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episode01-14. 何でも屋組合

説明回です。最後の10行ほどを読めば、あとは飛ばしても問題ありません。

 閑散とした何でも屋(シーダー)組合の受付で、看板の一人であるイヴィオーナは暇をもてあましていた。


 何でも屋組合が忙しいのは朝と夕方、そして併設している喫茶店――酔っ払った連中がしょっちゅう暴れたため、居酒屋から喫茶店に改装された――のランチタイムと相場が決まっている。

 それでも普段なら、依頼の奪い合いが起こりにくい上級シーダーが重役出勤を決め込んでのんびりしていたり、依頼を持ち込んでくるものがちらほらといるものだが、今この時間に限っては目の前に広がるロビーに人影はなかった。

 喫茶店には10人ほど入っているが、そちらは今のイヴィオーナの管轄ではない。


 二つある受付のうち、もう片方にはクローズドの表示がなされ、二枚看板娘の片割れであるセリカは奥に引きこもっている。書類の整理をしているのだとは思うが、もしかするとお菓子をつまんでいるかもしれない。

 朝夕は開けっ放しにされている両開きのドアは閉められているが、建物内が静かなため、外の喧騒がガラスを抜けて聞こえてくる。

 何でも屋組合は行政区の外れにあり、かつ街のメインストリートに面しているため、扉一枚隔てた向こうを人々が忙しなく歩き、ひっきりなしに馬車が駆け抜けていく。

 外と内のギャップに、イヴォナは何度目か分からないため息を吐いた。


 何でも屋組合の両開きドアの上部に取り付けられたカウベルがからんと音を立てたのは、じっとしているのに飽きたイヴィオーナが、何でも屋たちが今朝受領していった依頼の再チェックをしている時だった。


「いらっしゃいませ、ようこそ何でも屋組あ…え?」


 顔を上げ、お決まりの台詞を述べるだけのはずが、イヴィオーナは最後まで言う事ができなかった。入ってきた二人組が、それほどまでに場違いだったからである。


 ◆ ◆ ◆


「ここか」


 『花に包まれた(フロス・フラウス)』から行政区のはずれまで歩いてきた玄江たちは、何でも屋組合を外から見上げる。2軒分の間口を持った。3階建ての石造りの建物。槍とモップの看板がぶらさがり、それとは別に組合の紋章旗が両開きの扉の脇に掲げられている。窓から中をちらりと覗くと、受付らしき女性がうつむいて書類を目で追っていた。


 玄江が扉を押し開く。取り付けられたカウベルがからんと音を立てた。


『いらっしゃいませ、ようこそ何でも屋組あ…え?』


 顔を上げた受付の女性が二人に見とれたのだろうか、ぽかんと口を開ける。

 いい加減こういった反応にも慣れてきた玄江は、苦笑すると女性の座るカウンターまで歩み寄った。

 受付の胸には、組合紋章入りのプレートがつけられている。横に書かれた文字はおそらく名前であろう。玄江は頭の中で昨日習ったばかりの文字表と照らし合わせる。イヴィオナ、もしくはイヴィオーナと読めた。


「すみません、シーダーについての説明と、規約や制限について伺いたいのですが」


 玄江が話しかけると、ぽーっとした表情となっていたイヴィオーナがはっとなる。ちゃんと聞こえていたのだろうか?玄江はちょっと不安になった。


『え?あ、はい!登録ね!』


 聞こえていなかったようだ。玄江が訂正するとイヴィオーナがわたわたと書類をひっくり返す。整理分類しておいていないのだろうか。玄江は別の意味で不安になった。


『えっと、規約について、ね?』

「はい。登録の前に確認しておこうかと。こういうのは珍しいですか?」

『たまにいるから大丈夫よ。ほとんどの人は登録処理中に聞くものだけどね』


 イヴィオーナが苦笑しながら答える。ため口のようなしゃべり方は、玄江たちの見た目が若いからだろうか。玄江は気にしない派なので特に指摘はしないが。


『ちょっと長いからそちらの卓に行きましょうか。セリカぁ、受付おねがーい!』


 建物の奥からはいはーいと返事が聞こえる。玄江たちとイヴィオーナは場所を移動し、椅子に座る。お茶はない。


『では、説明いたします』


 * * *


『まず、何でも屋(シーダー)とは何かから説明するわね』

『シーダーというのは、平たく言っちゃえば何でも屋よ』

『シーダーとして名を馳せた英雄や勇者は多くて、そういう人たちに憧れてやってくる人が多いんだけど、そういうのって本当にごくごく一部だけなの』

『現役の有名どころで言えば、ニール・スキール率いる"雅流の剣(サント・レスティア)"とかかしら。皇家や王家ともつながりを持ってるし、生きた英雄といったところね。でも実際には、上を目指す人の大半は道半ばで大怪我を負って引退したり、戦闘の最中に亡くなったりして、登り詰めることが出来るのはほんの一握りだけ』

『シーダーの登録者数は約200万人――まぁ、出稼ぎの人たちも含まれてるけど。それに対して上級・特級が合わせて三千人ちょっとしかいないって言えば、どれだけ難しいか分かるかしら』

『それに、これは若い子達に多いんだけど、依頼といえば華々しい戦闘って思っている子が多いのよね。でも実際にはそういうのはあまり多くないの。ちょっと考えれば分かることよね。どんな街だって獣避けを置いたり、街壁を建てたりして備えているから、対応しきれないような襲撃が、そうそう起こるわけないのに』

『なら、どんな依頼が多いかっていうと、大半は街の雑用的なものね。荷物持ちの手伝いとか職の存在しないようなちょっとしたこととか。がっかりした?』


 玄江はちょっと考えて「まぁ、多少は」と返す。ファンタジー世界も世知辛かった。


『次はシーダーの階級についてね。規約じゃなくて仕組みの話になっちゃうけど、ここを説明しておかないと分からないと思うから』

『シーダーの階級は、下から順に初級、下級、中級、上級、特級と分かれてて、下級から上級はさらに三段階に分かれてるの。全部で11段階ってことね』

『依頼については初級から特級の5段階になってるわ。中級なり立てが上級に近い中級向けの依頼を間違って受けちゃったりしないように、ある程度の目安も書かれるから基本的には安心していいわ』

『初級と中級の依頼には点数が設定されてて、依頼をこなして一定以上に点数をためることで、階級を上げていくの。初級から下級、下級から中級、中級から上級にあがる際は昇格試験があるわ。あと、この点数は支部ごとに管理されているから、拠点を変更するときは引継ぎの手続きが必要になるから注意ね』

『初級の依頼は一律1点扱い。20点、つまり依頼を20件こなしたら、下級の昇格試験よ。まぁここはそんなに難しくないわ。むしろ素行が悪いとか態度がなってないとかの理由で落とされる人のほうが多いくらい。そもそも暴れたいだけなら軍か傭兵にでも行けばいいのよ。って、あなたに愚痴っても仕方ないわね』

『下級と中級の間は100点ごとに階級が上がってくわ。中級だとひとつの依頼で5点とかもあるわね。ずいぶん先の話になるけど、上級以上は点数制はなくなって、実績に応じて階級が上がるの』

『もっとも、中級以上ともなると依頼の数自体が多くない上、長期の依頼も増えるから、点数がたまるのに平均でも二年から三年。人によっては五年以上かかったり、引退するまで上級に上がれないなんてことも多いわね。もっとも、中級でも一回の依頼で一ヶ月食べていけるくらいの報酬を得たりするから、食うに困るということはないけれど…』

『階級についてはこんなところかしら。ここまでで質問は?』

「それぞれの代表的な依頼ってどういうものがありますか?」

『そうね…そっちの依頼掲示板を見てもらえば手っ取り早いんだけど、初級、つまり新人のうちは、ぎっくり腰のおじさんの代わりに買い物とか、商会の棚卸しのお手伝いとか、街中での仕事ばっかりね」

『下級だと、独り立ちしちゃった弟子の代わりに森まで薬草を取りに行くとか、私兵団の演習の荷物持ちとか、街の外に出る仕事ね。下級までは出稼ぎのおじさんたちも多いから危険な仕事はほとんどないわ』

『中級からようやく、戦闘を前提とした仕事ね。契約傭兵を持てない貧乏行商人の護衛とか、森の奥での生態調査とか。領主様の私兵の手が回らない地域だと野盗の討伐なんかもあるわね』

『上級以上となると、危険な仕事全部、かしら。単独で紋章獣と渡り合うとか、文字通り一騎当千の人たちばっかりだしね。少し前に、未踏地域の調査という依頼があったわ』


『次は、依頼の報酬かしらね。当然だけど組合を通す以上、依頼の受諾者が報酬のすべてを得られるわけではないわ。報酬の4分の1を手数料として組合が徴収してるわ。知らずに登録に来る人は高いと思うそうだけど、基本的に組合の収入ってのはこれしかないから仕方ないのよ。私たちの給料を払ってもらうためには仕方ないことなのよ』

『もちろん組合を通さずに直接依頼を受けることも可能よ。でも、知った人相手以外から受けることはお勧めしないわ。そういうのは大体相手を騙そうとしているものばかりだしね。組合を通した依頼ってのは組合が報酬を保障するということでもあるわ』

『あとは、組合を通した依頼には相場より極端に安い依頼がないってのも、利点かしらね』


『報酬の次は、受諾者死亡以外での依頼失敗時の罰則について、ね』

『依頼を失敗すると、中級以下だと基本的には罰金が報酬予定額の4分の1、達成点数の3倍の数字が点数から引かれるというのが罰則になるわ。上級以上は依頼者と直接交渉の場合がほとんどね。他にはあらかじめ失敗時の罰則が盛り込まれた依頼というのもあるわね。無理難題を巧妙に押し付けて賠償金をせしめようとする依頼者も過去にはいたから、そこは注意ね。もっとも、そういうことをする人はだいたい依頼拒否一覧行きになるんだけど』

『まぁ、買い物とか荷物持ちで失敗することなんてまずないから、初級、下級のうちはそんなに気にすることでもないわね』


『次に、シーダーの義務についてね』

『原則として、シーダーは三年に一度、登録証の更新をする必要があるの』

『これは、人知れず亡くなった方がいつまでも登録者表に残り続けるのを防いだり、シーダーの登録を行った後犯罪を犯した者を排除したりって目的があって実施しているの』

『そしてシーダーは中級に上がると、組合からの要請に参加する義務が生じるわ』

『要請の内容はいくつかあるけど、その中でも重要なのが調停軍と大侵攻防衛のふたつ』

「調停軍?」

『ええ、これは組合の存在意義とも言えるもので…ところで、あなたは組合の成り立ちについて知ってる?」

「いえ、残念ながら知らないです」

『ならそこから説明するわね。シーダー組合は英雄フェルイジが当時の七大国の承認のもと、約400年前に設立したのが始まりよ。その際の取り決めはいくつかあるけど、そのうちのひとつがシーダーの戦争の不参加と、シーダーによる戦争終結後の監視。戦争終結後には、復興が必要なのは分かるわよね?」

「はい」

『復興中は当然ながら街は荒れた状態よ。そして防衛をつかさどる軍も疲弊した状態。防衛力の低下した街というのは犯罪者からすれば格好の獲物となるわけ。他にも、傭兵が略奪に走るということもあるわね。で、そういったものに対する抑止力となるのが、シーダー組合が組織する調停軍というわけよ。敗戦国からすれば、民を守る最後の砦といったところかしら』

 なるほど、国連の平和維持軍みたいなものかと玄江は考える。

『中級以上は大体20万人。全体の一割くらいね。調停軍を組織する際は、当事国近辺から集めるから、数千人規模ってとこよ。少ないように見えるかもしれないけど、そもそも騎士団や軍と争うわけではなくて、秩序の維持のお手伝いなのだからそのくらいでも問題ないのよ。それに騎士団や軍が調停軍に手を出すということは、七大国を含む組合憲章の加盟国すべてに対して弓を引くということだわ。そんなことをしたら戦勝国であるはずがあっという間に地図上から消えることになるわね」

「なるほど」

 それに、とイヴィオーナは続ける。

『調停軍には必ず特級の人が参加するの。一騎当千の彼らが参加することで、調停軍は万に匹敵する戦力となるのよ。あとは特級の人見たさに集まる人もいるから、ほっといても人数は集まるんだけどね』

 特級とは、一種のアイドルでもあるのだろう。

『で、もうひとつの大侵攻防衛ね』

『これは主に、境界三国の話になるんだけど、西に広がる未踏領域からは数年から数十年に一度程度の割合で、紋章獣とかが大量に侵攻してくることがあるの。原因はいまだに分かってないんだけどね。その数は、数万から数十万とも言われ、一国の軍だけで支えきれるようなものじゃないから、国からの要請に応じてシーダーも防衛に参加するのよ』

『大侵攻じゃなくても、未踏領域に近い場所は大型の獣や紋章獣が多いから、中級以上の人の数も多いわね。って今は関係ない話だったわね』


 ドアベルがカランと鳴る。

『いらっしゃいませぇ』

 イヴィオーナの代わりに受付に入っていたセリカが挨拶する。術師だろうか、細工の凝らされた細い杖を持っている。


『続いて、組合所属の特典についてよ。これが最後ね』

 入ってきた人物をちらりと見て、イヴィオーナは説明を続ける。

『シーダー組合は、シーダーの利用する施設や店舗と提携してて、割引などの特典を得ることができるの。シーダー向けの宿屋は特に喜ばれるわね』

『他にも登録証を提示すれば街の出入りの通行税もかからないことが多いわ。これは領主との契約になるから場所によってまちまちだけど。ここフィラートは無料ね。この辺を狙って登録している人もいるわね』

『あと何があったかしら?ああ、そうそう、武器や金属鎧も買えるようになるわ。革鎧や短剣、鉈くらいなら普通の人でも買えるけど、長剣とかになるとうちとか狩猟組合、あとは領主様の私兵か領軍に所属しないと買えないの。危ないからね。すでに剣を持ってる君には必要ないかもだけど、うちの場合は中級に上がるときに講義をして、それからになるけどね』

『中級以上は裏手にある修練場も使えるようになるわ』

『着の身着のままでやってきて登録、なんて人もいるから泊まり場所として2階の大部屋を開放しているけど…使うときは自己責任だから、登録してもあまりお勧めできないわね』

 イヴィオーナが視線をアルマに向けて言う。組合施設だけに滅多なことでは争いが起こることはない。しかし、荒くれ者どもの下種な視線までは抑えることができない。そういったことを懸念しての発言だ。


『説明はこんなとこかしら。ご質問は?』


 ここまで聞いた範囲では、玄江の想像する冒険者のイメージと大体一致していた。となるとそのイメージの中で説明されていないことを聞いていけばいい。


「指名依頼とかありますか?」

『もちろんあるわよ。特に買出しの代理とかは多いわね』

「指名依頼を断ることは出来ますか?例えば依頼主が領主様の場合でも」

『うーん、また極端な例ね。断ることは出来るけど、印象が悪くなるからあまり断らないほうがいいわ。うちの領主様はそんなことないけど、中には因縁をつけてくる人もいるし』

「なるほど…ちなみにここの領主様ってどのような方ですか?しばらくこの街にとどまろうかと思っているのですが」


 リスクはあるものの、断ることは出来るようだ。ついでとばかりに領民から人となりも確認する。


『そうねぇ。少なくとも悪い人ではないわ。私兵の人たちも真面目な人たちばかりだし、治安はいいほうだと思うわ。あ、でも、娘のエヴィリーナ様には甘くて、結構無駄遣いしてるとは聞いたわね。領主様も仕事を離れると、モノで娘の気を引こうとして嫌われるダメ親父だってスタキッレおじさんが笑ってたわ』


 どうやら娘に距離を置かれているかもという推測は当たっていたらしい。そのことが逆に、親しみやすさを演出しているようだ。


「領主様も人の子、ということですね。ありがとうございます」

『私たちからすれば街が平和で暮らしやすければ、それでいいんだけどね』

「それで次の質問ですが、階級を飛び越えることはできないのですか?」

『できるわよ。いくつか方法はあってね』

『ひとつは、それだけの力を持っていると誰かに証明してもらうこと。貴族の推薦などね』

『もうひとつは、自分で力を示すこと。それこそ紋章獣を狩ってくるとかね。紋章獣は基本的に上級扱いだから。とはいえ、自分の階級以上の依頼は受けれないから、自己責任での討伐となるけど。もし紋章獣を狩って来たなら、それだけで昇格試験をとばして中級になれるわね。ほかにも狩ってきた獣に応じて決められているわ。師匠付きの弟子の鍛錬や、領軍からシーダーへ転向した場合などに用いられる方法ね』

「弟子の鍛錬?」

『師匠を持ってるってことは、それなりに鍛錬を積んでいるってことだから。その上で、師匠から中級の1まであがること、といった課題を出されて登録に来る人ってのもいるのよ』

「なるほど。修行と金稼ぎと兼ねているんですね」

『そういうこと。実は先日、まさに師匠から課題として言い渡された人の受け売りなんだけどね』

「あぁ、実例だったんですね。ところで、獣を狩ってきた場合の素材買取とかはしていますか」

『うちじゃしてないわ。信頼できるなめし工とか肉屋さんとかに直接卸してもらってる。知り合いがいなかったら商業組合の総合買取ね』

「あ、そっちになるんですね」

『うちで全部やっちゃ、職人さん達はおまんまの食い上げになっちゃうわ。それに毛皮やお肉がいくらになるか、なんてまでやってたら私たちが家に帰る暇なんてなくなっちゃうしね。で、どう?登録する?』

「うーん…」


 玄江は悩む。特典は結構おいしそうだ。といっても、手元には一年分の生活費くらいがある。割引や通行税の免除といってもそんなに大きな学ではないだろう。

 急いで登録する必要性は感じない。

 玄江はそう判断した。


「いえ、やっぱりやめておきます。丁寧な説明ありがとうございました」

『あら、残念。気が変わったらいらっしゃい』


 丁寧にお礼を述べて玄江たちは何でも屋(シーダー)組合を後にする。

 ふと振り向くとイヴィオーナとセリカが手を振っていた。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

今回、規則を口頭で説明したのは、玄江達がこちらの言語の読み書きができないからです。

規則集が読めたなら要約で済みました(それはそれで味気ないですが)


ご意見・ご感想お待ちしています。評価をいただけるとうれしいです。

episode01は隔日更新でお届けします。次回更新は5月3日18時頃を予定しています。


…ところで、他の作者様の作品を読んでいたら、隔日更新は不評との言葉が(震え声)

もしかして、失敗した?

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