あの日、未来の花嫁を名乗る暴力美少女は、うだつのあがらない俺の顔を殴った。キスをして欲しかった。

高校二年生になったタケルはつまらない日常を過ごす。淡々とした情熱のない毎日を送っていた。
始業式の日、自分の花嫁を名乗る少女、神宮寺ツバサと出会う。
彼女は人が持つ可能性が視えるらしい。そしてタケルをつまらない人間から面白い人間にするのだと言う。
ツバサは「放課後解放軍（仮）」を結成して、人の悩みを解決する傍、面白いことをいっぱい集めようとする。
ちょっと不思議でちょっといびつな学園物語。