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作者: えいりんご
掲載日:2026/03/01

この窮屈な世界で生きる意味を探している。


何のために生きているのか、その理由が知りたい。


他の人達のように、特にやりたいことがない私は、それを探す日々だ。


ぼーっとしていると、どうしても考えてしまう。


とうとう限界が来てしまう。


小さなことの積み重ねで、私の心は崩壊寸前だった。


何かしなくてはと家を飛び出す。


心地よい風が吹いているが、今の私には孤独の象徴に感じられた。


「本当、何のために生きてるんだろう。」


そう口から零れたとき、目に涙が溢れていた。


この言葉をずっと言わないようにしていた。


言ってしまったら、自分の中の何かが壊れてしまいそうだったから。


追い詰められていたからか、自滅してしまった。


もう本当に、生きている意味はないな。


死ぬのを待つのではなく、自分から死のう。


いつの間にか、私はビルの屋上にいた。


外に出た瞬間から、私の人生が終わることは決まっていたのかもしれない。


柵の向こう側へ行く。


一歩踏み出してしまえば、簡単に……。


そのとき、急に強い揺れを感じた。


かなり大きい揺れだ。


私は今から死ぬことも忘れ、必死に柵にしがみ付いた。


揺れは収まったが、私はもう助からない。


柵を掴んではいるが、足はもう宙に浮いている。


柵にぶら下がっているのだ。


ここから這い上がる力は、私にはなかった。


停電が起き、辺りが真っ暗になる。


私の目の前にいつもならありえない光景が広がった。


いつもは街の光で見えない星がたくさん見える。


綺麗だな。


屋上にいるから、手を伸ばせば届くかもしれない。


私は、星に手を伸ばす。


が、届くはずもなく星は遠のいていった。

エモい話を書きたいと思って書き始めたんだけど…あれ?

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― 新着の感想 ―
なんか詩のようになってしまいあれ?ってなりました。死を題材にするって難しいですよね。私は死ぬことが凄く怖いです。死んだらこの自分の意識や想いはどうなるんだろうと。記憶がなくなって生まれ変わるのだろうか…
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