表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

空色デイズ -音のない世界の中心で-

作者:平木明日香

生まれつきの完全な聴覚障害を持つ橘ゆいは、幼少期から周囲とのズレを感じながら生きてきた。学校では「特別扱い」されることで孤立し、やがて陰湿ないじめを受けるようになる。どれだけ努力しても「普通の世界」で生きることはできない。そう確信したゆいは、「まともに生きていけないなら、違う道を歩むしかない」と考えるようになる。

そんな彼女の唯一の理解者が、天才ピアニスト・峯岸蒼一郎だった。音楽の才能を持つ彼は、周囲から「天才」としてしか見られず、そんな中でただ彼自身を見つめてくれるゆいに惹かれていった。しかし、ゆいにとって「音楽」は無意味だった。どれだけ素晴らしい旋律を奏でても、自分には届かない。ただ静寂の世界が広がるだけだった。

ある日、ゆいは「普通の社会」から完全に背を向け、神戸の裏社会で活動する女性暴走族『真里亞』の二代目総長、司美柑と出会う。圧倒的なカリスマ性と暴力による支配で裏社会に君臨する美柑の姿に、ゆいは「本当の強さ」を見出し、彼女の元に身を寄せることを決める。

しかし、真里亞で生きるには「覚悟」が必要だった。彼女が風俗嬢として働くことを申し出ると、「処女はダメだ」と一蹴される。「男を知っていない女をウチの商売には採用できない」と告げられた彼女は、処女を捨てることで「資格」を得ようと考える。

そこでゆいが選んだ相手は、蒼一郎だった。

幼い頃からの幼馴染であり、唯一自分を対等に扱ってくれた彼。ゆいにとって、彼と関係を持つことに特別な意味はなかった。ただの通過儀礼に過ぎない。「私を抱いて」と彼に告げたとき、蒼一郎がどんな表情をするかも気にしていなかった。

しかし、蒼一郎は拒絶した。
音のない世界
第1話
2025/02/11 22:44
第2話
2025/02/13 00:35
第3話
2025/02/14 00:20
第4話
2025/02/15 00:22
第5話
2025/02/15 21:54
第6話
2025/02/16 14:19
第7話
2025/02/17 20:55
第8話
2025/02/18 16:41
第9話
2025/02/19 13:15
第10話
2025/02/19 23:41
第11話
2025/02/19 23:52
第12話
2025/02/20 00:10
第13話
2025/02/20 00:20
第14話
2025/02/20 00:47
第15話
2025/02/20 00:54
第16話
2025/02/20 00:58
第17話
2025/02/20 01:09
第18話
2025/02/21 08:55
第19話
2025/02/21 09:30
夜の街の子
第20話
2025/02/21 21:04
第21話
2025/02/21 21:16
第22話
2025/02/22 01:00
第23話
2025/02/22 01:05
第24話
2025/02/22 01:10
第25話
2025/02/22 20:10
第26話
2025/02/22 20:33
第27話
2025/02/22 20:59
第28話
2025/02/22 21:33
第29話
2025/02/22 22:02
第30話
2025/02/22 22:35
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ