に出くわすかもしれない。

それに備えるとなると、相応の準備が必要だ。


「お兄さん!武器でも探してんのかい!?」


突然話しかけられ驚くも、以前のようにキョドることは無く、


「あぁ。ここら辺にいい武器屋ないですか」


すると話しかけてきた背の低い店主は少々ぎこちない笑みを浮かべると、美扇を手招きした。


「おいらはちょっと表では扱えない武器扱ってんのよ…興味ねえか?」


つまり裏社会で流通してる武器…

少し怖いが、少しでも強力な武器が欲しい。

下手にぼったくられそうになればそのまま逃げよう。

今手持ちはとても少ないからな。


「わかった。連れて行ってくれ」


招かれた先は真っ暗な地下に続く階段であった。


「うわっ!埃臭っ」


「へっへっ。すいやせん。おいら家事はとんとダメなもんで」


気味の悪い笑い方に鳥肌が立つ。


「ここでごぜぇやす」


案内された先は物がごった返す倉庫。

ゴミのように積まれたものは全て武器のようだ。


「ここから好きなもんを選んでくだせぇ。値段は目利きのおいらが務めやす」


ぼったくる宣言してるようなもんじゃねぇか…


「そうはいっても、この中から選ぶのも容易じゃねえぞ」


「ならこれを使ってくだせぇ。情報(インフォメーション)管理(マネジメント)端末(デバイス)、魔道具でさぁ。ここにあるもの全ての情報がありやす。めぼしい物の欄をタップすれば対応した武器が光りやす」


これも魔法か。

表示の順番を五十音順からパワー順に変える。

パワー順にすると一番上にはとんでもない大剣が表示され、この順番は間違いか…と次はスピード順に変え…と繰り返していくうちに、ひとつの武器が目に止まった。


「これって…」


刀?


「おぉぉぉ。お目が高すぎるんでさぁ…それはかつて王都の大貴族が持っていた最上級の武器でさぁ。流通した時はおいらも目を疑ったんでさぁ」


あらゆる作品でも刀は最高の武器として知られている。

事実、刀の性能はとても高い。


「で、値段は?」


プルプル震える背の低い男は震えた様子でおずおず鑑定する。


「…値段に出来ねぇでさぁ」


「なんだよ!どれだけぼったくる気だ?」


「ち、違う!最初はあんたからありったけぼったくろうと思ったが…そいつはもうあんたのもんだ。早く失せな!」


「え?おいなんだよ!これ貰っちゃっていいの!?」


「早く出ていけでさぁ!」


追い出された。

とても重く、キレのある刀だ。


「…ラッキー、なのか?」


よく見ると気味の悪い刀身を見なかったことにして鞘にしまった。


刀身に刻まれていた名は『霊切刀(れいせつとう)』。


ーーー


レアド


「やあ!グーラさ…グーラ!」


「やっと来たね。レアド」


メリーナとの戦闘を終えたグーラは、時の村に滞在していた。

あと数日で王都のニュートリアス領に帰還することになっていた。


「唐突で悪いんだけど、リモ電でイデア更新してくれる?」


最近新調した新型リモ電を取り出す。


「もちろんさ!王都に来た際には是非連絡してくれよ」


イデア更新。

新調してから初の。

グーラの登録は『ラディアンス』の五人全員に表示されたはずだ。


「ありがとう。それじゃあ早速鍛錬する?」


グーラは少し考えると、


「夜までには終わるクエストを受けてみないか?そこで互いの力量を測ってみよう」


受けるクエストは既にグーラが用意しており、手続きも済んでいた。


「武器は用意しておいた長剣のみで行こう。出来るだけスキルや魔法は使わないように」


時の村の郊外にある小さな洞窟へと出発した。


ーーー


リトー・フィリア


「フィリアちゃんは何か欲しいものないの?」


「うーん…エフォートビレッジで同い年の子に聞いたんだけど、びでおげーむってやつやってみたいかな。旅の面で言うとレジェンド級の装備!」


「レジェンド級の装備は難しそうだけど…びでおげーむ?ってなんなの?」


嬉しそうにフィリアは話す。


「なんかロボットが出てきて、それを動かして戦うの。魔王を倒したらクリアなんだって!」


漠然とした話でよく分からないが。


「そうなんだ…それって難しくない?だって魔王よ?それもロボットでなんて…」


「違うよ!現実じゃないの!こう…手で動かすの」


ますますわからない。


「じゃあトイショップにでも行ってみる?」


そう言うとフィリアの顔はたちまちパァと輝き、リトーを催促した。


ーーー


ボルダー


「やあ、村長。元気かい?」


ボルダーは時の村の村長を尋ねていた。


「まったく。黄金教徒との戦いに巻き込みおって。まあ王都から手当は受け取れてうはうはじゃがのー」


ファンキーな口調で軽快に話す老人。


「おぬしは冒険者から足を洗い、エフォートビレッジに隠居していたんじゃなかったかの?またどうして危険な道を通ってここまで来たんじゃ」


渋面を浮かべて応じる。


「…息子が王都に行きたいと言ってるんだ。それも、王都直属騎士になる為に」


半年後、毎年行われる王都剣術大会が開かれる。

開催地は例に漏れず王都の闘技場。

美扇が異世界転移してすぐ隔離されていた場所である。

その事をレアドとボルダーが知るはずもない。


「そうじゃのぉ…確か小さい頃からレアドくんは騎士を目指しておったのぉ」


「はい…」


母との死別の記憶はレアドから消え去ったはずの為、それには他に理由があると考えられるが…


「息子は正義感が強いので、悪の存在が許せないのでしょう」


最もらしい理由付けをする他仕方がなかった。


「…まあよい。気をつけていくんじゃぞ」


そう言うと村長は(おもむろ)に立ち上がり、背に立つ箪笥(たんす)を開けると、一本の短剣を取り出し、ボルダーに投げた。


「うおっ。なんですか?これ」


村長は振り向かずに答えた。


「わしの息子の形見じゃ」


寂しそうに答えた村長の肩は震えていた。


「レアドくん…といったかの。それを渡してやりなさい。君にはS級の長剣があるが、彼には訓練用の鉄剣しかないのだろう?」


ボルダーは鞘から刀身を抜き、刻まれている文字を確認した。


「Barclea…バルクレア!?どうしてここに」


バルクレア。

リトーが契約している剣鬼の名、そのものであった。


「昔ここを訪れたクレイという隠居が息子を助けてくれての。その後も何度か仕事を一緒にしてくれていたのだが、精神病を患っているとわかり、ホウルヴィルに行くことを知ってな。さすがに引き止め続ける訳にも行かず、見送ったのじゃが」


視線を息子と思しき青年とクレイが写っている写真へとうつすと、再び語り始めた。


「その時に、御加護がありますように、と、従えていた武器精霊の一人から剣を頂いての。それがこの短剣じゃ」


「そんな…大事な品。頂いてもよろしいのですか?」


村長は振り向いて言った。


「やるわけないじゃろうが!」


そう言うとボルダーの手元にある短剣を奪い返し、目くじらを立てた。


「貸すんじゃ!絶対に返せとレアドくんに伝えろ!王都直属騎士になった暁にはSS級の武具を貰えるだろう。その時に時の村へ帰ってこれを返せと伝えろ!」


短剣は再びボルダーの手元へ。

さっきよりも重量が増したような気がする短剣をじっと見つめた。


「ありがとうございます。お預かりします」


村長はうむ、と答えると、奥の部屋へ行ってしまった。


「必ず戻ります」


ーーー


「出てくる『エンビー』も、前よりも弱く感じるな」


グーラと共にクエストを受けたレアドは、自分の成長を確かに感じていた。

スキルや魔法抜きでの実戦闘は、あまり経験がなかったが、そこそこ上手く立ち回れていると思われた。


「なかなかやるね、レアド」


「そういうグーラは、僕の三倍は(ほふ)ってるけどね」


苦笑をうかべるグーラを観察するが、自分との違いを明確に感じない。


「…少し先輩の俺からアドバイスさせて頂くと、レアドは敵を、動作を目で判断しているようだけど、もっと先を予想しなくてはいけない」


グーラは何も無い方向に長剣を向けると、一気に走り抜け、ライン・フロッグが岩陰から出た瞬間に仕留めた。


「ど、どうやって」


レアドの困惑顔を見て、再び微笑を浮かべると、


「これは経験も物を言うんだけど、大切なのは知識さ。レアドはとても優秀な生徒だったみたいだし、この点は直ぐに押さえられるだろうね」


そう言うと、ライン・フロッグの習性を簡単に伝えた。

その通りにすると、レアドも顔を覗かせる瞬間ライン・フロッグを仕留めることが出来た。


「これは対人戦にも当てはまる。相手がどんな技を使うか、得意とすることはなにか…知識は力だ」


レアドは単純な疑問を口にした。


「じゃあ、情報のない相手…メリーナみたいなやつらにはどうするんだ?」


グーラは一瞬口ごもったが、はっきりと答えた。


「先程俺は、知識に関してはレアドはすぐに押さえられると言ったね。でもこちらは容易にはいかない」


レアドは喉を鳴らすと、答えを催促した。


「これは他言無用なんだけど…うん、直に王都直属騎士になるし、伝えてもいいかな」


グーラは突き出した岩を丁度椅子のようにして腰掛け、レアドにも座るように促した。


「騎士になってまずすることは、『心眼』の強化だ。これは体技に近いね。次の相手の動作を確率的に予測する力さ。これの習得方法は…取り敢えず落ち着くこと。心を深く鎮め、対象の脈動、視線、指使いまで、全てをじっくり観察する」


「観察…」


「そう、観察だ。先程レアドは俺の動きから何か学び取ろうと俺を観察していたね。しかし、何も得られなかった」


「そ、その通りだけど」


「『心眼』を習得する理由はそこにある。見えないものを見る。それが『心眼』さ。王都に来たならいくらでも訓練してあげるけど…」


グーラは直ぐに立ち上がり、洞窟の奥に長剣を投げた。

奥からゲゲッ!とライン・フロッグの断末魔が聞こえ、おそらく命中したのだと考えられる。


「今の話をしている時、俺はとても深くに心を置いていた。いずれはこんな芸当もできるようになるさ。レアドなら直ぐに」


レアドは震えた。

自分の知らない力の根源を会得(えとく)したい。

そんな気持ちに刈られた。

今まで鍛錬で(たかぶ)ったことばかりしていたが、これからはそれと真逆の鍛錬をつむことになる。


「ありがとうございます。グーラ」


ーーー


「これすごく可愛い!」


びでおげーむを探しに来たはずのリトーとフィリアだったが、フィリアの注目は(はや)くも逸れ、ぬいぐるみの方へと引き寄せられていた。


「これなんなの?じゃがいも?」


「違うよ!ころすけくんだよ!」


ころすけくんとは、エフォートビレッジで好評のじゃがいもコロッケ、ころすけを販売している屋台のマスコットキャラクターである。


「へー…全然知らなかったわ」


リトーがピリーに買っていたぬいぐるみはもっと可愛かったように思うが、それを顔には出さない。


「でももう一個持ってるし…あれ5000マントルもしたんだけどね、ミオが買ってくれたの」


嬉しそうに語るフィリアをみて、ホッコリしたリトーは、


「じゃあ私がこれを買ってあげる!持ってるやつとは違うやつでしょ?ならそのころすけくんも仲間が欲しいと思うよ!」


「いいの!?ありがとうリトねえ!」


そう言うとルンルン気分でレジに行ったリトーだったが、値札に6000マントルと書いていることに気づき、一瞬足を止めた。


ーーー


こうして5人の一日は終わり、夕食時には漏れなく全員集まっていた。

みんなで話を持ち寄って、(さかな)とした。

笑い話が一区切りすると、今後の旅の予定を組むことになった。

ディーム大陸から王都までの旅路に一際詳しいボルダーを中心として、議論が繰り広げられていた。


「リトーの嬢ちゃんが『ライフ』獲得を急ぐのもわかるが、今行っても命の無駄遣いだ。まずは避けて、力をつけてから再挑戦すべきだ」


「そうは言っても私あまり待てないのよ!毎晩おかしくなりそうで…」


「リトーさん落ち着いて。目的を達成するためには仕方の無いことなんだ」


「…っ…わかったわよ。その代わり!行く時はしっかりサポートしなさいよ」


レアドに宥められると、素直に聞いたリトーだが、いずれは『ライフ』を本格的に探すことになる。


「それはもちろんだ。それで、ボルダーさん。時の村を出たら次どこに行くんだ?」


近くで買ったディーム大陸の地図を広げ、一点を指さす。


「ここ、林檎川を超えた先、西の都市がある。ここはフィリア嬢とボウズと通った都市だな。西の都市はディーム大陸の中でも大きい方の都市だ。装備を整える、あるいは仲間探しはここでする。その近くに背伸び村がある。ここにもよっておきたい。ここでしか得られないものがある」


そう言うとその先を指さし、重々しくこう言った。


「ここは絶対に欠かせない。『過去の写鏡』…これを達成しなければ、残念ながらヘヴン海域は渡れない」


その顔には冷や汗というべきものが浮かんでいた。


「で、でもさボルダーさん。俺達そんなもの無くてもヘヴン海域渡れたぜ?なんで必要なんだ?」


「ヘヴン海域の海流は時計回り。私達は二つの島を通り過ぎた。それがブーツ島とオドール島。逆にディーム大陸側から出発する場合、バルボンド島とダム島を通ることになる。このうちダム島はとても危険だ」


「お父さん、なぜです?」


ボルダーは渋面を浮かべると、


「ダム島にはクレア王国がある。その国はとても危険思想を(はら)んでいて、悪い噂ばかりだ。黄金教徒との繋がりさえ噂されている」


「なるほど…」


今までの真剣な顔から一変、ボルダーは明るい口調で言った。


「そういえば!もうそろそろあれの時期だな」


「あ、確かに。お父さん…また出るんですか?」


「あれってなに?」


フィリアの純粋な疑問に美扇も乗っかった。


「あなたたち、生誕祭知らないの?」


「生誕?誰か亡くなったのか?」


「まあ、ミオウさんが言ってることもあながち間違いではありませんね」


そう言うとレアドが、騎士について語るように目を輝かせながら教えた。


「生誕祭!別名大闘技会!年に一度キマイラ各地から集まった豪傑(ごうけつ)達が争い、優勝を目指す大会です!」


「ほー、ボルダーさん毎年出てるんですか?」


ボルダーはいつになく燃えた目ではっきりと、


「ああ。今年こそは優勝を狙う!」


「ほぼ隠居のボルダーさんがそこまでして欲しい商品ってなんですか?」


得意げにレアドが答えた。


「なんと今年の優勝商品は…『破邪神のアンロックキー』です!」


アンロックキー!

それは欲しい気がする…

それに破邪神なんてカッコよすぎだろ!


「もちろん、魔法に関する知識も魔力量も、それなりでなければ扱えたもんじゃないですけどね。せいぜい幸運な適合者か、相当な魔法使いでなければ、宝の持ち腐れでしょう」


「それに、武器精霊は私のバルクレアもレアドのスピノスも…変なのばっかりだしねー」


リトーがそう呟くと、スピノスがレアドの意志に関係なく現れ、苦言を呈した。


「それ以上言ったら、どうなっちゃうんでしょうね〜」


「なによ、このすぴぴのぴが!」


リトーとスピノスはいつもの様に喧嘩をしているが、それを微笑ましく見つめ会議を進めた。


「そんで、それって言うのはいつ開催されんの?」


「丁度あと一ヶ月。余裕を持っていけばちょうどそれくらいには着くが…」


ボルダーは思案し、提案した。


「このままでは私は確実に今回も負ける。そこで、出場資格の年齢基準を満たしている、レアドとリトーにも参加してもらう」


2人は驚愕を顔に貼り付けたようにオーバーリアクションをとった。


「そそそ!そんな資格得られるわけないよ!先行落ちだよ!」


「そうよ!それに、痛いの嫌だし」


俺はそのパンフレットを受け取ると、『破邪神のアンロックキー』についての記述を朗読した。


「『破邪神のアンロックキー』…年に1度しか開かない破邪神の誕生地をいつでも開けることが出来る。中には常に暖かい食事、気候に適した室温、温泉、娯楽設備、なんでも揃っている…ね〜」


途端、拒否し続けていた二人は動きを止め、肯定し始めた。


「ま、いんじゃないかしら」


「やるだけやってみますかねッ!」


ノリノリじゃねえか…

俺、フィリア、ボルダー、スピノスは呆れの表情で二人を見つめた。


ーーー


もちろん、生誕祭に参加するのはキマイラ中の猛者達。

時は迫っている。

次回は西の都市目指して出発します。

並行して残り1ヶ月で始まる『生誕祭』の準備となります…

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