表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

一人暮らしの高校生

「明日の学校帰り、例のメイド喫茶に寄ってみようかな」

僕はベッドの上でメイド喫茶の事を考えていた。

ぶっちゃけると、前々からメイド喫茶に興味はあったものの、そっちの世界はふしだらな気がして踏み込めなかった。

「でも、良いきっかけ…だし…」

考えている途中、急に睡魔に襲われ意識を手放した。


 眼が覚めると、日の出に出くわした様で周囲はうっすら明るかった。

時計を見ると時刻はAM5:37、 学校の始業が8:45なのでしばらく余裕があった。

「シャワーでも浴びよっと…」

そう呟くと、シャワールームに向かう。

僕は地方のとあるアパートで一人暮らしをしている。

一人でいる故に生活も厳しく、高校生のバイト代じゃとても賄えなかった。

何故一人暮らしなのかと言うと、まだ僕が幼い頃に交通事故で死んでしまったらしい。

その時の記憶が僕には無い、両親の記憶も…。


 シャワールームを出てドライヤーで髪を乾かす。

朝シャンというものは久々で、いい眠気覚ましになった。

リビングに戻ると家に買い置きしてある缶詰と、昨晩から炊いておいた米を食す。

それが済むと、時刻は7:32、ちょうどいい時間だ。

「行ってきます」

誰もいない部屋にそう呟き、学校へと向かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ