転 ❷
「ん゛ー..あ゙ァァァァ..暇ねぇ..」
私は椅子に座りながら体を伸ばした
「..散歩しようかしらまだこの艦を全部知れてるわけじゃないからね」
コツンコツンコツンコツ
「ここが機関室か..」
グォォォォォォォォォォォォォォォ
「うるせェェェェェェェェ」
コツンコツンコツンコツン
「ここが通信室..たくさん機械があるわね」
ワガ.........ハ....ウヒガ....ワオキ.....イ....ホウコウ........................タイオカク.......セ....リ
クリ........ス
ワ...カ......イハ....トウ......シガワオキ..........ジホウコ...........キベイ..........イオカク............リ
コ.....ヲ.............ガカン.......ガ......ヲミ...ナミ......ウ......ス
「この音は..通信?かしら..何言ってるのか全くわからないわ...」
コツンコツンコツコツ...
「ここが砲塔かぁ..」
砲弾ゆっくり運べよー!
イエッサー!
「砲弾...ホロよりおおきいわね..」
砲塔の調子はどうだー?
良好でーす
「重々しく動くの..ロマンね...」
コツコツコツコツ...
「ここは..何回も来たことあるわね」
グツグツグツ...
「今日の夕飯はカレーかしら..ジュルリ」
コツコツコツコツ..
「最後は...艦橋の司令室」
ギィィィィィィィィ
「居たぁぁぁ!」
「え...?」
「探したんですよ!」
「え..あごめんナサイ」
「まあ...いいですよ..それより!謎の通信が入ったんですよ!」
「謎の通信?もしかして途切れ途切れでなんか言ってるやつかしら?」
「それです!まさしく..てかなんで知ってるのに報告に来なかったですか!ちゃんとしてくださいよ!あなたそれでも大将位でしょう!」
「ゴメンナサイ..」
肩をすぼめた霊夢
呆れた目で見る海軍士官
「はぁ...まぁ今はいいです、それよりこの通信どう思います?」
「そうね…途切れ途切れなのは置いておいてなんだかぎこちない日本語よね…多分、いやこれは我々を誘導するために使われた米帝の策略よ!よって進路そのまま魔理沙率いる艦隊に合流よ!」
「了解!進路そのまま進めぇ!」
「Звук разрушающейся дружбы и доверия.」に続く