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メイドも私服は普通です

「で…本当に来たんですか」

ワンルームの僕の部屋に座るレジェホワのボーカル。

流石にメイド服は着ていないが、僕の部屋に女の子が住み着いているという現実に違和感しか覚えない。

「私嘘はつかないから。響也くんの事もいろいろ知ってるし」

「まず名乗ってもないのに名前知ってる時点で怪しさ満点ですよ」

「まあ色んな都合があろのさー。あ、私は歌和(ウタワ) 琴音(コトネ)、琴音って呼んでね」

「はぁ…」

会話は完全に琴音のペースだ。

琴音が僕の部屋に住む事に関しては反対ではない。

むしろ美少女ミュージシャンが住み込みしてくれる事は俺に色々と期待をくれる。そう、色々と。


「さて、料理でもしますか。響也くん、店で何も頼まなかったからね」

琴音はそう言うと旅行バッグの中からエプロンを取り出し、私服の上に纏う。

売れっ子バンドボーカルのエプロン姿なんて写真集以外ではまずお目にかかれないだろう。

友人が見たら卒倒ものだ。


「肉じゃがとシチューどっちがいい?」

「じゃあ、シチューで。材料大体揃ってますし」

「わかった、ちょっと待っててね」

琴音はそう告げると此方に背を向け料理を始めた。

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