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11、(3)看病

公元3年1月12日、火曜日、曇り。


本当に油断した。


長期にわたって魔力が低下している状態にいると、免疫力まで低下するとは思わなかった。昨夜、アリスが地下室から私を呼び起こした時、彼女の涙ぐんだ顔を見て、自分のシャツが汗でびっしょりになっていることに気づいた。


ふらふらと立ち上がり、頭もぼんやりして、いつまた倒れてもおかしくない。


ただの魔力の消耗の後遺症だとは思えない、ふと、私が風邪をひいたのかもしれないと気がついた。


そこで、今日は休業の看板を出し、布団にくるまって震えていた。


転生してから、一度も病気になったことがなかった。


アリスはあたふたと部屋の掃除をしながら、キッチンで煮ているスープの世話をしていた。


「料理は私に任せろ」と言ったけれど、アリスにきっぱりと断られた。


「お兄ちゃん、ゆっくり休んで。これくらい、アリスにもできるから。」


ベッドに横たわり、目の端でマルがドアを少し開けて私をこっそり見ているのを見た。その下には少しの白髪と緑の瞳が見える、カロナだ。今朝、芽子とリサナも見舞いに来てくれたし、村長も慰問に来た。


もう、私を少し休ませてくれよ。


目を閉じると、すぐに深い眠りに落ちた。


この時の夢はあまり良くなく、夢というよりも過去の記録の再生のようだった。


会社の天井から吊るされた縄、空中で揺れる硬直した身体、背景は血の赤と抑圧的な黒。


嘲笑と讥笑、迷いと悲しみ、空気は様々な感情で満ちていた。


一つ一つの奇怪で醜い顔が私の前で邪悪に笑い、歪んで、悪鬼に変わった。


この野郎ども、この世界に来ても私を放っておかないのか?


歯を食いしばろうとしたその時、突然理由もなく落ち着いた。


冷や汗が跡形もなく消え、心の不安も煙のように散った。


ゆっくりと目を開けると、アリスが湿ったタオルで一生懸命に私の顔の汗を拭いているのが見えた。


深く息を吸い込み、どれだけ寝たのかわからないが、温かいスープがもう用意されていた。


「ごめんね、マルもお兄ちゃんの様子を見たかったから、勝手に……」


もう一方を見ると、銀色のマルが私のそばで悲しげに眠っていた。


それを撫でると、目を覚ましたマルが優しく私の手を舐めた。


最終的に、私たち三人で温かいスープを一緒に飲んだ。

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