起 共通 始まりの物語
この物語は史実とは全く関係がありません。
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霞ヶ関 海軍省本部
やぁ、私の名前は霧雨魔理沙だ。帝国海軍のーーーーをやっているぜ。我が大日本帝国は窮地に立たされている。この状況になってしまった根元はMI作戦の結果を失敗というものにしてしまったからだと思う。MI作戦では大日本帝国は主力空母4隻と重巡洋艦1隻を失い、総勢3,000人を超える兵士が戦死した。この戦果は人的資源も資源も乏しい我が国には相当な傷手になってしまった。
しかし大日本帝国の不屈の精神はこんなことでは折れない。そこで次なる戦いの地をガダルカナル島とし、不本意だが陸軍と連携するための会議を行うために、市ヶ谷にある陸軍省に向かっているところだ。
同時刻 市ヶ谷 陸軍省本部
こんにちは、私は大日本帝国陸軍、ーー博麗霊夢よ。私は魔理沙がこちらへ来次第を行う会議する予定なの。先の海戦で大損害を受けた海軍が陸軍に協力を仰いできてね。きっと海軍のケツを拭くことになるのは分かってるけど、ほんとに海軍省は火力至上主義者の集まりね。まぁこれを海軍の前で言ったら戦艦長門の主砲41サンチ連装砲の試射をするから観測してくれと言ってこの陸軍省が破壊されるかも知れないし、下手なことは言わないようにしないと..
コンコン
来たようね、入っていいわよ。
数分前陸軍省本部 門前
門番「おいそこの金髪、止まれ。名前と所属、そして階級を言え。」
魔理沙「貴様私に楯突こうというのか。私はーーーー霧雨魔理沙だぞ。」
門番「霧雨...魔理沙ッ!?....わかりました。ご無礼お許しください。今日はいかがなしたのでしょうか。」
魔理沙「早く開けろ。」
門番「..開けます」
ギギギ.....
門番「魔理沙ーーーーがお通りだ!道を開けろ!」
コッコッ.....
門番「敬礼!」
コツコツコツ....
私は陸軍の表向きだけの敬礼と氷柱のように冷たく鋭い視線を背中に浴びながら本部に入っていった。
コンコンガチャ
霊夢「入っていいわよ」
霊夢「よく来たわね。魔理沙、いや【魔理沙海軍大将】」
夕日に照らされた髪と制服はは朱色輝き、燃え盛る炎のような目の色をしたをした少女、「霊夢」は言った。
魔理沙「まさかこんなことなるとはな。【霊夢陸軍大将】」
夕日に照らされてもなお黄色く髪を持ち、闇夜に光る狩人
霊夢「とりあえぞそこに座って。」
私魔理沙は指定された椅子に座った。
この2人は国民学校時代からの仲でそれぞれ陸海軍に分かれ、正式に入隊した以来初めてあったのだ。
魔理沙「状況はわかっているな。」
霊夢「もちろん。先の戦争で連合軍はは我々にグアム島、フィッリピン、蘭領東印、シンガポール、ビルマ等を明け渡し、さらに真珠湾奇襲攻撃で米軍に大損害を与えさらに連戦連勝を重ねた。しかしそれは連合軍の「反撃までの準備期間」でしかなかった。」
霊夢「それを自覚したのがミッドウェー海戦よね。」
魔理沙「あぁそうだ。ミッドウェー海戦で我々海軍は参戦した空母赤城、加賀、飛龍、蒼龍のすべてを失い、重巡洋艦三隈、そして3000人近くの同胞を失った。」
霊夢「それを聞いたあんたはこれ以上海軍単独で戦えば負けに近づくと悟り、陸軍と連携して次なる戦いに備えようとしているのよね。」
魔理沙「全部筒抜けだった、か」
霊夢 「そうだ、まだ聞いてなかったけど、次なる戦いの場はどこと決めているの?」
魔理沙「ソロモン諸島最大の島ガダルカナル島だ。」
「命よりも思い兵站が大事だ」と米軍は考えるに、島に飛行場や前哨基地を作り超大軍団を駐屯させていると予想する」
霊夢「ガダルカナル島...別名餓島..ミッドウェー海戦直後に米軍に奪取された...最大の島だけあって地形が多種多様で進軍するのは困難ね…まぁ海兵隊より陸軍の方が陸上戦闘は慣れているわ。」
魔理沙「大した戦果を上げてない陸軍に言われたくないね。」
魔理沙は顔を赤らめ少々怒りげに言い返した
霊夢「そうムキにならない方がいいわ。」
霊夢が、冷静さを保ち更に軽く煽るような声でなだめた。
これに反論しようとしたが、霊夢はそれを言う前に
霊夢「それで、いつ準備を開始するのよ。流石に明日とか言わないわよね。」
と言った。
一度深呼吸をした魔理沙は
魔理沙「そうだ明日だ。」
と答えた。
霊夢「ほんっとあんたは昔から…」
私達の会議は日が落ちても終わらなかった。
数週間後「米滅餓島作戦」が開始された。
概要は
1.陸海軍共同で周辺島々の制圧をする
2.その後に準備を整え餓島を制圧する
・この作戦の勝敗で今後の作戦が変わっていくため、大将レベル直々に戦地に出向き指揮をする。
・作戦から外れる時、必ず連絡をすること
であった
こんにちは、読者さん
まず、読んでくれてありがとうございました
ここから霊夢視点、魔理沙視点に分かれていきます
では次の作品出会いましょう
評価等よろしくお願いいたします